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はせ 日記
平成24年
12月27日(木)

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■12月27日(木)

 4時44分起床、ニュースチェック。
 安倍新政権 発足。

 8時過ぎ、日本文学風土学会冬季踏査に参加中の、奈良県南都旅館在住の中田幸司教授に連絡。
 例年ならば、年末のこの日は、俺も一緒に大和路を文学散歩しているのだが。
 今年は、永田町の荒波にもまれている。
 それもまた人生。

 9時10分、鴨下一郎新国対委員長の下で、正副会議。
 ところが。
 今日出席したメンバーは、今日の午後以降は、それぞれ「就職先」が決まっているとのこと。
 就職先とは、「委員長」就任か、「副大臣・政務官」就任かのいずれ。
 どうも、国対メンバーとして残るのは、
 「鴨下委員長」「佐藤勉代理」「高木議運筆頭」「馳副委員長」の幹部4名のみ。
 あとは、それぞれが、永田町でいうところの、ポスト適齢期。
 国対を経験して、えらくなっていく後輩たち。
 ・・・・来年、参議院選挙後は、また戻ってきてね?!

 午前中は、国対控室にて、あわただしく執務。

 お昼には党本部8階リバティ2・3号室。
 清和会 総会。
 町村信孝会長が、3か月ぶりに退院し、ごあいさつ。
 良かった。
 御痩せになって、色も白くなったが、でも、カリスマ性が出てきた。
 これもまた、過酷な総裁選挙を乗り切ったからだろうか。
 安倍晋三総理誕生の原動力でもある町村会長。
 会長を中心にして、総裁派閥として、よりいっそう謙虚にふるまわねばならない。

 大臣として、下村博文・稲田朋美・森雅子の3名誕生。
 国会では、山崎正昭参議院副議長が誕生。
 その他、委員長・副大臣・政務官も含めれば、15名を超える。
 また、元職や新人議員も入会し、世耕弘成官房副長官も久しぶりに顔出しをいただいた。
 総選挙以前の清和会勢力と比べると、およそ3倍か?
 やはり、仲間が集まって切磋琢磨するのはいいこと。
 勇退される長勢甚遠前代議士より、惜別のお言葉あり。
 「失われた戦後67年を取り戻す戦いが、これから始まる。頑張ってほしい!」と。

 総会後、下村文部科学大臣と、廊下で打ち合わせ。
 「いじめ対策防止法は、どうします?」
 「馳さん、議員立法でやってよ!」
 「閣法を国会で議員修正するというやり方と、議員立法で各党の叡智を集めて立法するというやり方と二つ。大臣の意向を尊重しますよ!」
 「・・・議員立法だね!」
 「わかりました。さっそく段取りをします!」ということで、話が早い。
 来年早々に、公明党との与党調整、そして、民主党の鈴木寛さんとの調整を進めたい。
 そのうえで、維新の会やみんなの党や未来・共産党などと調整を進めたい。
 少数政党が増えると、ちょっと大変だなぁ・・・

 13時、本会議。
 伊吹議長が、各常任委員長を、議長指名。

 本会議終了後、青少年問題に関する特別委員会。

 国対に戻り、予算委員会の自民党理事を選任。
 委員長予定は、山本有二さん。
 筆頭理事予定は、不肖はせ浩。
 その他5名の理事を、選任。
 山本委員長予定者と協議し、候補となる各5名に電話連絡を取り、了解をいただく。
 伊藤たつやさん、遠藤利明さん、小此木八郎さん、岩屋毅さん、萩生田光一さん、内定。
 良かった。

 14時、いじめ対策防止法の原案を法文化した資料チェック。
 法制局と協議。
 おおよそのアウトラインが出来上がる。
 いじめの定義をどうするか、条例の必置をどうするか、また、教育委員会・校長・教育長のそれぞれの権限を整理。
 あとは、1月7日まで宿題整理。

 15時、北陸信越ブロック両院議員会議。
 小坂憲次会長と、はせ浩事務局長専任。
 新人議員自己紹介。
 政府・国会の各役職就任予定者ごあいさつ。
 そのうえで、1月7日からの部会や自民党税調への出席後案内。
 北陸新幹線については、
 @ 長勢甚遠先生の後任人事(整備新幹線等鉄道調査会会長)に、福井県の山本拓先生を推薦(人事決定者である高市早苗政調会長に推薦)
 A 北陸新幹線整備促進議連会長の後任人事の検討
 B 敦賀以西延伸にむけての、調整
 C FGTについての調整
 D 並行在来線についての調整
 E 敦賀までの工期短縮
 などなど、まだまだ政治課題が多いことを確認。

 ブロック会議後、北信越ブロック事務局長として、高市早苗政調会長室へ、人事の直訴。
 検討いただくことに。

 終了後、国対に戻り、関係各所とあれこれ調整。
 あわただしい年末年始となりそうだ。
 国会スケジュールを作りながら、あれこれ、シュミレーション。
 補正予算、税制改正、当初予算、暫定予算、予算関連法案・・・・
 これに衆参の国会日程を当てはめるわけだ。
 となると、補正予算の国会提出日や、当初予算の国会提出日から逆算してスケジュールを作ることになる。
 ふむ。
 まるで知恵の輪を解くような作業。
 連立を組む公明党の立場、3党合意をした民主党の立場、そして、民主党に並ぶ議席を得た維新の会の立場、参議院で一定の議席を持つみんなの党の立場。
 それぞれの立場を配慮しながらの予算委員会の舞台回しとなろう。

 18時過ぎには自宅に戻り、掃除機をかける。
 ママもおりんも、新大久保へと暮れのお買い物とか。
 こういうときは、のんびりお掃除に限る!


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