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はせ 日記
平成23年
3月23日(水)

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■3月23日(水)

 昨日早く寝たので、いつもよりもさらに早く、2時14分起床。
 震災関係のリアルタイム情報と、文部科学委員会 質問資料チェック。
 しかし、2時間ほど読んだらまた眠くなって、二度寝。
 でも6時半にはちゃんと起きて、国会へ!

 こんな大震災非常時ではあるが、今日は文部科学委員会開会。
 震災から10日余り。
 復興や被災者支援に向けて、国会も与野党含めて全力投球だ!
 午前中は3時間。
 大震災の文部科学省関係現況説明と、質疑。
 そして午後は、4時間。
 野党のみで、義務標準法改正案(35人以下学級法)趣旨説明〜質疑。
 俺は、午後2時27分から3時39分まで、およそ1時間20分の質疑をさせていただく。
 ・法案が不成立の場合、4000人87億円はどうなるのか?・・・国会の意思が示されなければ留保せざるを得ない。
 ・そもそも義務教国庫負担金にシーリングをかけたことが間違っている・・・10%シーリングと特別要望枠で合わせて予算要求した。
 ・義務定数よりも加配定数のほうが現実的ではないか?・・・義務定数で安定的な教員給与を確保したい。
 ・義務定数を確保すると、他の学年の少人数学級に影響するか・・・マイナスとはならない。 プラスの影響はある。
 ・東京都は少人数学級をしていないので、まるまる加配定数の96人を削減されると不満を漏らしている・・・全国的な制度なので、加配定数から都道府県一律削減した。
 ・平成24年度以降の2年生以降の35人学級の検討基準についての見解は?(学習成果)(財政上の後年度負担)(公務員人件費2割削減)(国と地方の役割分担)・・・文部科学省と財務省にそれぞれ見解を追求。
 ・ 平成24年度以降も義務教国庫負担金にシーリングをかけるのか?(予算編成の基本理念)(経費の性格)(中期財政フレームとの整合性)・・・財務省はシーリングをかけないとは明言せず。
 と、いうわけで、生煮えの答弁だった。

 高木大臣は、
 「来年度以降は、シーリングをかけるべきではない!」
 と、明言したが、それは玄葉国家戦略担当大臣や野田財務大臣の前で、明言して実行してもらいたいこと。
 本日の答弁を精査して、さらに本日の残っている質問を加えて、金曜日に再質問する。
 金曜日は、午前中に参考人質疑、午後からは3時間の法案質疑。 俺は45分担当!

 夕方、今後の法案の取り扱いについて、参議院の小坂憲次幹事長と打ち合わせ。
 論点は、出そろってきた。
 ・ 「1年生だけの35人学級」「負担金にシーリング」は、自民党として認められないところ。
 ・ 義務定数よりも加配定数。
 ・ 都道府県に対して、学校現場や市区町村の学級編成や教育課程編成の権限強化(学校現場や市町村教委の意見を尊重させること)。
 ・ 東日本大地震の被災児童生徒のための、特別加配を認めること。
 ・ 加配事由に、特別支援教育や専科教員を追加。
 ・ 教育現場の正常化(政治的行為違反制限の恒久化と罰則付与)。
 だ。

 午後8時半、おりんさんを迎えに行く。
 今日から代車。
 おりんさんもお気に入りのようだ。
 タンバリンも一緒に来たぞ!
 タンバリンも嬉しそうだ、雨だけど!
 晩御飯は、干物とおしんこと、キャベツスープ。
 質素だが、家族3人そろって温かいものをいただければ十分だ。
 感謝。 


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