金メダル。
ロンドン五輪、開幕から三日目にして初金メダル。
柔道女子、松本薫。
初めて彼女の試合を見て、その獰猛さ?に、いっぺんでファンになってしまった。
格闘技はこうでなきゃ。
柔道はこうでなきゃ。
武道はこうでなきゃ。
「楽しみたい」とか、「全力を出します」とかいうスポーツ選手すべてに、この松本選手の試合を参考にしてほしい。
「勝つために」全霊をささげる獰猛さ。
凄み全開。
試合中のドーベルマンみたいな風貌と、記者会見での、はにかみ笑顔のギャップがまたいい。
男子体操団体、銀メダル。
地元英国チームが躍進する中で、会場の空気も英国一辺倒。
やりづらかったか?
内村選手にしては、珍しくあん馬の着地で大きく崩れる。
4位?2位?
結局審判団協議の末、銀メダル。
ここでもビデオチェックの後に最終審判。
柔道もそうだが、ほとんどの判定はビデオ審議が優先されている。
ってことは、主審や副審の権威はどこ?
確かに正しい勝敗を決することが、最優先されていることは否定しない。
でも、人間が審判してこそのスポーツ。
不服な判定をも受け入れる器量は、スポーツマン精神ではないか?
4位から2位は、ちょっと後味悪い。
昨日の男子柔道、海老沼と韓国選手の旗判定逆転も・・・
男子柔道の中矢 力選手は銀メダルだった。
彼もまた、巻き込み内またに転がされる。
足の短い日本人選手は、もう一歩踏み込まなきゃ。
水泳は、寺川・入江・鈴木が銅メダル。
日本選手団、メダルラッシュ。
ますます盛り上がってきて、国会論戦も盛り上がってほしいところだが・・・影が薄い?
8時、国対に入り執務。
国対正副会議。
焦点は、公債特例法と、選挙制度改革法の処理。
年金交付国債の処理は、本来ならば補正予算で処理すべきもの。
それを、公債特例法の改正で処理する、という閣議決定には、疑問。
ばらまき予算の修正も必要。
交渉の余地あり。
やはり、自公民の党首会談を求めざるを得ない。
9時40分より、国対法案説明会。
法案成立ラッシュ?
@ 労働安全衛生法一部改正案(メンタルヘルス対策、アスベスト対策、受動喫煙防止対策)
A 農林ファンド法(農林漁業の6次産業化、ファンドに政府が出資金、先進的な事業支援)
B PFI法一部改正案(PFI事業拡大、官民連携インフラファンド創設、民間事業創出)
C マイナンバー法関連法案(特定個人情報保護、個人番号カード申請〜交付、市町村の利用ルール)
D エネルギー使用合理化法一部改正案(電力ピークの需要家対策、建築材料トップランナー制度)
などなど。
税と社会保障の一体改革法案が参議院で審議中に、できる限り法案を処理しておこうとの政府の魂胆見え見え。
もちろん、協力すべきは野党もどしどし協力すべき。
でもね。
こういう法案処理スケジュールが行き当たりばったりなのは、民主党政権の未熟なところ。
最優先すべきは、公債特例法、年金交付国債処理法、一票の格差解消法なんじゃないの?
10時半、JICA幹部が国対にお見えになる。
青年海外協力隊員の教え子が、ロンドン五輪に出場中という。
その報告と、今後の事業展開についての意見交換会。
・ JICA OB組織編制
・ JICA OB学術組織立ち上げ
・ JICA OB教育現場への配置
・ JICA OB再就職支援
・ シルバー隊員の支援
・ プログラム支援
などなど、外交政策としての可能性を話し合う。
11時50分、金沢市の山野市長が、北陸新幹線 敦賀延伸問題などで、要望にお見えになる。
しばし、新幹線時代の金沢のまちづくりについて、意見交換。
13時、本会議。
終了後、参議院での税と社会保障の一体改革法案審議参加。
テレビ、総理入り。
夕方、皇居一周ジョギング。
300歩×17セット。
酷暑。
19時、全国電気事業工事組合幹部の皆様と、勉強会。
22時、帰宅し、五輪テレビ観戦。
寝不足。
しかし、テレビ画面にくぎ付け。
なでしこJAPANは、南アフリカと引き分け。
決勝トーナメントの対戦相手を考慮し、グループ2位狙いだった?
柔道の上野さん、銅メダル。
卓球の石川選手、ベスト4で敗退も、3位決定戦へ。
福原愛ちゃんは、惜しくもベスト8で敗退。
注目選手目白押し。
それぞれの活躍がまぶしい。
やっぱり、オリンピックは、国家の威信と、若者の情熱がほとばしる戦争。