3時17分起床。
なぜか今朝もさわやかに、目覚めた。
くしゃくしゃの頭をかきながら、明日の文部科学委員会の質問づくり。
ベッドの中に寝そべりながら、パソコンに向かう。
35人以下学級法案質疑の2回目。
昨日の質疑を参考にしながら、シナリオを練り上げる。
さらに深堀りができるようにと、30問作成。
加配定数の歴史的経緯と、実態の詳細について、文部科学省の本音に迫りたい。
そして、自民党の対案について、より現実的だということを示したい。
昭和44年からはじまった教職員配置のための加配定数。
当初は1800名弱。
それが、40年経過して現在は6万名弱。
着実に増加している。
現場には、なくてはならない定数でもある。
鈴木副大臣は、「安定的に給与費を確保できる義務定数で!」と、おっしゃる。
しかし、子どもたちから見れば、誰が義務定数で、誰が加配定数かは、もちろんわからない。
と、いうことは、教職員の処遇問題なのではないか、焦点は?
現在では、義務定数と加配定数を組み合わせて、総額裁量制で必要な教職員数を、毎年都道府県は決めている。
どうして加配定数に振り替えることでイケないのだろうか??
さらに詰めていきたい。
おりんさんは、やっぱりいつものように朝6時半には目覚ましかけて、朝シャンしている。
きれい好き、シャワー好きは、パパに似たのかな?
早めに起きて、身ぎれいにして、学校へ行くまでにワンクッション置くことは、いいことだ。
気持ちをリセットすることになる。
朝は、ハッピーな気分で学校に行くことがいちばん大切だ。
そういうおりんさんに負けないように、せっせと準備して、背広に着替える。
午前8時には国対に入り、大震災対策資料整理。
地元金沢の後援会幹部から電話が入る。
「金沢市の企業局で作っている水を、東京都に送ってあげられないのでしょうか?」
さっそく山野市長につなぐ。
「・・・同感ですが、それをすると、風評被害を煽ることにもなりかねず・・・」
と、苦しい胸の内。
これもマッチングの問題。
そういう現地からの要請があれば、即対応できるということだ。
森源二副市長は、そういうマッチングの任務を帯びて、岩手県に緊急援助隊とともに派遣されている。
尊い仕事だ。
行政マンの責任力の高さに敬服する。
我々国会議員は、国民と行政とのつなぎ役でもあり、内閣は行政のリーダーでもある。
自覚を持ってリーダーシップを発揮しなければならない。
午前9時10分より国対正副会議。
明日は、本会議で各委員会での上がり法案採決の予定。
総務委員会のNHK予算、外務委員会の「思いやり予算」法採決。 財務金融委員会の3点セット法案処理など、重要案件が続々と採決の予定。
年度末であり、国会で決めなければならないことを次々と処理したい。
午前9時40分より、国対法案説明会。
・ NHK予算・・・「会長人事迷走の責任(手続きと情報管理)」 「被災者受信料減免措置」について質問。
・ 森林法一部改正案・・・「所有者情報を確認し、森林簿の確定」 「市町村への地籍調査支援」などの強制的措置を質問。
終了後、明日の質問第2弾を作る。
・ 来年はシーリングをかけないでしょうね!との念押し。
だいたい出来上がった。
午後は、参議院の文教科学委員会 視察へ。
大臣所信質疑。
ん?
今頃やっていたのかい?
自民党からは、義家さん、上野さん、熊谷さんが。 東日本大震災問題を中心に質問しているが、高木大臣は的外れ答弁が多いし、鈴木副大臣は冗長な答弁。
もう少しテキパキとわかりやすく答弁できないものか?
12年前までは、この委員会室で俺も質問していたんだなぁ、と思うと、懐かしい。
午後5時15分、美術品補償法案と、海外美術品公開促進法がセットで採決される。
補償法は政府提出法案だが、公開法は自民党と公明党とで共同提案した議員立法。
構想5年、足かけ3年。
ようやく成立にこぎつけた。
立法の発案者の古屋圭司先生も、ここぞとばかり思いのこもった答弁をされる。
良かった。
今は亡き平山郁夫先生の夢である、「日本で中国と台湾の故宮博物館の展覧会を同時開催する!」
この壮大な夢が、実現できる土壌ができたということ。
これぞ政治の力だ!