平成23年
6月9日(木)
4時起床、ニュースチェック。
菅総理が、国会大幅延長を延命策に使ってきているようだ。
不信任決議案は一国会に一回しか使えない。
大多数で否決したのだから、あとは、一定のめどがつくまで責任を果たす=辞めるつもりはない、ということ。
そのことが透けて見えてきた民主党内からも、自民党内からも、公明党からも、会期大幅延長の声がピタッと止んだ。
「いったん22日の会期末で終えよう。 その直後に民主党内で代表選をしてもらって、そのあとに速やかに首班指名の臨時国会を開き、新政権と話し合いをして復興を急ごう! 菅総理はまったく姑息であり、信用できない。」
との考えが大勢。
ところが。
その菅総理を引きずり下ろす民主党内の手続きが、手詰まりになってきた。
両院議員総会で辞めさせようとしても、その実効的な規定がないのだそうだ。
となると、参議院で問責決議案を出すしかないのか??
信じられないほど往生際の悪い総理だ。
午前8時前、国対入り。
執務。
午前9時10分、国対正副会議。
「復興基本法までしか菅政権に協力できない!」ことを確認。
同時に、NPO法案や、予防接種法案や、障害者虐待防止法案や、税制改正法(地方税や所得税)など、とりあえず処理すべき法案については、小幅延長してでも可決させることを確認。
午前9時40分、国対会議にて、障害者虐待防止法説明〜了解を得る。
午前10時、文部科学省へ。
昨日決定した、(学校法人)日本体育会幹部によるご挨拶まわり。
日本体育会傘下の学校は、
日本体育大学、日本体育大学女子短大、日体荏原高校、柏日体高校、桜華女学院中学校、日体幼稚園、日体桜華高校、浜松日体高校、浜松日体中学校、日体柔整専門学校。
全10校。
ご挨拶に伺ったのは、松浪健四郎理事長、今村常任理事、谷釜学長、阿部副学長、そして馳浩理事。
元副大臣の松浪健四郎と、元副大臣の馳浩にとっては、文部科学省にご挨拶に伺うのも、庭みたいなもの?
「今後とも、日体大をはじめ、系列私学をよろしくお願いします!」と、ごあいさつ回り。
高木大臣〜清水事務次官〜土屋官房長〜布村スポーツ局長〜河村私学部長。
と、およそ1時間をかけてごあいさつ回り。
阿部副学長のお嬢さんが、健康教育課に勤務しているとのことで、布村局長とともに、しばし父兄参観。
娘さん、やだろうなぁ、いきなり親父が職場に来ちゃって・・・
午前11時、文部科学省を辞して、急いで党本部6階の総務会へ。
「菅さんは、衆議院での復興特別委員会で、どこ吹く風だった。仮設住宅に入った人がちゃんと生活ができるようになること、瓦礫の処理、原発事故収束、その一定のめどが立つまで責任を持ってやらせていただく!と答弁していた。 辞める気さらさらなしだ。困ったもんだ。」
と、逢沢国対委員長からの報告があり、総務会メンバーは冷やかな笑い。
レイムダック状態の菅総理、この期に及んで何をたくらんでいるのやら。
これでは、大連立どころではない。
民主党内での大連立を行っていただくのが最優先。
部分連合こそが、現実路線だ。
民主党政権であることこそが国家の危機であることを、そろそろ国民も理解できたのではないか。
だからこそ、党綱領から見直した自民党の現在の姿を、もっと国民に向けてアッピールすべきだ。
午後1時本会議。
復興基本法を取り下げ。
明日は、修正案を採決。
午後3時5分、羽田空港発のANA機で小松空港へ。
午後4時半、星稜高校へ。
職員室回りをし、旧知の先生方と私学事情や国政について意見交換させていただく。
本田実副校長、油井先生、串田先生、荒野先生、河崎先生。
いつまでも若々しい。
午後6時半、金沢ジュニアレスリングクラブの練習参加。
明日からの全国中学生レスリング選手権に向けて、最後の調整練習。
よく仕上がってきた。
がんばってほしい。
川井代表も、
「中学生最後の試合、精一杯楽しんで頑張ってください!」
と激励。
いよいよだ。
午後7時、石川県倫理法人会 女性委員会セミナー懇親会 出席。
山中会長はじめ、元気いっぱいの女性委員の皆さんにご挨拶。