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はせ 日記
平成23年
5月20日(金)

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■5月20日(金) 

 東日本学生レスリングリーグ戦 最終日。
 昨日まで、わが専修大学レスリング部は5勝1敗。
 明大 4−3
 神大 7ー0
 群馬大 6−1
 防衛大 7−0
 拓大 2−5
 国士舘大 4−3
 さて、最終日に山梨学院大。
 監督として、最終戦くらいは観に行きたいのだが、そうはいかない。
 第2回スポーツ基本法PTがあるのだ。

 本日は、午後1時から、アドバイザリーボードのご意見拝聴。
 河野一郎先生が座長となって、アドバイザリーの皆様から、自公案・民主党案・共産党案に対してコメントが寄せられる。
 それに的確に応えていく、民主党の奥村展三さんと自民党の遠藤利明さん。
 このペースでいけば、来週の火曜日にも大筋でまとまる。
 とすれば、6月に入れば、衆参で委員長提案で可決できそう。
 昭和36年に制定されたスポーツ振興法。
 その全面改正が、このスポーツ基本法。
 共産党も含めた超党派の合意を得て、りっぱな「基本法」に仕上げていきたい。
 来週は、水曜日に、文部科学委員会で、「スポーツ等」をテーマに集中審議。
 金曜日に、スポーツ関係での参考人質疑が合意されている。
 スポーツ基本法の国会での審議に入る前に、丁寧に質疑を積み重ねておきたい。
 「スポーツ振興を国策に!」を一大テーマに、理念としてスポーツ権まで書き込んだ。
 遠大なテーマはスポーツ庁であり、それは付則に書き込んだ。
 平成19年から始めた5年越しの作業も大詰め。
 今国会中に区切りをつけたい。
 御指導いただいてきた河野一郎先生にも感謝。
 事務方を引き受けてくれた、専修大学の久木留毅准教授にも感謝。
 すべての皆様に感謝。

 本日午前中は、あわただしかった。
 午前9時から、科学技術イノベーション特別委員会 参考人質疑。
 ・ 福島県の公立小中学校でのプール使用の是非
 ・ 原子力施設以外での、放射性物質の規制法制と、廃棄物処理法制の必要性について

 午前9時25分から55分まで、外務委員会質問(ハーグ条約閣議了解と、寺越武志さん身柄安全確保)。
 ・ 「寺越ともえさんは80歳。今回の訪朝で58回目。戸籍謄本に、私は拉致ではない、との武志さんの自署を受け取ってきた。万が一お母さんが訪朝できなくなっても、そのあとの武志さんの身の安全確保のためです。外務省はこれを受けとりますね? 邦人保護の観点で外務省に責任はありますね!」
 と、確認質疑。
 伴野外務副大臣は、
 「そういう事態に検討します」
 と、慎重答弁。
 じゃあ、そういう事態にするしかない。
 ハーグ条約の国内法整備については、法務省の民事局長がしっかりと取り組むと明言した。
 逃がさないぞ、法務省。
 法制審議会で3カ月揉んで、秋の臨時国会で成立させたい。
 「親のDVを子どもに見せるのも児童虐待」
 と、いう児童虐待防止法の一節を活用し、返還拒否の例外規定にDVを盛り込みたい。

 午前10時から35分まで、文部科学委員会質問(財団法人日本漢字検定協会のガバナンスについて)。
 ・ 3月5日の緊急理事会の正当性
 ・ 経済的利益で票を買った高坂新理事長の道義的責任
 ・ 前原誠司東京後援会長と、都教育委員兼務の「服務違反」
 ・ 70億円の資産実態
 などなど。
 目的は3つ。
 @文部科学省の公益法人に対するガバナンス
 A内部留保金や資産がそれだけあるならば、漢字検定能力試験の受験料のさらなる引き下げ
 B内紛処理
 しかし、文部科学省の答弁は、現執行部追認。
 甘いし、危機感ゼロ。
 これじゃ、日本相撲協会への指導も期待できない。
 さらに追求したい。
 高坂新理事長と、池坊前理事長は、ぜひとも参考人として文部科学委員会に出席していただきたい。
 と、いうわけで、午前中3時間で、3つの委員会で質問するものだから、委員会室を行ったり来たり。 

 さて、スポーツ基本法PTを切りのいいところで中座し、ようやくリーグ戦試合会場の駒沢公園体育館へ。
 すでに、山梨学院大学との試合は終了していたが、嬉しいことに、4−3で勝利。
 やった!
 これで、6勝1敗で、拓大と国士舘大学と並んだ。
 しかし、勝ち点差で、拓大38〜専修大学35〜国士舘大学34。
 専修大学は、惜しくもBリーグ2位。
 高校生時代の実績では、はるかに他の大学に劣るのであるが、大学に入ってからの努力の成果がこうして出てきたことは嬉しい。
 このリーグ戦の成果を自信として、来月の新人戦と、夏のインカレに臨んでほしい。

 決勝戦観戦後に、全体ミーティング。
 リーグ戦をねぎらい、来週からの授業出席や、今後の試合目標や、就職活動や、体調管理のアドバイス。
 また、4年生は、来週の木曜日に、焼き肉屋で全体ミーティングを行うことを通知。
 単位取得状況や、就職活動や、チームの状況などについてが課題。 

 午後6時15分、羽田空港発のJALで小松空港へ。
 午後7時50分、金沢市内の松魚亭へ。
 地元、千坂校下諸団体協議会 懇親会。
 西田連合町会会長、小藤公民館長にご挨拶。
 一言ご挨拶後、車座になって懇親中の町会長や消防分団長や育友会長や、各種団体代表の皆さんと一献酌み交わす。
 先般の統一地方選挙で千坂地区で当選された、谷内律夫県議(公明党)、田中展郎市議(自民党)、麦田とおる市議(民主党)の各氏ともご挨拶。
 「せっかく地元から多士済々の政治家が誕生したんだから、4人をパネリストにシンポジウムしましょうよ!」
 と、西田会長に提案する。
 我々政治家は、政党政治にこだわるのは国会活動とか、専門的な政策遂行の時。
 地元出身という立場で、それぞれが見識を披露し、質疑応答するシンポジウムは、有権者と政治家の距離を身近にする。
 政治家を鍛えることにもなる。
 何よりも、有権者に政治情報をダイレクトにお伝えする絶好の機会。
 重ねて西田会長にお願いする。

 午後9時過ぎ、トイレとお風呂をリフォームしていただいた、中田良作馳浩千坂の会会長宅にて、懇親会。
 百坂町会副会長の出島さんも引っ張って行き、冷や酒をあおりながら、国政談義。 


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