4時半起床、質問資料再チェック。
昨日の行程を思い起こしながら、質問シナリオを練り上げる。
午前7時過ぎには、国対に入る・・・も、あれ?
ない!
携帯電話がない。
・・・自宅に忘れてきた。
最近、本当に忘れものが多い。
すぐに自宅にとって返して、8時過ぎには再出勤。
午前9時より、文部科学委員会。
45分間、被災地視察の報告をしながら、政府の見解を問う。
「20キロから30キロの屋内退避エリアにおいては、屋外に出る通学や体育授業などの就学不安を抱えている。 県教委や市教委では判断がつかない。 こういう時こそ国が判断すべきであり、見解を問う!」と。
この質問に尽きる。
福島市でも、相馬市でも、南相馬市でも、この4月からの学校開始に向けて心配していることは放射線被害のこと。
この基準が明確に出なければ、蛇の生殺し。
自主避難もふくめ、いつまでもめどの立たない避難生活を送るわけにはいかないのだ。
ましてや南相馬市の避難民は5万人。
今回の震災避難民は16万人と言われており、実にその4分の1が南相馬市市民。
自宅に帰ることもできなければ、もちろん、帰ったとしても、市民生活を担保できない。
市長の憤りも推して知るべし。
「最後は、国が責任を持つから、大丈夫だ!」
と、言ってほしい市長の気持ちを、政府も理解すべきだ。
高木大臣答弁は、
「モニタリングを詳細にしている。 最後は情報を集めた原子力安全委員会の判断。 早急に結論をお示ししたい!」と。
生活のための安全基準を、ぜひとも示してほしいものだ。
一般質問終了後、「科学技術基金法」のお経読み。
おそらく来週の水曜日にも、質疑〜採決で処理できそう。
午後1時、金沢から支援者がお見えになり、面談。
午後3時、羽田発ANA機で金沢へ。
小松到着後、すぐに富山県砺波市の「米原蕃(よねはらしげる)」県議候補事務所へ直行。
参議院の佐藤正久議員とともに、立会演説会。
20数年ぶりに選挙となったこの選挙区。
米原さんのお人柄と、政治のリーダーシップについて演説。
おりしも安全と安心のまちづくりに関心の高い時節柄。
昨日の被災地訪問のエピソードも織り交ぜながら熱く演説。
終了後、金沢にとって返し、普輪崎さんのお通夜へ。
お参り後、芳斎公民館へ。
安居知世さんの応援演説。
公民館2階大広間を埋め尽くす地元の皆さん。
すでに無投票当選を決められた木本利夫県議(かほく市選挙区)も駆け付けて熱弁をしてくださる。
感謝。