すっきりさわやか4時起床。
パソコンでニュースチェック。
全国中学生レスリング選手権 速報。
金沢ジュニアクラブは、3年生の清水こうき君と、2年生の川井ゆかこさんが3位。
惜しい!
試合ビデオを見ながら、敗因分析と、今後の課題を見つけ出してほしい。
清水君は、高校進学してからの飛躍も期待される。
技術は申し分ないが、まだまだ体力は付いていない。
これまでは、伸び盛りの中学生ということで、追い込むほどの体力トレーニングをしてこなかった。
成長期。
ここ1年でさらに体格も良くなり、体重も筋力も増えるだろう。
高校生になったら、を目標に、少しずつ、地道な体力トレーニングを繰り返してもらいたい。
午前6時、百坂町の自宅を出発。
自分で運転し、一路、東京へ。
北陸自動車道〜東海北陸自動車道〜東海外環〜中央道〜首都高速。
6時間。
東海北陸自動車道の岐阜の長いトンネルを抜けて、太平洋側に出ると一気に晴れ間が。
やっぱり表日本だなぁ。
途中、ガソリン給油。
そのサービスエリアで、岐阜名産の「鳥味噌煮込み」を購入。
キャベツで炒めると、これがまたおいしいんだなぁ!
で、これまた岐阜名物の「飛騨牛コロッケ」をレストランで注文すると、
「作り置きしてないのよ、今から揚げるから、3分ほどかかりますよ、いい?」
と、問われ、
「もちろん良いですよ!」
と、柿もなかアイスを食べながら、待つこと3分。
これがまった、抜群に美味しいコロッケ。
最近のサービスエリア、地元名産品を積極的に売り出していて、食べ歩きするのが楽しみだ!
朝ごはんをしっかり食べて、気持ちを入れ直して、ドライブ再開。
ちょうどお昼の12時15分に国会到着し、そのまま国対に入る。
国対では、
・ 菅総理の辞職時期
・ 所得税、地方税抜き出し法案の処置
・ 公債特例法をどうするか?
などについて意見交換。
俺からは、
「明日、障害者虐待防止法が、委員長提案で全会一致で成立することになりました。尾辻厚生労働臣以来の懸案であり、立法化作業をしてきた当事者としてお礼申し上げます!」
と、お礼申し上げる。
さらに、
「放射性物質に暴露された瓦礫や土壌や水の処理、廃棄物処理の法律はありません。これは大問題であり、速やかに立法化作業を済ませ、廃棄物処理方針を立てて、技術指針や中間貯蔵、最終処分方針を示さなければなりません。まだ与党はその方針を与党は出していません。自民党では私が事務局長として、環境部会の田中部会長の意見も伺いながら調整中です!」
と、報告。
「どうしてそういうことになってるの?」
との逢沢委員長の質問には、
「与党の調整不足です。各省庁が綱引きをしています。そんな面倒なことうちではやりたくないよ、ってなもんです。ちなみに、12年前にダイオキシン類特別措置法を議員立法で調整した時も、霞が関は同様な空気でした。」
と、お伝えする。
明日、自民党チームで政治調整することになっている。
与党がやらないならば、どんどん提案をしていきたい。
午後1時過ぎまで執務。
北村克哉選手(ドンキホーテ所属・専修大学出身)から連絡が入る。
ドーピングに違反し、2年間資格停止の報告がJADAから届いた、と。
どうしましょうか、と。
検出されたのは、筋肉増強剤の一種。
A検体も、B検体も陽性。
「で、どうして?」
「海外から購入したサプリメントに入っていたとしか考えられません!」
「そのサプリメントを摂取するときに、ドクターに相談しましたか、事前に?」
「・・・していません。」
「それは、アウトだな。意図的であろうがなかろうが、検出されたらアウト。ましてや、ドクターに相談せずに海外から取り寄せたサプリメントを摂取していたとすれば、自己管理責任も問われます。無知。」
「はい、自分の無知でした、すみません。」
「聴聞会を経てJADAの方針が出たならば、その方針にはレスリング協会も従いますよ。おそらく25日の理事会で報告されるはずです。俺は、克哉の恩師でもあり、レスリング協会の副会長でもあるわけだから、公平公正な判断をします。」
「わかりました。」
「2年間資格停止というJADAの判断を理事会が受け入れると、ロンドン五輪はアウトです。今後のことでどうするかの相談があるならば、いつでも連絡しなさい!」
「わかりました!」
と、いうことで、残念極まりない事件。
日本レスリング協会としても、アンチドーピング活動に協力してきたが、選手への指導に、もしかしたらまだまだ抜かりがあったのかもしれない。
まさか、こんなサプリメントに筋肉増強剤が成分として入っていたかどうかなんて、意識の低い選手にはわからない。
だからこそ、ドクターに相談して摂取しなければならないのに、その徹底がなかった。
協会の反省もあろう。
北村も、トップレベルの選手として、恥ずかしい事態。
反省をし、処分を受け入れ、今後のことを考えてほしい。
午後1時、自宅に戻り、練習着に着替え、専修大学体育寮へ。
3限目の授業が終わり、体育寮入り口で待っていた荻原健太と、池澤俊介をピックアップ。
二人を連れて、埼玉県へと、東北道を北上。
加須インターで降りて、花咲徳栄高校へ。
選手スカウト。
そして、合同練習。
荻原は3年生、池澤は2年生。
池澤は、花咲徳栄高校出身。
恩師の高坂先生の叱咤激励を受けながら、一生懸命スパーリング。
俺も、高校生の中に入ってスパーリングで汗を流す。
さすがに鍛え抜かれた選手諸君であり、週末の試合前とはいえ、中身の濃い練習。
全国制覇に向けて頑張ってほしい。
霞ヶ浦高校、秋田商業高校、いなべ総合高校がライバルかな?
午後7時練習終了。
シャワーを浴びて、荻原と池澤を乗せて大学へ。
戻る途中に、川崎市のデニーズで、晩御飯。
明日は、大学春季新人戦の計量。
頑張ってほしい。
二人を体育寮に送り届け、午後10時過ぎに自宅に戻る。
まだ自宅リビングの明かりはついている。
一生懸命、テレビドラマ(鈴木先生)を見ながら、絵を描いているおりんさん。
「あれ、おりんさんまだ起きてるの?」
「明日は、中学校の創立記念日で休みなんだ!」
「あ、そっか、でも、11時になったら寝なきゃだめよ!」
「はぁ〜〜い!」
とか言いながら、パパはニュースを見ながら缶ビールを飲んで、バタンキュー(死語)。