衆議院議員
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はせ 日記
平成24年
9月15日(土)

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■9月15日(土)

 午前5時前には起き出し、ニュースチェック。
 中国では反日デモ。
 尖閣国有化反対デモ。
 おっかしいのは、国家容認デモ。
 いいのか?
 そのうち収拾がつかなくなって、不満が中国政府に向かう可能性大。
 ごり押しで領土を簒奪しようだなんて考えは、そのうちばれる。
 中国政府の主張が違っていると明らかになった時、反日デモは反政府デモに方向転換する。
 ・・・・・・
 昨日から、いよいよ始まった自民党総裁選挙。
 本日は、町村候補の随行役。
 候補に良いアドバイスをするためにも、本日のニュースに目を通す。
 上戸彩、EXILEのリーダーのHIROと結婚。
 ・・・・このニュースは、町村さんに関係ないか?

 7時、日本テレビへ。
 読売テレビの「ウェークアップ」出演随行。

 10時、テレビ東京へ。
 「週刊ニュース親書」出演随行。
 ディレクターの河村あや子さんが、フロアを走り回って指示を出していた。
 がんばってるなぁ。
 河村建夫代議士の姪っ子。
 かつては国会内で、番記者をやっていた。
 今は出世?して、番組を仕切っている立場。
 頑張ってください。

 11時半、党本部へ。
 町村選対への御礼ごあいさつ。
 途中、金沢事務所で電話掛けの女性陣に、町村候補より、直接、お礼電話をしていただく。
 「きゃ〜〜、本物の町村さん?」と、嬉しそうな女性陣。
 ありがとうございます。

 お昼ご飯は、議員会館の町村事務所でお弁当。

 13時、日本プレスセンターへ。
 日本記者クラブ合同記者会見。
 主なやり取りを抜粋。
 まずは、候補者の立候補 理由説明。
 そして、候補者同士の質疑応答。
 これはエールの交換みたいなやり取り。

 @ 石破から石原へ。
 「虎の尾を踏んだ発言の真意?」

 A 町村から石破へ。
 「石破さんの経済政策?」

 B 石原から林へ。
 「日銀の物価目標の設定、金融緩和、有効需要の創出について=国土強靭化。円高対策=マクロ協調の枠組み、デフレ脱却。」

 C 林から町村へ。
 「科学技術重要。少量生産・高付加価値型の重要性。科学技術の司令塔=総合科学技術会議の在り方について」

 D 安倍から石原へ。
 「3党合意実行。地方や中小零細企業は心配=円高デフレ。デフレ脱却のための金融緩和を実行できるか?日銀法改正する?」

 E 町村から安倍へ。
 「安倍内閣教育基本法改正できた功績大。この具体化!日本維新の会の教育政策について。教育委員会廃止など、どう思う?」

 F 石原から町村へ。
 「若い人たちへ、保険料支払いの安心感を与えるべきでは?新しい働き口(雇用創出)をどうやって用意する?」

 G 林から安倍へ。
 「日銀をどうリードすべきか。プライマリーバランス達成に向けて。」

 H 安倍から石破へ。
 「集団的自衛権の行使へ。安倍政権4類型の実行について。安保基本法が先か?」

 I 石破から町村へ。
 「税と社会保障の一体改革について。効率化は気をつけて使うべき言葉。医療年金介護の縦割り制度、どう思う?お考えを。」 

 第2部。
 1) 谷垣総裁へのコメントを。
 「今ここに現職総裁がいない。なぜ谷垣ではだめだったのか?」
 安倍=「谷垣総裁の人格あればこそ、この3年間があった。切磋琢磨のなかで、谷垣さんはリベラル。」
 石破=「国難の時期と思うからこそ、私は出た」
 町村=「2週間前、お互い頑張ろうと言って握手したのに、どうして出られなかったのか?今こそ自分が立つべき。自民党支持率回復しなかった、の問題。批判政党というレッテルから抜け出したいから」
 林=「発信力、機動力がないと判断された」
 石原=「問責提出の責任を幹事長も共有すべきではないか?・・・いま日本をどうするかの危機感、使命感からやらせてくださいと申し上げた!」

 2) 各自への、激辛質問。
 @ 石破さん、自民党を出たり入ったりの理由?
 石破=「当選2回で出た。宮沢内閣不信任決議案賛成し、離党。憲法改正=立党の精神を放棄した時に出た。容認と公約した時に、戻った。私の政策は一回もぶれたことはない」

 A 安倍さん、5年前、病気を理由に辞めた。どうして今回の出馬を自制しなかったのか?総理だから経験したことも踏まえて答えてほしい。
 安倍=「辞職はお詫びする。その責任をどうとるか、考え続けてきた。震災からの復興のために今やらなければと判断した。対中外交も含めて、総理の経験も生かしてやりたい。」

 B 町村さんのキャリア、政策力。遅咲きにしては遅すぎる。リーダーとしての情がないのでは?
 町村=「至らない男であることはわかってます。今の国難を放っては置けない。」

 C 林さん、参議院議員としての立候補は初めて。憲法論=解散権。総理選任優越性。どういうこと?衆議院の鞍替えうまくいかないのに?
 林=「そうはいっても、過去の慣例にとらわれない自民党の象徴になりたい。制度上問題はない」

 D 石原さん、解散への追い込み方は?
 石原=「民主党代表選で、どれだけアンチ野田票が出るか?を見ている。」 

 3) 問責で解散に追い込むのはおかしくないか?
 安倍=「田中防衛相は当然だった。野田総裁は、無責任なので、当然。近いうちの谷垣さんとの約束を、野田さんがどう考えるか?」

 石破=「もう、こういうこと(問責で解散に追い込む)はやめにしましょう。0増5減、公債特例法、国民審判を受けるべき!」 

 4)林さん、総裁候補5名をシャドウキャビネットに取り組むのか?
 林=「当然、シャドーキャビネット人事に入ってもらう。」

 石原=「老壮青人事は、当然。」 

 5) 政権の組み合わせはどうするのか?
 石破=「政策による。選挙前にやるべきではない。有権者の審判を受ける前に言うべきではない」

 石原=「公明党とは今後も続く。それでも数が足りなかった場合、石破さんと同じ考え。」 

 6) 2030原発ゼロ、自民党はどうする?短期中長期どうする?
 町村=「自民党が推進してきたことは間違っていない。科学技術に100%はないという、安全性についての反省すべき。当面は、原子力規制委員会の下でルールを作り地元の理解を得ながら再稼働すべき。2〜3年かけて技術開発の見極めをして、原発依存の、裏付けのある現実的な数値を出すべき。」 

 7) 経済政策・・・失われた20年、円高デフレ対策。日銀の金融政策が一番の責任者か?日銀独立性に反すのでは?
 安倍=「小泉改革以来の、構造改革、公共事業削減を進めてきた。日銀が政府と政策協調しながら、金融政策を進めるべき。政策目標を同じくすべき。」

 石破=「政府と日銀の連携の仕方、間合いの取り方=日銀法改正しなくてもできるのでは?政府と中央銀行の関係性は、イングランド銀行のやり方を参考にすべき。」

    =「いうこと聞かないと、日銀総裁を辞めさせるぞ、的なやり方はいけない。日銀の独立性は、担保すべき!」

 林=「変動相場制の見直し=具体的な進め方は?・・・・変動相場制が一番いいのかどうかを見直すべき。」

 石原=「国際的な協調の枠組み(中国や韓国・台湾・香港など)は、林さんと同じ考え方か?・・・アジア通貨がドルとどうリンクするか、だ」 

 8) 国土強靭化政策は、防災や減災?ばらまき的公共事業、地元利益誘導ではないか?財源調達はどうするか?
 町村=「3.11を踏まえ、相当数の犠牲者が出ることはわかっているのに、手をこまねいていていいのか?それこそ政治の怠慢。公共事業の復活だからけしからんと言う批判はやめていただきたい。」

    =「毎年5兆円の公共事業+1兆、2兆って、現実的ではないか!」 

 9) 社会保障の効率化・・・年金支給年齢引き上げ?
 石破=働ける人には、引き上げるのでもいいのでは?それぞれの人に最もふさわしい制度論を! 

 10) TPPどう考えるか?
 町村=きちんとした外交交渉をすべき。

 生中継だったが、聞きごたえのある2時間。
 いずれも予算委員会で散々答弁経験のある閣僚経験者。
 この5人のうち、誰が総理になっても、民主党政権よりは、はるかに安定的な国家経営をできる、と確信した。
 とりわけ、安倍さんと町村さんの安定感は群を抜いている。
 石破さんへの期待感も膨らむ。
 石原さんは、ちょっとムキになるところがあったかな? 

 15時、東京プリンスホテルへ。
 日本レスリング協会理事会。

 16時、有楽町駅前(イトシア前)街頭演説会へ。
 自民党総裁選挙では久しぶりに見る大群衆。
 関心も高いのだろうか。

 17時、東京プリンスホテルに戻り、日本レスリング協会80周年記念式典 表彰式参加。

 18時、祝賀パーティー。
 町村信孝候補にも、急きょ、出席をお願いし、1200名の参加者を前に、来賓ごあいさつをしていただく。
 全国から駆け付けたレスリング関係者と協賛スポンサーの皆さん。
 本当にありがたいことだし、この「レスリング王国ニッポン」を復活させた福田富昭会長の手腕は特筆すべきリーダーシップ。 

 19時45分の飛行機で、小松空港へ。

 21時過ぎ、金沢に帰り、一件弔問。

 22時、晩ごはんは、「末っ子」。
 山田ひろし、もっちゃん、出むちん、大平さん、永っちゃん、平木さん、西川さん、大場さん。
 いつものメンバーがそろって、今夜は自民党総裁選談義で盛り上がる。
 さんまの塩焼きが美味しかった! 


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