衆議院議員
はせ 浩 ホームページ

はせ 日記
平成23年
6月7日(火)

6月6日
6月8日


■6月7日(火)

 節電、省エネ。
 できるだけクーラーをかけずにいる。
 昨夜も、寝苦しいので、窓を開けて寝た。
 国会に出かけるときはクールビズ、のはずだったが。
 しかし、今年はできるだけ、スーツ上下にネクタイ姿を心掛ける。
 なぜか?
 半そでネクタイなしだと、クーラーの効いている部屋と、灼熱の外の出入りで体温調整が効かず、体調管理ができなくなるから。
 これも年をとったからか?
 我慢我慢。
 暑いときは、汗をかけばいい。

 今朝、家を出ようとすると、おりんさんが紙袋を手渡す。
 「どうしたのさ?」
 「うーたん(秘書さん)に、このCDをウォークマンにダビングして、って、お願いして!」
 「いいですけど、これは、少女時代のCD?」
 「そ!ウォークマンの中に入れたいんだ。今入っている嵐もディズニーミュージックも消していいから!」
 ・・・というわけで、おりんさんの流行りは、嵐から少女時代へと移っていくのであった。 

 午前8時、党本部702号室。
 障害者対策特別委員会と、厚生労働部会合同会議。
 案件は、障害者虐待防止法の修正案説明。
 すでに、衆議院には、2年前より、自民党と公明党とみんなの党で合意した議員立法案が提出済み。
 その案をベースに、自・公・民の実務者で合意した案を、担当のはせ浩より説明。
 せっかくなので、これまでの経緯(立法作業開始より既に2年半経過、この間、政権交代で修正協議が停滞していたこと)も説明。
 修正部分は、文言調整がほとんどであり、何が替わったかといえば、市町村にセンターを措置するという部分のみ。
 全会一致で了承を得る。
 やった。
 これで、あとは、党内手続き(政策委員会、総務会、国対)を進めるのみ。
 目途が立った。

 午前9時10分、国対正副会議。
 今週中に、復興基本法が修正のうえに成立することが決まりそうだ。
 木曜日か?
 その木曜日の本会議で、スポーツ基本法も採決していただくことになる。
 先週の不信任騒動でどうなるかと思ったが、なんとか衆議院で処理できることができて、一安心。
 あとは、菅総理の辞職時期がいつか、だけ。

 午前10時、共産党の高橋千鶴子さんに、障害者虐待防止法について、説明。

 午前11時、社民党の阿部知子さんに、障害者虐待防止法について説明。
 ご両名とも、「党内で政策審議することになります!」
 と、おっしゃるので、
 「いつでも結構ですから呼んでください。説明に上がりますから!」
 と、お願いし、了解をいただく。
 お二人とも、
 「官公署はどうするの?」
 「厚生労働委員会で質疑したいわね!」
 「障害者基本法と合同審査したいわね!」
 と、おっしゃるので、
 「それはうちの田村憲久部会長に伝えておきます!」
 と、引き取る。
 質疑をする時間があれば、喜んで答弁させていただきたい。
 ただ、委員長提案で成立させることを、内内に「自・公・民・み」で合意しており、どうなることやら。 

 正午、党本部ブロック第3会議室。
 北信越ブロック会議。
 長勢会長より、
 「なんかありますか?」
 と、問いかけがあり、今朝の北國新聞の記事を紹介してひとくさり。
 「石川県は、新幹線の並行在来線は、単独運営を基本方針として決めたんですよ。 それも開業2年前の2012年度末までに3セクを設立する方針だそうです。 我々国会議員には全く連絡もありませんでした。 これでいいのかな、と思いました。 というのも、北陸新幹線建設は、我々国会議員がリードしてきましたし、並行在来線支援も枝線支援も、どういう制度的・財政的な支援ができるかを議論してきました。 第3セクターをどうするかは確かに地元自治体の判断ですが、こうして各県で切り分けしていいんでしょうかね? 北陸新幹線は長大ですから、一体的な経営という選択肢も検討すべきではないんでしょうか? そのほうが設備・資産管理や、保守・安全管理や、経営自体も効率的にできるという説もあります。 新潟県も富山県も石川県も、一体的に協力して未着工区間の新規着工に取り組むべき大事なこの時に、各県だけの議論で並行在来線経営体制を決めていいんですかね? いくつかの選択肢の中で検討すべきではないんですかね? そのほうが県議会への説明としてもわかりやすいと思うんですけどね。 皆さんどう思いますか?」
 と、疑問を呈する。
 富山県の長勢会長は、本心では、北信越の第3セクターでの一体的な経営に賛同。
 福井県側は、
 「今はまだ未着工の区間だから、新潟も長野も富山も石川も協力して、敦賀延伸まで実現してほしい。それがまず先。」
 と、関心はあるものの、まずは新規着工を応援してほしいと。
 そりゃそうだ。
 長野県も第3セクターの経営難(赤字)で、あっぷあっぷ。
 新潟県は、泉田知事の独断専行に困り果てており、まずは地元負担をどうやって出すかのレベル。
 それぞれの事情はあれど、一致するのは新規着工への政治的応援体制。

 並行在来線の経営についての議論を静かに聞いていた森代議士は、一言。
 「もうちょっと調べて、今度の県政懇談会で知事に質問すりゃいいじゃないか!」
 と、機嫌悪そうに突き放しておっしゃる。
 「そんな大事なことすら相談にも報告にも来ていないんだから、俺たち国会議員をその程度にしか見ていないんだろう。あまり騒ぐと恥かくぞ!」
 とまでおっしゃるのであった。
 つまり、森先生ですら、県側から何も相談も説明もなしのつぶて。
 言葉には出さないが、極めて強い不快感を示しておられた。
 ふむ。
 困ったもんだ。
 並行在来線は、JRとは経営を切り離すという約束で、整備新幹線事業を進めてきた。
 それがルール。
 熊本県と鹿児島県は、共同して第3セクターを設置して経営している。
 岩手県と青森県はそれぞれ県別の第3セクターでの経営。
 地域それぞれ。
 別に国会議員に説明する話ではないかもしれない。
 でも、並行在来線支援策を国に要望している以上は、やはり我々にも事前の説明や報告があってもいいのではないか?
 我々北信越の自民党国会議員は、一致団結して北陸新幹線の新規着工と並行在来線支援問題に取り組んできた。
 そして、JR貨物の存続は、JR側にとっても死活問題であり、地域同士の協力関係が必要と指摘し、応援しても来た。
 加えて、枝線(石川県でいえば、七尾線。富山県でいえば、城端線や氷見線)の経営体制をどう支援するか、の問題もある。
 そうすると、制度的、財政的、税制的な支援は、国会での議論となる。
 そういう状況にあるのだから、並行在来線の経営体制についても、一定の相談や報告があってもいいのではないかと思う。
 そう思うのだが・・・
 各県が、自分の地域のメリットだけで話を進めていいものかどうか。
 せめて、話し合いの場が必要だと思うのだが。 

 午後1時、障害者虐待防止法の第3回実務者会議。
 民主党の中根さん、初鹿さん、公明党の高木さん、山本さん。
 今週中には、各党の党内手続きが進みそう。
 共産党も社民党も、そしてみんなの党も、来週中には党内手続きが済みそう。
 まさか6月22日が国会閉会日だからというわけではあるまいが、日程協議はぎりぎり。
 粛々と各党調整を進めなければなるまい。
 来週の火曜日、午後1時にもう一度集まることを確認する。

 午後2時以降、国対に戻り、執務。

 夕方、いったん自宅に戻り、近所を1時間ジョギング。

 夜は、麻布十番の焼き鳥屋へ。
 電車と地下鉄で出かける。
 帰りにおりんさんをピックアップして、自宅へ。
 ママが作っておいてくれたすき焼きを温めて食べさせる。 


6月6日
6月8日
戻る
先頭メニューへ