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はせ 日記
平成23年
4月13日(水)

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■4月13日(水)

 いつものように、朝4時前に起床、今日の質問項目資料チェック。
 いつものように、妻と俺の間でタンバリンが寝ている。
 小さなまくらに頭を乗せて、横たわって、お尻を俺の顔に乗せて、寝ている。
 いびきまでかきながら・・・
 俺は、タンバリンの敷布団かよ!

 午前7時半には、国対入る。

 午前9時10分より、国対正副。
 「非常時にもかかわらず、民主党は本会議を委員長職権で立ててきた。 与野党合意もないままに、郵政改革特委を強引にもセットした。 許すまじき暴挙。 従って、本日予定していた委員会採決はまかりならぬ!」
 「ええええええええええ! そりゃ困った。 文部科学委員会は日本学術振興会一部改正法案が案件。 内容は、麻生内閣で塩谷立大臣が提唱した、科研費の基金化。 もともと自民党が具体化した政策だから、こりゃなかなか採決に応じないわけには行きません。 昨日の理事懇談会の段階では、日程協議に支障はありませんでしたから・・・・・」
 と、いうことで、特例として文部科学委員会の採決は認めていただく。
 ことほど左様に、与野党は慣例と前例と信頼関係で結ばれながら国会運営をしているのであるから、民主党は一方的にその信頼関係を壊すような運営をすべきではない。

 午前9時から文部科学委員会は始まっており、俺は午前10時半から45分間、質疑。
 ・ 政権交代で先端研究助成金や若手海外派遣助成金が減額されたハレーション
 ・ 文部科学省と日本学術振興会と科学技術総合会議の役割分担
 ・ 科研費の評価の在り方
 ・ 総合科学技術会議の審査のプロセス公表
 などについて、質疑させていただく。

 無事に、午前11時半過ぎに、採決〜可決。
 良かった!
 委員会では、福島第1原発の事故が、国際的な評価でレベル7に修正されたことへの非難が集まった。
 先月の3月23日時点で、すでにレベル7の疑い数値があったにもかかわらず、公表は昨日。
 政府に対する信頼欠如。
 もちろん、国際社会からも「日本は無能(韓国)」などと、批難を浴びている。
 菅総理のリーダーシップ欠如。
 もしかして、何をしていいかわからないのではないか?
 原発事故についても、なまじっか基礎知識を知っているばかりに、対策が後追いになっていたり、根回しもせずに「計画的避難区域」を発表してみたりちぐはぐ。
 コントローラーとしての役割を果たせているようには見えない。
 かといって、今すぐに辞めさせるわけにもいかず。
 日本最大の危機は、今この時に菅総理が総理大臣であること、という指摘まで永田町では常識になっている。
 与野党だけでなく、なんと、霞が関かいわいまで通説になっている。
 一次補正成立後にでも、何とか辞めさせる手はないか。
 民主党内からは、ようやく小沢一郎さん一派が画策を始めているが。

 先週金曜日から進めてきた15日の被災地視察の日程が固まってきた。
 落選中ではあるが、亀岡よしたみ前代議士と、西村あきひろ前代議士のご配慮あり。
 午前6時 自民党本部 出発!
 午前11時 飯舘村着(村長、教育長)
 午後12時半 南相馬市着(教育長)
 午後2時 相馬市着(市長、教育長、中村小学校、八幡小学校、はまなす館)
 午後4時 宮城県山元町着(教育長、中浜小学校、山下第2小学校、自衛隊)
 午後11時 自民党本部着。

 各教育長と連絡も済んで、明日は支援物資の積み込みを午後4時に・・・・と準備していた午後5時過ぎ、なんと、金曜日は本会議が入ることに決定。
 こりゃ困った。
 今週は、本会議が入らないと内々議運に聞いていたので、びっくり。
 公明党の池坊代議士から、
 「どうしても行きたい!馳さん、現地の準備をしといてね。 倒壊校舎視察と子どもたちの面談は絶対入れてね!」
 と、いう申し出を受けて、亀岡さんや西村さんと現地調整を進めてきた手前、今更断るわけにもいかない。
 国会議員としての現地視察も大切な仕事。
 ましてや、現地の市長、村長、教育長、自衛隊との調整は済んでいる。
 どうしようか。
 涙を飲んで、本会議を欠席させていただく。
 与野党対立の本会議は禁足がかかるが、金曜日の本会議は上がり法案処理のみ。
 大変申し訳ないが、欠席届提出し、被災地視察へ行くことに決定。
 国対幹部の了承を得る。 


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