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はせ 日記
平成23年
5月19日(木)

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■5月19日(木)

 3時31分起床。
 隣には、妻がいない。
 ・・・おりんさんの部屋で、一緒に寝ている、らしい。
 やった!
 これで心おきなくパソコンできる。
 いつも隣でカシャカシャやっていて、叱られるのだ・・・
 みなさ〜ん、寝ている妻のそばでパソコンは開かないようにしましょう!
 で、ベッドに寝そべって、明日の文部科学委員会一般質問の質問資料づくり。
 テーマは、「財団法人 日本漢字能力検定協会の内紛」。
 今年の3月5日のクーデター人事で浮かび上がった、理事長解任をめぐる内紛騒動。
 いったいどうなっているのだ、この公益法人は?
 この3年間で、4人目の理事長だぜ!!
 税制優遇のある公益法人として、ガバナンスが効いていない。
 所管省である文部科学省の指導もなっていない!
 本当ならば3月中にやるつもりで準備していたネタなのだが、東日本大震災でそれどころではなくなっていた。
 明日の文部科学委員会で、一般質問時間35分をいただいたので、「公益法人のガバナンスのあり方として如何か?」という論調で質問する。
 マスコミ報道によると、3月5日の臨時理事会で、3分の2議決で、理事長職を引きずり降ろされたのが、公明党の池坊保子さん。
 池坊さんは、わが文部科学委員会の公明党理事であり、元文部科学副大臣。
 昨日、その池坊さんと打ち合わせをした。
 「池坊さん、俺の質問に参考人として出てくださいますか?」
 「あら、あたしは喜んで出るわよ! でも、うちの党がなんというかしら・・・・」
 ・・・漆原国対委員長の顔が目に浮かび、それは今回はやめておくことにした。
 国会議員を参考人として委員会に呼ぶことは、慣例上、慎重なる手続きが必要だからだ。
 まずは、新理事長に就任された、高坂節三さんを参考人としてお招きすることを、昨日の文部科学委員会のお昼の理事会で提案したら、全会一致で認めていただいた。
 よし!
 ところが、夕方になって、「都合がつきません」と、財団法人 日本漢字能力検定協会から断られてしまった。
 残念・・・では、都合がつくまで、徹底的に参考人としてお呼びしよう。
 こういう話は、当事者双方のお話をうかがうべきであり、高坂さんと池坊さんと、一体何がどうなってこうなったのかを、委員会の場で明らかにしてもらわねばなるまい。
 税制で優遇される公益法人のガバナンスの問題である。
 文部科学省の行政指導が、全く機能しなかったといわれても仕方ない問題だ。 

 午前7時半、国対へ!

 午前8時に、ジャパンタイムスの報道記者が、「ハーグ条約締結」問題で取材にお見えになる。
 3段階の話をする。
 @ ハーグ条約対応の国内法整備
 A 子ども連れ去り防止法(養育費支払い&共同養育計画も)
 B 民法改正による、離婚後の共同親権付与
 遡及措置は、法的には難しいのだが、実質的に、何とかならないかと知恵を絞る必要があるところ。

 午前9時から、科学技術・イノベーション特別委員会 大臣所信質疑。

 お昼に、上田章金沢市議会議長と、黒沢かずき副議長といっしょに、お昼ご飯をいただく。
 北村茂男代議士と、岡田直樹参議院議員も同席し、市政の状況を教えていただく。
 自民党金沢支部も、前さんと高さんが合流してパワーアップした。
 残念ながら、木下和吉さんと沢飯英樹さんと玉野道さんは違う会派となってしまったが、同志であることに間違いはない。
 玉野さんと同じ会派となった小阪栄進さんや、喜多こういちさんとも情報交換しながら、金沢市政に貢献する市議団を応援して行きたい。

 午後1時より、本会議。
 復興基本法と、内閣法改正案(閣僚3増)の代表質問。
 答弁される菅総理、いつも以上に覇気がない。
 どうやら、読売新聞に掲載された、西岡参議院議長の特別寄稿、「首相の責務 自覚ない」との文章が気になって、いつ寝首を掻かれるかわからないからびびっているのかな。
 そういえば、本会議場に入るときに、菅総理と入り口でかちあったので、
 「お疲れ様です!」
 と、丁寧にご挨拶したのに、
 「あぁ」
 と、素っ気なかった。
 まぁ、いつも野次を飛ばしている馳浩に挨拶されても、元気は出ないだろうけどね・・・

 午後3時より、自民党石川県連3役と、次期県連会長問題で意見交換。
 「6月11日に県連大会がありますので、慣例により、6月3日が次期県連会長届け出の日です。国会議員で選んでください。ちなみに、県連会長のほかの人事は、県議団で、6月10日に決めます!」
 と、例年通りの福村章幹事長の申し入れ。
 それを受けて森喜朗代議士が、
 「北村現会長さんがまだやりますという選択肢もあるし、輪番制で行くと、北村会長の次は俺だし、参議院議員に回すとなると、岡田直樹さんだな!」
 と、問わず語り。
 すかさず馳浩が、
 「え、森先生、まだやりたいんですか?」
 と、興味シンシンで聞き返すと、
 「いちいちうるさいんだよ! 君の番でないことだけは確かだ!」
 と、いちいちうるさい馳浩を叱りとばす森喜朗先生、しかし、顔は笑っている。
 どこまで本気でしゃべっているのか、よくわからなくて、森喜朗と馳浩の顔を覗き込む福村幹事長と和田内幸三総務会長と、山田のりあき政調会長。
 ・・・キツネとタヌキの化かし合い?
 いや、狸とタヌキの化かし合い。
 こういうときは、慎重に一切発言しない岡田直樹さん、さすがだ。
 間に入って、どうしゃべっていいものか戸惑う北村茂男会長。
 そんなわけで、森先生と馳浩と、わけのわからない目配せをしながら、
 「6月3日までに決めればいいんですよね?」
 とさらに煙に巻く。
 困ったなぁ、例年だったらその場ですぐに話し合って決めてくれるのに、と戸惑う福村幹事長。

 およそ30分ほど世間話で盛り上がったころ合いを見計らって、森先生がにこにこしながら、
 「で、本題に戻るけど!」
 と、切りだして、
 「どうする?」と。
 しびれを切らした北村会長が、
 「県連3役との地域バランスもありますから、次は岡田直樹さんがいいでしょう。私が続投すると、能登から幹事長が出ずらいですから・・・」
 と、はっきりとおっしゃる。
 そこまではっきり言わなくてもいいのに、はっきりというところが北村会長のお人柄。
 「んじゃ、岡田さんを軸に、ということで。ところで金沢の自民党市議団はどうして分裂してるんだ?」
 と、まぜっかえす森先生。
 すかさず、
 「ははぁ、私が至らぬもので、反省いたしております。そういえば、小松の自民党市議団も分裂してるじゃないですか、抜き差しならないようで・・・」
 と、切り返す馳浩なのであった。
 そこからさらに盛り上がって、やれ白山市長選挙がどうだっただの、副市長人事がどうだの、輪島の県議選で大変だっただの、小松の市議団は福村さんと藤井さんでなんとかなるやろとか、まぁ、大いに語り合ったのであった。
 こういう意見交換から、新たな政治の胎動が生まれたりする・・・わけないか? 

 午後6時過ぎ、いきなり外務委員会の秋葉けんや代議士から携帯に談話が入る。
 「馳さん、明日、午前9時25分から9時55分まで質問して!」
 「えええええええええええ! 俺、10時から10時35分まで文部科学委員会での質問が入ってるんだよ!」
 「そこをなんとか?」
 「・・・わかったっす、やります!」
 というわけで、急きょ、今日の明日の朝ではあるが、30分間、外務委員会の質問決定。
 テーマは何をしようか?
 ハーグ条約の続きか、それとも、寺越たけしさんの安全確保か、だな。

 そうはいうものの、午後7時半より、国対懇親会。

 そして、午後8時半には、おりんさんを迎えに行くのであった! 


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