4時起床、ニュースチェック。
菅総理、いつ辞職?
今週の国会論戦は、それに尽きる。
まず、辞職のめど。
どのタイミングか、だ。
辞意表明の総理は、どこまでの懸案処理をすればいいのか、だ。
今抱えている復興基本法と、せめて公債特例法(これは平成23年度予算関連法だから)までか。
そして、後継がどういう方法で決まるか、だ。
民主党の規約では、任期途中の辞任は、議員総会で決まるはず。
だが、特例で、党大会を開いて大々的にやる方法もある。
ただ、国会開会中であり、被災地の心中も察すれば、議員総会でとっとと決めるべき。
そして後継総理の役目は明確。
震災復旧復興処理内閣。
そのための、大連立協議、もしくは閣外協力協議。
基本的に、政策の一致なくして与野党の協力はあり得ない。
政策なくして連携なし。
権力監視の健全な批判勢力としての自民党の役割と、責任野党としての自民党の役割と、二つ求められる。
大連立ありき、ではいけない。
午前7時半、小松空港へ。
金沢中央農協の朝倉忍会長や井沢よしたけ市議と、空港内待合室にてばったり遭遇。
北海道へ研修旅行とか。
お元気だ。
「北海道に行くなら、TPPについての意見交換してきてくださいよ! 2国間のEPA交渉やFTA交渉ならいざ知らず、TPPは反対です!」
と、朝倉会長にお願いする。
「ただでさえ反対ながに、この大災害の時に、TPPは絶対反対やわいや!」
と朝倉忍会長。
「ぜひ、幹部の皆さんと、意見交換の場を持ってください。自民党の文句でも何でもいいですよ。お聞きしますから。ぜひお願いします!」
とお伝えする。
都市農業のあり方や、農業経営の大規模化や、適地適作ブランド化や、経営合理化は待ったなし。
その上で、絶対に日本の農業は守らなければならない。
その中核的指導力を有する農協。
今までのやり方も改善していかねばならないことも事実。
朝ごはんのきつねうどんと、鱒寿司おにぎりを食べながら、意見交換させていただく。
感謝。
飛行機の中で、昨日のあゆむ会ビンゴゲームでもらった世界地図を広げ、今までに訪問したり生活したりした海外の国や都市を眺める。
アメリカ・プエルトリコ・カナダ・中国・韓国・北朝鮮・イラク・ロシア・グルジア・イギリス・フランス・ドイツ・スペイン・レバノン・フィンランド・・・
とりわけ、カナダのカルガリー周辺の都市が懐かしい。
エドモントン、レスブリッヂ、レッドディア、レジャイナ、メディシンハット、ムースジョー、ジャスパー、サスカトゥーン、プリンスアルバータ、ケムループ、ピースリバー、ヨークトン、バッファローネイル、バンフ、ドラムスへラー・・・懐かしい。
ダッヂラムの車を運転して巡業に回った青春時代が蘇る。
午前10時には国対に入り、執務。
お昼に国対。
逢沢委員長より、
「辞意表明した菅総理に求心力はない。復興基本法は最優先。それ以外は、与党の出方待ち。菅総理がいつ辞任するか。責任をあいまいにしたまま菅政権に協力できない。信用を失って辞める内閣に、2次補正や外交は任せられない。」
との方針あり。
ただし、進行中の財金委員会の協議や、議員立法の協議を進めることは容認すると。
さっそく、障害者虐待防止法の与野党協議状況を報告する。
今週中に何とかなりそうだ。
夕方、早めに自宅に戻る。
運動会の代理休日のおりんさん。
ママと一緒に、渋谷に行ってお買い物。
ユニクロのチノパンと、TSUTAYAで「少女時代」のDVDを買ってきた。
さっそくテレビで観ている。
そういう時代なのだ。
少女時代。
晩御飯は、パパが作る。
トマトケチャップ味の特製ロシア風スープ。
ハムエッグ。
ご飯は「耕す」ブランド。