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はせ 日記
平成25年
2月26日(火)

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■2月26日(火)

 悲しいことに、昨日、タンバリンが不慮の事故で亡くなった。
 ママがお仕事に出かけたのを見計らって、ピーナッツの詰まっていたガラス容器に首を突っ込んで、そのまま窒息死。
 それを見つけたのは、30分後に中学校から帰宅したおりん。
 ・・・わずか30分の間のできごと。
 ガラス容器に、顔を突っ込んだまま動かないタンバリン。
 おりんは気が動転して泣きじゃくるも、すでに帰らぬお犬様、タンバリン。
 合掌。

 その亡骸と一晩、リビングで一緒に寝る。
 親子3人そろって、タンバリンのそばで、川の字になって、寝る。
 お花とお水と御線香を供え、亡骸を見守る。
 どうみても、いつものようにタオルで寝ているだけなんだけど、かちんこちんに固まっていて動かないタンバリン。
 耳を触っても冷たいまま。
 残念だけど、きれいな死にざま。
 我が家に来て11年。
 もうすっかりおばちゃん犬になっていたが、昨日の朝までは元気いっぱいだった。
 まさか、不慮の事故で亡くなるなんて。
 茫然自失。
 あれこれと想い出は尽きない。

 ・ 首をかしげる愛くるしい姿を。
 ・ パパの左肩を枕にして寝る甘えた姿を。
 ・ 朝ご飯をねだる前足ジャンプを。
 ・ かさかさと足音を立てて階段を下り、玄関に迎えに来る姿を。
 ・ 時々面倒くさくて、階段の上で見下ろしている姿を。
 ・  散歩で斜めに走る姿を。
 ・ おりんといっしょにパソコンを見る姿を。
 ・ 寒い日に布団にもぐりこんでくる姿を。
 ・ 雨に怯えてママの背中で怯えている姿を。
 ・ 大好物のアイスクリームをねだる姿を。
 ・ 車の助手席から風を受ける後姿を。

 もう、永遠に、見ることはできない。
 せっかくシンバルと仲良くじゃれ合うようになってきたのに。
 タンバリンがいるから、ママと会話できたのに?
 もっといっぱい想い出を作れたのに。
 ・・・極度の喪失感。

 午前10時には、焼き場に連れて行き、天国に召される。
 合掌。
 タンバリンよ、愛を、ありがとう。 

 午前8時16分、国対に入り、執務。
 日本レスリング協会のホームページで、「COME BACK WRESTLING」キャンペーン開始。
 署名活動。
 さっそくクリック。
 この1通のクリックが、五輪の伝統競技であるレスリングの復活につながる。
 署名活動、頑張って集めるのみ。
 そして、何よりも、世界レスリング連盟の改革自助努力。
 @ わかりやすいルール改正
 A アスリート委員会や、女性委員会の設置
 B 医事委員会を設置してアンチドーピング活動の推進
 C 連盟の理事に、女性理事の登用
 などなど、やるべきことは、いっぱいある。
 常に時代と共に進化するレスリング連盟でなくてはならない。
 日本レスリング協会も、しかり。

 そしたら、新日本プロレスの菅林社長より、電話あり。
 「お久しぶり、どうしたの?」
 「うちの木谷会長の指示で、新日本プロレス会場で、署名活動することにしました!」
 「ええええええええええええ、本当?ありがとうございます!」
 「次のシリーズで、会場でも集めます。日本レスリング協会のホームページのカムバックレスリングをプリントアウトして使いますから!」
 「本当にありがとうございます!」
 「それと、4月7日に両国国技館で大会があるので、そのときに、カムバックレスリングのアピールをします!」
 「じゃあ、レスリング協会の福田会長と、メダリストを派遣しますから、リングで紹介していただけますか?」
 「いいですよ、木谷会長に伝えておきます!」
 と、いうわけで、すぐさま、日本レスリング協会の福田富昭会長に連絡。
 「ありがたい。こういう自主的な署名活動こそ、JOC委員の心を動かすんだよ。両国大会には、メダリストを派遣するようにするから!」と、快諾をいただく。
 カムバックレスリング。
 2020東京五輪招致とともに、レスリング競技復活のために、あらゆるアッピールと、署名集めに頑張りたい。

 午後、予算委員会 理事会。
 明日の集中審議につて日程協議。
 与党筆頭理事の馳からは、
 「明日の午後は、すでに参議院で4時間テレビ入りの集中質疑が決定している。衆議院では、午前中、3時間20分の質疑をお願いしたい。与党は20分で結構です。野党は、参議院と同時間の、3時間を確保しますから!中継するNHK側とも、それで合意していますから!」と提示。
 野党筆頭理事の長妻さんからは、
 「理事会では、訪米後の集中質疑は、7時間で合意している。3時間20分ではだめだ!」と、平行線。

 「残りの分は、当初予算の中で、必ずやるということで、折り合えないか?28日に当初予算の政府4演説というスケジュール観の中で、明日しか日程を確保できないのではないか?」と、山本有二委員長が仲裁案を出すも、原則をくずさない長妻さんは、
 「7時間のうち、野党分だけでも5.6時間はある。その5.6時間から3時間を引いた2.6時間を、28日の午前中に行うのであれば、了解する!」と。
 ここで折り合えるかなと思ったが、
 「そういう変則的なスケジュールは組めない。」と、鴨下委員長。
 万策尽きて、日程協議は不調。
 「せめて、時間を確保している明日の午前中3時間20分を、審議できませんか?参議院の前に衆議院で質疑をしないと、院の権威にかかわる!」と食い下がるも、
 「そういう交渉事ではない。7時間分を確保できなければだめだ!」と、繰り返す長妻さん。
 その後、28日と3月1日の両日を使って、なんとか7時間を確保できないかと、理事会を休憩して官邸や自民党国対委員長とも協議したが、27日しか対応できないとの結論。
 「そんなゼロ回答ではだめだ!」と、長妻さん。
 平行線ゆえ、協議不調により、明日はせっかくNHKとも相談して確保した3時間20分の衆議院集中質疑をできないことに決定。
 残念。
 もったいない。

 その直後、参議院本会議で、補正予算が可決という大ニュース。
 与党117−野党116。
 わずか一票差。
 ・・・・・
 長妻さんの主張の源泉だった「ねじれ国会」が、がらがらと崩れた瞬間。
 しかし、これに慢心することなかれ。

 午後、新潮社の石井常務、大島理森先生、外務省の杉山アジア大洋州局長と、相次いで面談。
 著作隣接権、子ども被災者健康支援法、北朝鮮問題で、それぞれ意見交換。
 予算が思いのほか早く決着したので、19時には帰宅。

 タンバリンをしのんで、晩ごはんは、韓国風野菜ラーメンと、さんまの缶詰。
 タンバリンがいたら、食事のテーブルの下で、おかずが落ちてくるのを待っていたのに・・・
 あの、かさかさとした、せわしない動きがないと、晩ごはんのひと時も、つまらない。
 悲しい・・・・


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