衆議院議員
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はせ 日記
平成23年
3月13日(日)

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■3月13日(日)

 2時23分起床、テレビをつける。
 陸前高田市、壊滅?
 背筋が凍る。
 避難所で確認されたのは、7500人ほどとか。
 とすると、1万5千人以上の市民が津波にさらわれたということか?
 慄然。
 こりゃ、永田町も救国体制を敷かねばならない。

 午前5時、朝起き会 石川支部。
 「国家が戦後最大の危機に直面しています。 被災者にお見舞い申し上げ、犠牲者にお悔やみ申し上げます。 石川県は今のところ被災していませんが、東北や北関東地域で起こっている震災は他人事ではありません。 今まさに、私たちも被災するかどうかわかりません。 みんなで何ができるか、何をすべきか、行動しましょう! そういう緊張の中でも、こうして朝の会で皆さんとお会いできることに感謝したいと思います」
 と、演談をはじめさせていただく。
 金沢市議選に立候補予定の北こうさいくんも参加してくれる。
 また、県議選で野々市町選挙区で立候補する徳野さんも。
 みなさん、どうしていいかわからないほど、震災対策の貢献に漲っている。
 また、統一地方選挙に向けては、こういうときだからこそ、活動自粛の候補事務所もある。
 しかし、こういうときだからこそ、
 「まさかの時に頼りになる地元市議・県議」
 「まさかを考えて政策提言できる政治家」
 「私ならこうします!」
 「防災対策と、安全安心なまちづくり!」
 と、政策発信してほしいし、行動力を示してほしい。
 そう思う。
 自粛してばかりでは、政治家として消極的だろう。
 「御近所の相談相手」 「地域のパイプ役」という地方政治家の特性を発揮してほしい。

 午前10時、諸江町へ。
 地元の「さわい英樹」市議の連合後援会事務所開き出席。
 緩詰潔後援会長は欠席。
 緩詰会長の会社「シンコール」の倉庫が、仙台で震災に遭い、さらに、数名の社員がいまだ行方不明とか。
 取引先に説明回りと、安否確認で現地入りしているとのこと。
 率先垂範の緩詰 潔会長。
 頭が下がる。
 そういう現状を踏まえての事務所開き。
 6期目を迎えるベテランの澤飯さんですら、震災を踏まえての出馬であり、緊張感を隠せない。
 後見役である田中博人県議も、
 「市議会でさわい派を確保し、防災対策や地域貢献で政策提言をし続けてほしい!」
 と、期待を寄せる。
 俺が参議院選挙に出馬した16年前からの自民党の仲間の市議は、もう、この「さわい英樹」さんだけになった。
 現在、金沢市の消防団を取りまとめる団長でもあり、防災にかける情熱とスクラム組織は絶大である。
 地元諸江地区の信頼も高く、議会でのキャリアもあり、後援会の組織力もあり、本当にたよりになる市議。
 選挙を乗り越え、議会での影響力を確保し、山野市政にパワーを与える活動を期待したい。

 午前11時、長土塀2丁目のE徳寺へ。
 星稜高校の恩師、土谷敬成先生の7回忌法要。
 あれからもう、7年か・・・星稜高校時代の恩師であり、政治経済を習った。
 国語科教員時代は、校長先生だった。
 自分にも他人にも、そして子どもにも保護者にも厳しく、怖くて、誰もが直立不動した。
 筋を通す迫力と、茶目っ気のあるのん兵衛でもあった。
 へそから上の話は理路整然としていたが、へそから下の話は、絶品のおかしさがあった。
 清濁併せのむような、教育者としては、本当に知性と温かみと思いやりのある先生だった。
 今でも、「土谷先生だったら、こういう時にどういう判断をして、筋を通すだろうか?」と、物事を考える起点となっている。
 トキ夫人、最期をみとった中野幸治さんご夫妻、飲み友達だった中村勲県議、検査に通っていた宗広病院の奥様、山下監督夫人、山本雅弘監督ご夫妻、トヨタの架谷志良社長ご夫妻、ヤナセの藤澤社長、モリワンの橋場会長などなど、数えきれない懐かしい方々にお会いし、昔話。
 トキ夫人は、5月にも、趣味で始めた「藍染作品」の個展を開催するとのこと。
 「どちらで?」
 「浅野川の金沢画廊で!」と。
 今でも自宅2階で、つつましやかに作品を制作し続けていると。
 「こんど、事前に連絡しますから、お茶飲みに行きますわ!」と、ご挨拶。
 「人は死してもまだ仕事がある、それはご縁を残すことだ!」と、中村勲県議のご挨拶。
 まさしく。
 この7回忌のおかげで、たくさんのご縁をいただいて、話に花が咲いた。
 そういう生き方、死に様を見習いたい。 

 午後1時より、石川県神道政治連盟40周年記念式典 出席。
 君が代斉唱。
 宮崎義敬前会長(現顧問)が、
 「顧問はこんもん(来ないもの)だが、今回は石川支部からCOME ON(カモン)と呼ばれたので来た!」
 ・・・・神道政治連盟らしくないおやじギャグ?
 「震災でも、冷静に行動し、暴動も起きない日本、これぞ道徳国家ではなかろうか・・・」
 と、宮崎さんのお話に、皆がうなずく。
 会場であるホテル金沢を出て、一路南砺市へ。

 午後2時5分、富山県福野町スーパー前にて、街頭演説。

 午後2時30分、井波町スーパー前にて、街頭演説。

 午後3時、城端町スーパー前にて、街頭演説。

 午後3時半、福光町。
 移動しながら、富山県議会議員、武田慎一さんの県政報告会と、はせ浩国政報告会。
 福光では後援会事務所にて、みんなの党の柴田巧参議院議員とともに、応援演説。
 やはり、演説の内容は「防災対策」と、「隣接市町村との連携」。
 まさかのときに、金沢市とも隣接する南砺市の県議さん。
 若干45歳の武田さんには、これからの期待がかかる。
 行動力抜群の候補者。
 本籍 福光町、現住所 自民党。
 頑張ってほしい。

 午後4時50分、興法寺村の公民館へ。
 本日は、子ども会と青年会主催のボウリング大会。
 村中の子どもたちや奥様方が、公民館に集まって、表彰式と懇親会の途中。
 柴田参議院議員とともに、ご挨拶。
 まだ田んぼには雪。

 午後5時半、金沢市相撲連盟 懇親会。
 恩師、浅地融さんの急逝に、そして、東北地方の大震災の被災者や犠牲者に、献杯。

 午後6時、金沢市スケートボード協会 総会ご挨拶。
 横越徹市議が会長を務めており、今年のスケジュールを確認。
 「まずは、スケートボード場の県外施設の視察、現状調査。 そして、金沢市にも本格的な施設を整備したいですね!」
 と、今年の目標をうかがう。

 午後6時半、扇台校下自民党部会 発足準備会。
 この地域から出馬する北こうさいさんを支援する、30代の若者軍団が結集。
 凄い若さ。
 保育園や小学校に通う子どもたちも参加。
 新たなる胎動を感じる。
 まだ準備会だが、こういう世代の政治参加こそ、時代を変えることになる。
 北こうさいクン、大いに可能性を秘めた候補者だ。 

 最終便で東京へ。
 さっそく、震災被災地対策の情報収集に当たる。 


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