午前8時より、党本部707号室。
文部科学部会。
テーマは、「子どもの健康被害放射線許容量」について。
福島第1原発の事故がまだ収束しない中での、校庭での放射線暴露許容量についての議論。
・ 本当に許容限度量20ミリシーベルトでいいのか?
・ 原子力安全委員会のお墨付きは国際標準なのか?
・ 1時間あたり3.8マイクロシーベルトでいいのか?
・ モニタリングは、木の下だと、3.8マイクロシーベルトを超えており、調査場所によってばらつきがあるのではないか?
・ 放射能汚染された土壌の処分は、上下置換措置だけでいいのか? 他にやりようがないのか?
と、福島県出身の佐藤正久参議院議員や、お医者さんでもある古川よしひさ参議院議員からも疑問の声が上がる。
文部科学省の説明は、どうも奥歯に物が挟まったようで、説得力に乏しい。
納得できないし、釈然としない。
これでいいのか?
午前9時10分より、国対正副。
・ 公債特例法の処理方針を、与党は出すべきだ!
・ 通常国会を6月22日で閉会にしようとしている政権の姿勢は、間違っている!
・ 自公で連携し、政権の不備を追い込んでいくべし!
などなど、連休後の国会方針について確認する。
午前10時より、衆議院第1議員会館 地下1階第3会議室。
文部科学委員会 勉強会。
与野党の全委員が出席し、原子力政策について、勉強。
勉強会をしてわかったのだが、原子力政策関連で、なんと、24も関連する独立行政法人や公益法人がある。
多すぎないかい?
事業仕分けで、どうしてここを突っ込まなかったのかい?
あまりにも「原子力ムラ」そのものの天下り役員組織。
それも、原子力政策推進派の経済産業省に主流を奪われているのだが・・・・
与野党の委員から次々と疑問の声が上がる。
連休中にフランスのIRSNを視察してきた田中眞紀子委員長や池坊保子さんからは、
「どうして日本には、IRSNのような原子力監視体制・安全規制・廃棄物処理・事業評価の組織がないのかしら!」
との声も。
俺からは、
「水質汚濁防止法、土壌汚染対策防止法、大気汚染防止法のどこにも放射性物質の規制はない。それでいいのか?」
「今回の地震と津波と原発事故で、大量の放射線が外部に漏れた。 汚染された瓦礫や、御遺体や、土壌や、家畜やペットの死骸など、どういう基準で、どの実施主体が処理をするのか?」
と質問するも、当然答えられず。
「原子力施設内の放射線廃棄物の処理に関する法律も技術もありますが、外部となると、ありませんでして、検討中です」
との政府答弁。
ここを詰めなければならない。
自民党としては、すでに議員立法で対応すべく準備中。
この、緊急事態にもかかわらず、政府のもたつきぶりを放置しておくわけにはいかない。
お昼に、文部科学委員会の理事懇談会。
あさっての金曜日、午前中2時間半、原子力政策で集中質疑をすることを決定。
午後は、国対で執務。
来週の金曜日に、外務委員会で「ハーグ条約締結と国内法整備」問題で、質問することになったのでその準備。
「中央当局をどこにするか? 内閣府か、外務省か、法務省か?」 「不当な子どもの連れ去り禁止ルール」 「DV例外規定盛り込み」 「共同親権」 「離婚時の共同養育計画作成義務付け」 「面会交流の実効性担保」など、問いただすことは山ほどある。
夜は、「レ・ミゼラブル」鑑賞。
帝国劇場。
午後6時15分より。
スペシャルキャスト。
島田歌穂 、SAYAKA、岩崎宏美、鹿賀丈史、鳳蘭・・・・
その場の空気を一変にさらっていく鳳蘭さんの存在感と、島田歌穂さんの歌唱力に感動。
晩御飯は、フレッシュネスバーガーで、ダブルチーズバーガー。