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はせ 日記
平成23年
4月22日(金)

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■4月22日(金)

 昨日のお昼、自民党本部へと歩いているときに、信号待ちで山田俊男参議院議員にお会いした。
 はせ浩小矢部市後援会の会長は、同郷の山田俊男さん。
 前会長は、みんなの党の柴田巧参議院議員(当時は自民党県議だった)。
 その山田さんが、こうおっしゃる。
 「桜井市長から、例の陳情の件でお礼の電話がかかってきましたか?」
 と、おっしゃるので、
 「事務所にいただきました。」と、答える。
 すると、
 「馳さんが(県議選で自民党候補の応援に来ないで、みんなの党の候補にしか決起大会の応援に行かなかったことで)怒っているんじゃないかと(桜井市長が)心配してましたよ。」
 と、苦笑いしながらおっしゃる山田さん。
 「昨日までは怒ってましたけど、もう怒っていません。 興法寺の松本さんから電話がかかってきましたから!」
 と、お伝えする。
 「松本さんって?」
 「私が幼いころから村で世話になっている方です。 小矢部市陸上競技連盟の幹部です!」
 「なるほど、わかった。 ほんならわたしも安心しました!」
 と、いうことで、県議選騒動は一件落着。
 よくある話?
 いやいや。
 市長たるもの、配慮が必要でしょう。 

 午前3時56分 起床。
 ニュースチェック。
 栃木県でのクレーン車暴走死亡事件、どうも、運転手はてんかん持病があったとか。
 なるほど、それなら、運転開始わずか3分で「いねむり」という説明は辻褄が合う。
 しかしそうなると、道交法違反の疑いが出てくる。
 てんかん持ちの方が運転をすることは、違法ではないのか?
 持病を隠して、運転免許取ってはいけないのではないか?
 調べてみると、条件付きで、てんかん持ちの方も免許取得できるそうだ。
 でも、こういう事故が起こると、その条件もハードルを上げざるを得なくなる。
 取り調べを見ながら、道交法改正も検討しなければなるまい。
 未来のある小学生6名が、何の罪もない小学生6名が、あっという間に暴走クレーン車に巻き込まれて、通学途中で命を奪われた怒りと、憤りと、悲惨さと、理不尽さは、例えようもない。 

 午前7時40分、靖国神社へ。
 「みんなで靖国神社にお参りする国会議員の会」の皆様と一緒に、拝殿へ。
 戦没者・英霊に対する感謝、そして戦争の惨禍を二度とわが国は起こさないという誓い。
 桜が散っていた。

 午前9時10分より、国対正副。
 第1次補正予算は、4月28日国会提出予定。
 できれば、その日のうちに本会議財政演説〜予算委員会での趣旨説明。
 そして、29日・30日と予算委員会質疑〜採決〜本会議採決の予定が内定。
 26日には、東日本大震災をテーマに集中審議予定。
 もちろん、自民党の採決に向けての意見集約はまだ。
 歳出ではなく、歳入、つまり財源論。
 国会提出されてしまえば、速やかに成立させる必要性について、異論はない。
 しかし、財源論だけは詰めておく必要がある。
 万が一、政府側が自民党や公明党の主張に折り合えなければ、「憲法の規定による成立」という方針となろう。
 成立の目途は、5月2日の夜?

 午後、本会議。
 日独150年修好決議案文で紛糾。
 「わが国の自虐的歴史観に、ドイツを巻き込むべきではない」
 「そもそも歴史事実に誤認がある」
 などと、自民党にしては珍しい混乱。
 石破政調会長が「事実確認」を失念したことを詫び、石原幹事長が「党議拘束はかかっていない」と発言したことで、混乱は終結。
 しかし、本会議では、
 「議運でまとめたのだから賛成」
 「そもそも歴史認識が違い、事実誤認もあるので反対」
 「こんな案文の決議文を議案とすることは、ドイツに対して失礼だから退席」
 と、自民党は3分裂。
 執行部の未熟さが出た。
 せめて国会決議の案文は、政調会や総務会にかけるべきで、そうしないからこういうみっともないことになったのだ。
 こんな案文では、国家の姿勢が問われてしまうし、歴史に汚点を残すことになる。
 不肖はせ浩は、反対の意思を明確にし、採決では起立せず。
 本会議前後で、民法改正案の「附帯決議」について公明党の大口善徳さん、民主党の辻恵さんと調整。
 月曜日には案文をまとめるべく、理解を得る。
 日独決議文のようにならないように、丁寧に合意を得たい。 

 夕方、金沢に戻り、市議選の応援回り。
 黒沢かずき候補の個人演説会〜高村佳伸候補の総決起大会〜田中展郎候補の総決起大会。 


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