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はせ 日記
平成23年
5月27日(金)

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■5月27日(金)

 4時起床、ニュースチェック。
 原発海水注入問題が、波紋を広げている。
 一体だれが中断の指示を出したのだ?
 と、もめていたら、実は、東電の現場所長が中断していなかったのだと。
 こけにされたのは、斑目原子力安全委員会委員長と、菅総理。
 もちろん、冷却のための海水注入を中断しなかった現場所長の判断が正しいのだろうが、総理や斑目委員長の指示ですらも、こけにしてしまう東電体質って、どうよ。
 この政権の都合の悪いことは先送りと隠蔽体質、政治主導という名の独断体質、行き当たりばったりの後手後手判断は、限界。
 来週中が不信任決議案提出のポイントだ。
 可決すれば、解散総選挙か総辞職で期間限定大連立。
 否決すれば、それは民主党の責任であり、国会の意思である以上は、ある程度まで菅総理を支えねばならない。
 それが民主主義。 

 午前9時10分、国対正副。
 いまだ公債特例法の調整もできない民主党政権。
 無責任。
 ねじれ国会なのだから、自民党と公明党の意見を受け入れて、子ども手当てを見送ればいいだけの話。
 その財源は復興財源とするのだから、(マニュフェスト変更もやむを得ない)と、民主党のメンツも立つだろうに、それすらも受け入れられない器量の狭さ。

 午前9時半より、文部科学委員会 参考人質疑。
 テーマは、スポーツ政策について。
 IRB総会帰りの河野一郎先生も、元気にご出席くださり、スポーツの国際戦略について持論を展開してくださる。
 途中抜け出して、自民党本部。
 総務会出席。
 スポーツ基本法が、超党派でまとまったことを報告。
 そして、委員長提案ではなく、議員提案で成立させることも決定。
 現在提出している自公案は取り下げとなる。

 お昼の12時15分より、スポーツ議連総会。
 この場で正式に、超党派のスポーツ基本法を議員立法として承認。
 文部科学省の鈴木寛副大臣もご挨拶。
 5年越しの政策立案が実を結んだ瞬間、感慨深い。
 鈴木副大臣と森総理からは、次の課題として、「霞が丘の国立競技場の全面改築」をいただく。
 これは大仕事だ。
 一義的な責任はNAASHではあるが、ぜひ、政治の力を結集して財源確保し、国際規格の国立競技場を整備しなければならない。 

 午後1時、ジョージ坂元さんがお見えになる。
 兵庫医科大学事務局長としての、就任ご挨拶。
 しばし、スポーツ行政について意見交換
 お元気そうでなにより。

 引き続いて、鳴和中学校の同級生、長野社長と真柄さんがお見えになり、しばし懇談。

 午後2時、国会出発。
 自分で運転して、一路小諸へ。
 目的は、選手スカウト。

 午後4時半、小諸高校到着。
 中島先生、森角先生、そして青柳校長先生にご挨拶。
 なんといっても、長野県レスリング協会生みの親である、小林先生まで待っていてくださって、久しぶりの再会をお互いに喜びあう。
 俺が高校1年生のころからご指導いただいた、親父のような存在。
 また、専修大学の後輩である、高橋成敏くんと井出正人くんも顔を見せてくれる。
 道場に入り、お目当ての選手の練習を見学させていただく。
 身体もがっちりしていて、聞きしに勝るいい選手だ。
 大学に来てから、さらに伸びるタイプだ。

 ご両親も来ていただいており、ご挨拶し、意見交換。
 「是非、専修大学へ。」
 「本人も親もそのつもりです。」
 「レスリングと学業と頑張って、一人前の社会人として自立させることが目標です。生活管理と練習は厳しいですよ!」
 「本人もそのほうがいいと言っております。」
 「私は国会がありますので週に1回しか練習に出られません。佐藤コーチも全日本チームの強化委員長ですからいないときがあります。しかし、月間練習スケジュールはすべて佐藤コーチが作成して、それをフォローするコーチもいます。准教授の久木留と、大学職員の木村と、今年卒業した84キロ級の鈴木です。OBの荒木田と大谷も毎日来ています。外部コーチとして、日体大の清水選手も来ています!」
 「じゃあお任せして安心ですね。」
 「もちろんです。一番大切なのは選手の自主性の尻を叩くことです。朝練習も午後練習も必ずコーチがついています。合宿所と道場と大学は5分以内のところにありますので、移動の負担はありません。合宿所には食堂があり、朝と夜は調理師が作っています。お昼は学食です。洗濯は自分でやります。」
 「特別推薦の内容は?」
 「ABCの3ランクがあります。当然特別推薦枠での入学となります。しかし、他にもスカウトしている選手がいますから、そのお見合いです。だから、インタハイとグレコ選手権と国体と、去年以上の成績を目指して頑張らせてください!」
 「わかりました!」
 という感じで、スムーズに話は進む。

 練習を拝見していると、もう一人の選手も筋が良かったので、声をかけて、ぜひ専修大学へ進学してくれるように、森角先生にお願いする。
 ベテランの中島先生と、今年から採用された森角先生とで、名コンビで指導されている。
 OBでジュニアコーチもしている高橋成敏と井出君も、たまに顔を出して激励しているそうだ。
 素晴らしい環境にあり、古豪復活も目の前だ。
 練習はおよそ3時間、午後7時まで。
 終了後、みなで記念撮影。

 午後7時を過ぎると、さすがに肌寒い。
 ハンドルを握り、安全運転で金沢へと向かう。

 午後10時過ぎ、無事に金沢の自宅に到着。
 「ONAIR」に車を停めさせていただき、「末っ子」で晩御飯。
 横川パーキングエリアで買ってきた、高崎のだるま弁当。
 久しぶりに食べると、これがまた抜群に美味しいのであった。
 井出君にいただいた、北軽井沢のお酒で乾杯! 


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