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はせ 日記
平成23年
4月29日(金)

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■4月29日(金)

 4時20分起床。
 ニュースチェック。
 5時半から1時間、近所をジョギング。
 最近、お腹が出てきて、甘いものが手放せなくなってきた・・・ということは、糖尿病まっしぐら?
 そりゃあかん!
 出っ張ったお腹をさすりながら、歩いたり走ったりのジョギング。
 帰ってきたら、妻が美味しいアイスコーヒーを淹れてくれた。
 しかし、もちろん、シュガーなし。

 午前7時半、国対に入り、執務。
 予算委員会の準備に入る。
 テレビ入りであり、質問される皆さんも気合が入る。
 とりわけ吉野さんと秋葉さんは、被災地ご地元で、厳しい声を聞いてきている。
 谷さんや江渡さんも、党本部の災害対策本部で取りまとめをしてきている。
 その経験から、原発補償問題や漁業補償問題など、後手後手の政権対応を厳しく追求。 

 夕方、代々木第2体育館へ。
 全日本選抜レスリング大会。
 今年9月、トルコでの世界選手権代表決定戦。
 教え子のグレコ96キロ北村と、フリー55キロ稲葉と、フリー120キロの荒木田が優勝。
 北村と荒木田は、昨年の全日本選手権も勝っているので、順当に日本代表決定。
 稲葉は、全日本チャンピオンの湯元とプレーオフ。
 決勝まで厳しい試合を3試合経験している稲葉と、1回戦で負けてしまっていた湯元と、戦前の予想では圧倒的に湯元有利。
 気持ちを切り替え、体調管理ができるからだ。
 案の定、第1ピリオドをクリンチでとった勢いから、第2ピリオドはあっという間に大差勝ち。
 稲葉は、決勝、準決勝で苦しんだ松永戦やら富岡戦が水の泡。
 悔しさも出ないほどのあっけない幕切れ。
 残念。
 しかし、これがオリンピック最終予選ではない。
 今年12月の全日本選手権がポイント。
 それまでに体調を整え直して、湯元に雪辱してもらいたい。
 稲葉らしい、流れるような組み手と、上下の崩しの動きをやり続けるためにも、終始足が動いていなければならない 。
 そのためにも、もっと走り込みが必要だ。
 とりわけ坂道ダッシュが必要だ。
 稲葉ならできる。
 頑張ってほしい。

 金沢出身の川井りさ子選手(至学館高校2年生)が、3位入賞。
 筋肉もついてきて、大人のスタイルになってきた。
 これは伸びるぞ!
 「もっと、しごいてやってください!」
 と、栄監督にお願いする。
 手足が長く、バランスが良く、世界で勝てるスタイルだ。
 組み手のバラエティと、正面タックルの攻撃力がつけば、伸びる。

 試合観戦中、福田富昭会長や高田裕司専務理事と情報交換していたのだが、
 「クリンチばっかりじゃ、世界で勝てない」
 「アタックしない選手は伸びない」
 「守りが堅いだけじゃ、ポイントに結び付かない」
 と、いう意見で一致。
 勇気を持ってアタックし続けられない選手は、日本代表に必要ない、ということだ。 

 夜、驚くべきニュースが飛び込んでくる。
 内閣官房参与の「小佐古 敏荘(こさこ としそう)」さんが抗議の辞職。
 その最大の理由が、
 「小学校の校庭で文部科学省が採用した放射線年間被曝(ひばく)限度が、20ミリシーベルト(屋外制限基準)の設定は、科学者として我慢できない」
 というもの。
 「とんでもない高い数値であり、容認したら私の学者生命は終わり。 自分の子どもをそんな目に遭わせるのは絶対に嫌だ!」と訴え。
 「通常の放射線防護基準に近い、年間1ミリシーベルトで運用すべきだ」
 「今のやり方は、東京で数字をボッと決めてやっている」
 「私がやってきたことからは外れているので、これ以上とどまっている理由はあまりない!」
 と、相当激烈な発言だ。
 小佐古さんは、東大大学院教授。
 菅さんが三顧の礼を尽くして迎えた原発科学者。
 ・・・・・・・
 この問題は、連休明けの文部科学委員会で追求することとなっており、ぜひ、小佐古さんには参考人として来ていただきたい。 


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