4時23分起床、ニュースチェック!
福島原発の政府と、東電対応が二転三転。
菅総理の統率力、大丈夫か?
第一原発、第三原発に続いて、第二原発のメルトダウン情報も。
また、建屋の爆発か?
放射能漏れは、どの程度なのか?
避難範囲は、どの程度か?
健康影響や、生態系への環境影響は、すばやく検知・分析・公表されるのか?
今後の対応策(冷却水注入や、廃棄物処理など)は、大丈夫か?
専門的な情報提供が必要では?
枝野さんは、原子力技術の専門家ではない。
もっと詳細に現状を説明し、対応策を出してほしい。
政府は、情報を一元化して発出すべき。
ましてや、「計画停電の情報」こそ、市民生活や企業活動に大影響を与える。
東電から出すか、政府として一元化するか、そこがあいまいではないか?
と、考えていたら、菅総理が早朝に東電本社に出かけて行って、暴れまくってきたらしい。
・・・・おかしいんじゃないか?
東電に責任転嫁し、こんな早朝に出かけて行って、反論できない方々に一方的に怒鳴りつけても、志気が上がるはずもない。
むしろ、やる気を失わせるだけ。
必要なことは、具体的な指示を出して、激励することではないのか?
昨日の記者会見でも涙ぐんでいたし、危機に臨んでこんな感情的なリーダーでは、冷静な判断できないのではないのか?
おりんさんは、いつものように中学校に出かけていく。
いざという時に、保護者と連絡を取れるようにとの「連絡網」も学校に、提出することになった。
連絡順位は、@パパ Aママ B秘書!
こういう書き込みをすると、本当に「いざというとき」 「まさかのとき」を、シミュレーションしてしまう。
災害避難グッズの準備も。
午前8時より、党本部。
外交・国防合同部会で、震災対策会議。
以下の点を申し入れる。
@ 遺体収容と処置(埋葬・火葬)には、自衛隊の皆さんにお願いするしかない。 DNA鑑定や歯形照合など身元確認もせねばならず、損傷も激しいはずだから、各省連携で、超法規的措置も踏まえて、全力で取り組んでほしい。
A メキシコ大使館の友人からメールが来た。 義捐金を受け付けていないそうで、赤十字のみだそうだ。 ところが、赤十字は個人から&クレジットカードでしか受付していない。 在外公館で受け付けたらどうか?
午前9時より、文部科学部会。
震災対策。
・・・・なんと、被災した県教委からの情報を待っているだけで、派遣した調査員はわずか数名であり、なんと現地情報を全くつかんでいないことが明らかになった。
「そりゃおかしい。 今は緊急の非常事態だ。 文部科学省自らが調査団を大々的に派遣して現地の情報をつかむべきだ。 そのうえで、必要な支援を即行すべき!」
「地方教育行政法では、国は指導援助しかできません!」
「それは法的なことでしょ! 人命にかかわる事態であり、能動的に動かなきゃだめだよ。 壊滅的な打撃を受けた陸前高田市とか南相馬町とか、教育委員会の行政能力が機能していないんだから。 宮城県・岩手県・福島県などの教委と協力して、国から行政事務の代替職員を派遣してあげなきゃだめだよ。」
と、実態把握も職員派遣も十分していない文部科学省の返答に、びっくりして声を荒げる。
実態把握は、基本じゃないのかね!
政務3役は、どうなってるんだ?
その上で、政府与党に、福島原発への対応も含めて、以下の対応を求める。
・ 地震対策特別措置法(耐震工事の補助率かさ上げ時限立法。 今年の3月31日で切れるので、5年延長を求める。 議員立法なので、政府はわかっていない様子)
・ 年度末、年度初めの対応を円滑に進めるように。
・ 外国人留学生の安否確認と生活支援
・ 家計急変学生へのお見舞金支給と、授業料減免措置と、特別奨学金支給
・ 在籍名簿 確認(安否確認)
・ 被災学校施設補修予算 確保
・ 避難所となっている学校での子どもたちの授業確保
などなど。
午前10時には国対に入り、情報収集。
政府側に対しては、
・ 匿名防災担当大臣の任命(現状は松本環境大臣の兼務)
・ 事務的な危機管理監(司令塔)の設置
・ 全国からの支援物資・救援物資の輸送ルート確保
を、緊急的に求める。
それにしても、福島原発への対応と言い、被災地での救命活動と言い、避難所支援と言い、総合的なコントロールが効いていない、この内閣は。
政権政党としての緊急事態対応が慣れていない・・・といえばそれまでだが、だったら自民党や公明党のアドバイスを素直に聞いたらどうか?
と、いうわけで、午後1時から、党本部603号室で、石破政調会長のもとで、各部会から積み上がった震災対策を取りまとめる。
あれ?
そういえば、公報には、民主党の部門会議の日程がゼロ。
「どうしてんだろ?」
と、誰かが聞いたら、
「政府から、止められてるんだって。 それどころじゃない(民主党からの要望に応えている場合じゃない)からって。」
・・・開いた口がふさがらない。
全国の民主党県連や、支援団体からの要望を取りまとめて、政策に反映させるのが政権与党の強みなのに、それを放棄しているとは・・・・
政府与党は一体だから、党内議論は必要ないとでも思っているのか?
それとも与党からの突き上げが、足手まといになるとでもいうのか?
「自民党さん頑張ってくださいって、民主党議員に言われましたよ。 僕らの分も政府に言ってやってください、って!」
とは、まるで漫画のような話ではないか?
とにかく、今日中に、自民党の震災対策案はとりまとめて政府に提出するし、すでに与野党幹事長会談でも大くくりのところは谷垣総裁や石原幹事長から進言している。
例えば、総理や官房長官記者会見の時の手話通訳の登用も自民党提案だし、与野党合同の震災対策会議の提案も自民党から。
とにかく、原発事故などを含めて、想定外のことが起きているのだから、オールジャパンで対処するしかない。
夕方、専修大学レスリング部へ。
学生では中村と遠藤、そしてコーチの岩崎が実家を流された模様。
実情を把握したうえで、学生課で「被災者支援見舞金」 「家計急変対応奨学金」の対応をしてもらうように、大平マネージャーにアドバイスする。
佐藤満ヘッドコーチも、現場で陣頭指揮をとってくれているので、学生も安心だ。
学生は、とにかく体育寮での生活をしっかりとまっとうするのみ。
帰りに、野菜や食糧をスーパーで買い込んで自宅に帰る。
近所のコンビニは、不安を感じた住民の買占め?のようで、なにも売ってないとか・・・・