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はせ 日記
平成24年
7月31日(火)

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■7月31日(火)

 金メダル。
 ロンドン五輪、開幕から三日目にして初金メダル。
 柔道女子、松本薫。
 初めて彼女の試合を見て、その獰猛さ?に、いっぺんでファンになってしまった。
 格闘技はこうでなきゃ。
 柔道はこうでなきゃ。
 武道はこうでなきゃ。
 「楽しみたい」とか、「全力を出します」とかいうスポーツ選手すべてに、この松本選手の試合を参考にしてほしい。
 「勝つために」全霊をささげる獰猛さ。
 凄み全開。
 試合中のドーベルマンみたいな風貌と、記者会見での、はにかみ笑顔のギャップがまたいい。

 男子体操団体、銀メダル。
 地元英国チームが躍進する中で、会場の空気も英国一辺倒。
 やりづらかったか?
 内村選手にしては、珍しくあん馬の着地で大きく崩れる。
 4位?2位?
 結局審判団協議の末、銀メダル。
 ここでもビデオチェックの後に最終審判。
 柔道もそうだが、ほとんどの判定はビデオ審議が優先されている。
 ってことは、主審や副審の権威はどこ?
 確かに正しい勝敗を決することが、最優先されていることは否定しない。
 でも、人間が審判してこそのスポーツ。
 不服な判定をも受け入れる器量は、スポーツマン精神ではないか?
 4位から2位は、ちょっと後味悪い。
 昨日の男子柔道、海老沼と韓国選手の旗判定逆転も・・・

 男子柔道の中矢 力選手は銀メダルだった。
 彼もまた、巻き込み内またに転がされる。
 足の短い日本人選手は、もう一歩踏み込まなきゃ。

 水泳は、寺川・入江・鈴木が銅メダル。
 日本選手団、メダルラッシュ。
 ますます盛り上がってきて、国会論戦も盛り上がってほしいところだが・・・影が薄い?

 8時、国対に入り執務。
 国対正副会議。
 焦点は、公債特例法と、選挙制度改革法の処理。
 年金交付国債の処理は、本来ならば補正予算で処理すべきもの。
 それを、公債特例法の改正で処理する、という閣議決定には、疑問。
 ばらまき予算の修正も必要。
 交渉の余地あり。
 やはり、自公民の党首会談を求めざるを得ない。

 9時40分より、国対法案説明会。
 法案成立ラッシュ?
 @ 労働安全衛生法一部改正案(メンタルヘルス対策、アスベスト対策、受動喫煙防止対策)
 A 農林ファンド法(農林漁業の6次産業化、ファンドに政府が出資金、先進的な事業支援)
 B PFI法一部改正案(PFI事業拡大、官民連携インフラファンド創設、民間事業創出)
 C マイナンバー法関連法案(特定個人情報保護、個人番号カード申請〜交付、市町村の利用ルール)
 D エネルギー使用合理化法一部改正案(電力ピークの需要家対策、建築材料トップランナー制度)
 などなど。
 税と社会保障の一体改革法案が参議院で審議中に、できる限り法案を処理しておこうとの政府の魂胆見え見え。
 もちろん、協力すべきは野党もどしどし協力すべき。
 でもね。
 こういう法案処理スケジュールが行き当たりばったりなのは、民主党政権の未熟なところ。
 最優先すべきは、公債特例法、年金交付国債処理法、一票の格差解消法なんじゃないの?

 10時半、JICA幹部が国対にお見えになる。
 青年海外協力隊員の教え子が、ロンドン五輪に出場中という。
 その報告と、今後の事業展開についての意見交換会。
 ・ JICA OB組織編制
 ・ JICA OB学術組織立ち上げ
 ・ JICA OB教育現場への配置
 ・ JICA OB再就職支援
 ・ シルバー隊員の支援
 ・ プログラム支援
 などなど、外交政策としての可能性を話し合う。

 11時50分、金沢市の山野市長が、北陸新幹線 敦賀延伸問題などで、要望にお見えになる。
 しばし、新幹線時代の金沢のまちづくりについて、意見交換。

 13時、本会議。
 終了後、参議院での税と社会保障の一体改革法案審議参加。
 テレビ、総理入り。

 夕方、皇居一周ジョギング。
 300歩×17セット。
 酷暑。

 19時、全国電気事業工事組合幹部の皆様と、勉強会。

 22時、帰宅し、五輪テレビ観戦。
 寝不足。
 しかし、テレビ画面にくぎ付け。
 なでしこJAPANは、南アフリカと引き分け。
 決勝トーナメントの対戦相手を考慮し、グループ2位狙いだった?

 柔道の上野さん、銅メダル。

 卓球の石川選手、ベスト4で敗退も、3位決定戦へ。
 福原愛ちゃんは、惜しくもベスト8で敗退。
 注目選手目白押し。
 それぞれの活躍がまぶしい。
 やっぱり、オリンピックは、国家の威信と、若者の情熱がほとばしる戦争。 


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