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はせ 日記
平成23年
5月31日(火)

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■5月31日(火)

 4時起床、資料整理と、ニュースチェック。
 菅総理、もうお休みになられたほうが良い。
 表情に覇気がなく、答弁はピントはずれ。
 一国のリーダーとしての包容力も構想力もなく、独断専行政治。
 この大切な時期に残念だが、この人がリーダーであることがどれほど国益を損なうかを考えると、けじめが必要。
 一刻も早く。
 内閣不信任決議案は、谷垣総裁と山口代表に一任された。
 明日の党首討論後、速やかに提出し、可決を目指すべきだ。
 可決されたら、解散総選挙か、総辞職。
 否決されたら・・・それも憲政の常道に従うべきであり、国会運営は振り出しに戻るだけ。

 ちなみに、お昼の本会議場で、お隣の鴨下一郎代議士が、にこにこしながら話しかけてくる。
 「馳くん、総選挙だって?」
 「え?! 菅さん腹決めましたかね?」
 「6月9日が投票日らしいよ!」
 「そりゃまた随分と早いですね・・・」
 「AKB48の総選挙!」
 ・・・・50歳過ぎたおっさんの会話かね。
 ちなみに我が家は、ともちんを応援しているのだが、ベスト3に入れるかな?? 

 午前10時半、北陸新幹線建設促進大会。
 関係10都府県の知事、議長、経済界代表の団結。
 金沢以西が新規着工から置いてきぼりにされており、福井県の西川知事の嘆きは止まらない。
 「今までは、長野新幹線や北陸新幹線金沢開業に協力してきたのに、自分のところの新幹線ができたら、この会議にも熱が入っていない県が多い!」
 と、暗に長野県や新潟県や群馬県をあてこする発言まで。
 挙句の果てに、福井県選出の松宮勲代議士が、
 「とにかく財源がないんです!」
 と、発言すると、
 「あったじゃないか、いい加減なことをいうな!」
 と、鉄道運輸施設機構の剰余金を→年金穴埋め→復興財源とたらいまわしした民主党政権に対して、抗議の野次が飛ぶ。

 お昼に、寺越友枝さんが議員会館事務所にお見えになる。
 お寿司を食べながら情報交換。

 12時半、第1議員会館 616号室へ。
 伴野豊外務副大臣面会。
 寺越武志さん直筆(私は拉致ではありません)入りの戸籍謄本を手渡し、受け取っていただく。
 しばし懇談。
 「日本人である寺越武志さんの安全確保、平壌での武志さんの家族の安全確保、お母さんの寺越友枝さんの日朝の往来確保、そのことは日本の外務省の責任として対応いただきたい。」
 と、要請。
 「関係各所と協議し、対処する」
 と、慎重な言い回しながらも、戸籍謄本を受け取っていただいたことに、副大臣の誠意を感じる。 

 本会議散会後、文部科学委員会 理事懇談会。
 明日の日程協議。
 各派提出の「スポーツ基本法」の委員会採決を確定。
 採決の前には、一般質疑。
 不肖はせ浩、45分の質問時間をいただく。
 ・ 福島県の小中高校のプール使用基準
 ・ 仮設住宅の建設される小中高校のグランドと教育活動の共存問題
 ・ 霞が丘の国立競技場再整備
 ・ 被災地の簡易学校給食の解消時期
 ・ 津波避難計画(マニュアル)の見直し状況
 ・ スポーツ仲裁機構の活用
 ・ 競技団体のガバナンス確保と、クレー射撃の中山さん支援
 ・ スポーツの地域タレント発掘事業支援
 テーマはたくさんあれど、どうやって質問を練り上げていくか、シナリオを考えるのであった。

 午後3時、党本部706号室にて、第2回放射性物質への対応に関わる法律規定見直しプロジェクトチーム。
 「放射性廃棄物の瓦礫処理」と、「水(海洋含む)、土壌、大気中に放出された放射性物質の規制」については、一刻も早く特別立法が必要。
 環境部会長の田中和徳さんから、
 「放射性物質の規制と安全管理については、組織を環境省に一元化すべき!」
 と、大胆な提言をいただいたので、次回議員懇談会で検討する。
 いずれにしても、原子力施設外への放射性物質の漏えいはわが国初めてのことであり、性格迅速なモニタリングと、規制基準設定と、最新の知見を持ち寄っての処理方法提示と、最終処分所確保というガイドライン設定は、これは政治家の責任。 

 午後6時半より、専修大学レスリング部練習。
 佐藤満ヘッドコーチ(教授・博士)も、久木留コーチ(准教授)も、木村コーチも、忙しい仕事の合間を縫って指導している。
 選手もようやく佐藤コーチが、がみがみ言わなくても自主的に練習に取り組むようになってきた。
 でも、佐藤コーチの性格からして、やっぱりがみがみ言ってるが。
 この春の叙勲を受ける鈴木啓三総監督の教え子である俺も、鈴木先生が恩人である佐藤満教授も、俺の弟子でもある久木留准教授も、こうしてこの道場で指揮を執れることはご縁。
 人脈あればこそ。
 感謝。
 晩御飯は、嚆矢。 


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