衆議院議員
はせ 浩 ホームページ

はせ 日記
平成23年
5月3日(火)

5月2日
5月4日


■5月3日(火)

 4時起床、ニュースチェック。
 ここは、仙台市内のホテルの部屋。
 35階。
 眼下には、広瀬川と東北大学キャンパス。
 隣には、西川進一コーチが大口開けて寝ている。
 昨日は、よっぽど疲れたのだろう。
 そりゃそうだ。
 朝5時には金沢を出て、一睡もせず仙台入りし、休む間もなく石巻市内小中学校や女川町を視察、救援物資を運び込んだのだから。
 人一倍感受性の強い西川さんには、あの惨状は、刺激が強すぎたようだし。
 でも、一人でも多くの日本人に、あの惨状を伝えるべきであり、西川さんもその語り部になってほしい。

 ニュースチェック後、窓の外を眺めていた西川さんが、
 「散歩行こうか?」
 と、言うので、
 「よし、行こう!」
 と、中野秘書と今日が誕生日の荒井秘書を叩き起こしてレッツゴー(死語)。
 仙台の街は良くわからないが、地図を見ると碁盤目状。
 なんとかなるだろう、というこれこそ感性に任せて、というよりも、広瀬川の水の匂いを頼りに、街中を歩く。
 およそ20分で、狙い通り、広瀬川に出る。
 川沿いを歩くと、東北大学にも突き当たる。
 すると、すぐ近くに、今朝行くはずだった宮城県立工業高校を見つける。
 不思議なもんだ。
 適当に歩いていたら、まさしく目指していた方角へと辿りついていたのだから。
 宮城県立工業高校の場所を確認し、歩いてまたホテルに戻ったら、ちょうど1時間。
 ホテル着は、午前5時40分。
 まだ5時40分? もう5時40分?
 もちろん、まだ5時40分?の感覚。
 早起きは、三文の徳。
 そして、散歩のおかげで、身体の調子もいいのであった。
 部屋に戻り、新聞を読み、昨日のスケジュールを記録し直し、テレビを見ていたら、もう午前8時半。
 シャワーを浴びて着替え、ホテル出発。

 途中、コンビニで差し入れのスポーツドリンクを購入し、ミニ合宿中の宮城県立工業高校へ。
 秋田商業高校レスリング部の選手諸君ばかりでなく、山形商業高校の芦野先生以下、選手諸君も汗を流していた。
 選手全員に檄を飛ばす。
 秋商の横山先生にもご挨拶。
 「部員は、どんだけいるの?」
 「20名ほどです!」
 ・・・・羨ましい。
 これも、ジュニアからの強化と、顧問の先生の努力あればこそ。
 こういう姿を見ると、星稜高校の新人教諭、矢後先生にも頑張ってほしい!

 午前10時半には、予定通り、宮城県立工業高校を出発。
 ちょうど、山岸さんがお土産を持ってお見送りに来てくださる。
 人の付き合いこそ財産。
 今回の視察では、アポ取りから道案内まで、何から何まで秘書以上にお世話になった山岸さん。
 深謝。
 必ず、また応援に入ります。

 仙台東部道路を通り、山元町へ。
 自動車道の左側は、まだ津波の跡が残ったまま。
 この自動車道のおかげで、山側に浸水しなくてよかった。
 高速道路の役割の一面を見た思い。
 山元町で自動車道を下りてからは、6号線。
 山元町〜新地町〜相馬市へと。
 相馬市で右折し、山道を福島市へと向かう。
 遅咲きの山桜。
 この山桜も、福島第1原発の放射線に汚染されているのだろうか?
 峠の茶屋で、ソフトクリ―ム。
 元気を取り直して、東北道へ。

 安達太良サービスエリアで、金沢チームと別れ、一路東京へ。
 東京に着いたのは、午後8時20分。
 全走行距離は、3日間で、1700キロ。
 東京〜金沢〜仙台〜東京。
 また行かねば! 


5月2日
5月4日
戻る
先頭メニューへ