衆議院議員
はせ 浩 ホームページ

はせ 日記
平成23年
4月14日(木)

4月13日
4月15日


■4月14日(木)

 3時25分起床、ニュースチェック。
 松井秀喜、第2号ホームラン。
 頑張ってるなぁ。

 小沢一郎さん、菅おろしの狼煙。
 むべなるかな。
 昨日も、「(原発避難地域は)10年〜20年住めるかどうか」と、いう趣旨の発言をした(らしい)。
 こういう重い言葉が総理周辺から伝わるだけで、一体どれほどの人が苦難を覚えるか、わかっているのだろうか?
 原発被害で、避難地域と指定されている皆さんは、ふるさとを追われている。
 「どうして国は見放すのか? 原発政策は国家責任だろうが!」と、怒り心頭なのに。
 人の気持ちがわからないのだろうか? 

 午前7時には、ホテルニューオータニ「AZALEA (アッザレーア)」へ。
 第11回 東京銀河の会 朝食会。
 元谷外志雄会長のご挨拶後、国政報告と講師紹介。
 稲田朋美代議士に、「真正保守とは!」というテーマで、御講演をいただく。
 国家観を持たなければ国会議員ではない、という内容。

 午前9時には、青少年特別委員会の大臣所信説明。
 担当大臣は蓮舫さん。
 来週から、いよいよ法務委員会との連合審査が始まる。
 法案は、「民法改正&児童福祉法改正」だ。
 内容は、親権制限についてと、未成年後見制度について。
 4年前に改正した、児童虐待防止法で積み残しの議論となっていた、「親権の一時一部制限」の課題が、ようやく解決される。
 この問題に取り組んで、およそ10年。
 ようやく「民法改正」という大前進につながった。
 感慨深い。

 来週は、法務委員会と青少年特別委員会の連合審査を含めて、90分(法務)〜60分(青少年)〜40分(連合)の質問時間をいただいている。
 一つのテーマで、一人が3時間も質問するのは異例だ。
 気合を入れて、丁寧な議論をしたうえで、速やかに可決させたい。
 ともに取り組んできた白崎秘書とともに、充実した審議を展開したい。

 お昼に、清和会昼食会。
 おととい、福島県を視察してきた町村会長から報告が上がる。
 「モニタリングに必要な線量計が足りないと聞いてますが、いかがでしたか?」
 と、お聞きすると、
 「やっぱり足りないそうだ。」
 と、町村会長。
 福島県が選挙区の森まさ子参議院議員も、同様に、
 「来週から再開を予定している学校では、どうしても線量計がほしいんですが、足りないんです!」
 と、おっしゃる。
 1台30〜40万円かかるらしい。
 すると、衛藤副議長が、
 「日本製はもうないんだって。 でも、アメリカ製はあるらしいよ。 うちの事務所で紹介して3台を輸入した自治体もある。 政府はそういう対応ができていないのかね?」
 と、お話になる。
 どうなんだ政府は?
 さっそく与野党連絡会議で調整していただくことにする。

 また、飯舘村を現地視察した町村会長も、
 「菅総理の原発計画避難地域は10〜20年住めない発言は、被災者や村民を混乱に陥れるだけの暴言。 許しがたい!」
 と、強く抗議をするとの発言あり。
 当然だろう。 

 午後3時より、民法改正案についての、自民党部会連合審査会。
 もちろん、法案には大賛成。
 その上で、以下3点について、法務省と厚生労働省に質問。
 ・ 親権喪失や停止の理由に、「一方の配偶者の同意のない子どもの連れ去り事案は虐待ではないのか? この条文ではそのことが入るのか? 明らかに子どもの不利益ではないか? 明文化すべきでは?」
 ・ 離婚後の面会交流権は、子どもの権利として明文化すべきではないか? その上で、家裁で審判がなされればいいのではないか?
 ・ 子の法改正で、赤ちゃんポスト(こうのとりのゆりかご)に、放置された子どもの親権は確保されるのか?
 ・・・いずれも政府からは生煮えの答弁。
 らちがあかない。
 「こうのとりのゆりかご施設は合法ですか、違法ですか、違法とは言えない、のですか?」
 「こうのとりのゆりかごは、児童遺棄罪ですか?」
 「こうのとりのゆりかごに放置された子どもの親権は、どうなりますか?」
 と、次々と質問が飛ぶ。

 司会役の稲田先生から、
 「馳さん、来週3時間も質疑時間があるから、そこで政府見解を追求してください!」
 と仕切られる・・・・
 よし、ねちねちと質問しよう。 

 午後4時、明日の被災地視察の救援物資を車のトランクに積み込む。
 水やアクエリアスや爽健美茶やたばこやお菓子・・・・
 テトリスよろしく?自民党本部に詰めるボランティア部隊が、きれいに隅々まで荷物を積み込んでくれる。
 感謝。
 よし。
 朝6時出発だから、今日は早く帰って寝よう! 


4月13日
4月15日
戻る
先頭メニューへ