補正予算についての政調会議。
「第1次補正の財源で問題がある。 資料には、年金国庫負担財源2.5兆円を流用するとしてあるが、その穴埋めは税と社会保障の一体改革での増税となっている。 これでは財務省のシナリオどうりではないか?」
「菅総理も、現段階から、第2次補正では復興国債をやらざるを得ないと、自民党の提案どおりの発言をしている。 だったら第1次補正でやればいいではないか!」
「そもそも、年金財源となる2.5兆円は、鉄道運輸機構の剰余金だ。 民主党はそれを公債特例法案の中に入れていたはずだ。 公債特例法はまだ成立していない。 修正を求めるのか?」
「だいたい、公債特例法を原案そのままにして、頭ごなしに修正するなんて、そんなことできるのか?」
「自民党のちんたい議連が提唱していた、空き室情報の提供が、宮城県・岩手県・福島県の自治体レベルでちょっと待ったとなっているそうだ。 仮設住宅は作っても何時かは取り壊すし、そもそも資材不足などで完成〜入居まで時間がかかる。 アパートやマンションや貸し家など、空き室に公費負担して入っていただけばいいんじゃないのか? 公費負担の基準を早く示して、どんどんと入れてあげるべきだ!」
と、申し入れをする。
まだまだ補正予算取りまとめには混乱が予想されそうだが、とにかく早く成立を目指すべきだ。
万が一、与野党財源論で折り合わなければしかたない。
連休中の採決に応じて、衆議院の予算議決優先で成立させるしなかない。
ちなみに、お昼の清和会で、この財源論について町村信孝会長に申し上げる。
「相続税と総裁となる、無利子国債を50兆位発行し、半分は赤字国債返済、半分は震災復興対策に使えばいい。 政府提案の復興国債だって特別勘定でやるのだから、この際、いろんな財源論をテーブルに広げて議論すべきではないか?」と。
町村会長は、
「無利子国債ね。 平時なら筋的にどうかと思うけど、こういう非常時にはいろんな案を出し合うべきだね!」
と、一定のご理解をいただく。
28日にも補正予算が提出される中で、国会日程も煮詰まってきた。
ゴールデンウィークは禁足?だ。
「連休中も審議すべし!」と、いちばん最初に提案したのは自民党の副幹事長、竹下亘さん。
そりゃそうだ、とばかりに、民主党の安住さんも乗ってきたのだが。
でも、ゴールデンウィーク返上しての審議促進は当たり前なんだけど、外務大臣や財務大臣の大臣の海外会議出席日程だけは、調整しないとね。
夕方、ちょっと早めに自宅に戻り、誰もいなかったので、家じゅうに掃除機をかける。
すっきり。
掃除をすると、気分爽快、やる気が出てくる。
今週は、民法改正案質疑で煮詰まっていたが、昨日で質問時間に区切りがついたので、気分転換で大掃除。
夜7時から、近所の中学校で、「市沢よしのり」目黒区議候補の個人演説会があり、応援演説に駆けつける。
100名近い出席者。
感謝。
被災地訪問の話や、防災対策や、政治への信頼問題で、マイクを握る。
市沢候補は、1期ながら、自民党目黒区議団の政調会長を務めるほどの勉強家。
商店街で文具店を経営しており、消防活動にも取り組んできた、生粋の地元っ子。
鈴木たかみち都議とともに、なんとか目的を達成することができますようにと、お集まりいただいた皆様に支援拡大をお願いする。
午後8時過ぎには、おりんさんを迎えに行く。
今週末は合宿があるそうで、最年長のおりんさんは気合が入っている。
晩御飯は、ぶり照り焼き。
とても美味しい!