ロンドン五輪初日、二日目。
柔道は、福見さんが5位、平岡選手が銀メダル。
福見さんは、組手負け。
平岡君は、巻技に一本負け、不用意に前に出たところ、注文通りの巻技に係った。
二人とも、地に足がついてなかった。
肉食系外国人選手に、正統派の日本人が負けた。
もっと足技と組手のコンビネーションを、と見ていてそう思う。
二日目は、中村さんが初戦敗退し、海老沼選手が銅メダル。
中村さんは、エンジンがかかる前に、あれれ、あれれと横倒しで転がされてしまった。
試合開始直後の油断としか言えない。
柔道の質では圧倒的に勝っているのに、獰猛さでは完敗。
おいおい、オリンピックは友好と平和の祭典ではないんだよ、戦争の代替措置なんだぜ、闘争本能をどこかに置き忘れてきたのかい?
・・・と言いたいような、気の弱さ。
柔道は格闘技。
格闘技は闘魂。
闘魂は、エゴと執念と体力!
テレビの画面に向かって、そう叫びたいような気分。
一方、平泳ぎ100メートルは、期待の北島康介5位。
得意の200メートルに期待したい。
重量挙げ女子の三宅さん、銀メダル。
お父さんよりも、一つ上の銀メダル。
小さな体で思いバーベルを持ち上げる姿は、輝いていた。
続々と日本選手団の活躍が、ニュースで飛び込んできて、寝不足。
寝不足だけど、興奮の毎日。
やっぱり、2020東京五輪招致、何としても成功させたい。
森喜朗先生が、ロンドン五輪の日本人選手村やマルチサポートハウスを視察されたと、ロンドンにいる久木留毅コーチより連絡が入る。
こうやって、五輪の隅々までご配慮いただく国会議員はいない。
感謝。
8時45分、ボウリング場マンボウへ。
徹山会(横越徹市議の企業後援会)ファミリーボウリング大会 開会式後挨拶。
谷歯科医院の谷先生が会長。
岡田直樹参議院議員とともに、始球式。
みごと、ストライク!(岡田さんはガーター・・・)
こりゃ、あさから気分いいぜ!
38レーン貸切。
全レーンをまわり、参加者や横越先生といっしょに、記念撮影。
10時、石川県ボディビル選手権大会。
審査員席には、あれ?辻ジムでいつも一緒の小松さん。
「小松さん、今年は大会に出ないの?」
「今年は審査員だけなんだ!」と、言いながら、寂しそうに審査員席で胸の筋肉をぴくぴくさせているのであった。
11時過ぎ、覇世会恒例海水浴大会。
内灘の権現森海水浴場。
いつものメンバーが30名ほど。
炭火焼肉や焼きそばをいただきながら、しばし国政談義。
ノンアルコールビール3缶呑み干し、汗も出て、爽快そのもの。
「馳君、うちのおばあちゃんは、認知症やけど、ときどき素に戻るげんて!」
「へぇぇ、どういうとき?」
「お客様がいたり、外出した時に、いつもうちの娘がお世話になりまして・・・って頭下げるげんよ。・・・の割には、いつもお世話しとるあたしんことを見て、あんたどちら様やいね?って聞いてくるげん。たまらんぞいね!」と、例年通りの介護の現場の話。
その他、それぞれの職場のお話をうかがったり、
「内税がいい!いくら消費税を払っとるか、わからんほうが面倒くさくなくていいわ!」
「外税がわかりやすい!消費税はいくらで、そんだけ社会保障の財源となっているって実感できるジャン!価格転嫁対策にもなるし。」
「軽減税率じゃないと、低所得者対策できんぞ!」
「デフレ脱却最優先!」
「若者の仕事がない!」
「年寄りの仕事もない!シルバー人材センターに仕事回して!」
などなど。
その一つ一つに耳を傾ける。
13時、辻ジムへ移動し、シャワーを浴びて背広に着替える。
14時、星稜高校野球場へ。
いつものように礼儀正しく、高校球児が出迎えてくれる。
お、そこにいるのは山下コーチ。
母校・専修大学の後輩でもある。
「奥様はお元気?お嬢さんはいくつ?二人目は?」と、矢継ぎ早に聞くと、
「家内は元気いっぱいです。2歳になりました。二人目は・・・・」と、歯切れが悪いじゃないか山下君。
そしたら、林監督がやってきた。
「おおおお、昨日はお疲れ様でした、よく頑張ったね。負けて悔しくて、枕を涙で濡らしてるんじゃないかと思って、激励に来たよ!」と、申し上げると、さすがに落ち込んだ風情の林監督。
「星稜高校創立50周年でしたからね、みなさん、期待が多くって。戦力もよかったんですが・・・」と、悔やまれてならないといった感じの林監督。
「でも、そうやって反省して、負けを認めるのも教育だよ。お前もまだ若いんだから、さらにがんばれよ!」と激励。
「はせ先輩、高校生集めますから、いっぱつ気合入れてください!」と、言ってくれて、練習中のあせびっしょりの選手を集めてくれてミニミーティング。
「昨日の今日で、こうやって一生懸命頑張っている皆さんを激励しなければ、と思ってきました、馳です。でも本当は、落ち込んでいるだろう林監督を激励にやってきました!」と、いうと、ずっこける林監督。
しばし、ロンドン五輪のお話などをして、最後には恒例の空手チョッププレゼント。
「では、本日は、特別スペシャルを、林監督にプレゼントします!」と、いうと、
「えええええええええ、片町の夜以来じゃないですかぁ・・・」と、高校生の前で不謹慎にも、片町の夜を連呼する林監督。
そういえばあの時、上半身裸にしてぶっとばしたっけ・・・
「しのごのいうな、では、林監督のさらなる活躍と、高校生の健闘を願いまして・・・・バッチ〜〜〜ン!!!!」と、強烈な逆水平チョップ。
フェンスまで飛んで行った林監督は、うれしそうに高校生に介抱してもらっているのであった。
ふぅ。
いいなぁ、高校生の指導者って。
帰り道、秘書に、
「俺は、高校の教師やってたほうが向いてたかな、それとも、国会議員のほうが向いてるかな?」と、聞いて見ると、
「国会議員は、好きで、生き生きとやってるじゃないですか!」という。
「・・・でも、高校教師のほうが向いてる、とは思いますけどね!」と、付け加える秘書さん。
そっかぁ、高校教師辞めて、プロレスラーやって、ほんでもって国会議員やらせていただいてるんだもんなぁ。
なかなか感慨深い。
14時半国際ホテルロビーにて、支援者と面談。
15時半、香林坊交差点。
公明党の漆原国対委員長の街頭演説会 拝聴。
わかりやすい。
16時45分、ホテル日航金沢。
石川県医師会 創立記念祭。
18時20分、芳斎夏祭りごあいさつ。
19時15分、小松空港。
2階の「中佐」にて、晩ごはん。
弁慶うどんと、なめこおろしと、枝豆と、冷酒。
週末の疲れが吹っ飛ぶ。
21時、羽田空港に到着。
秘書に迎えに来てもらい、自宅へ。
長い1日だった。
明日からまた頑張ろう。
と、言いつつ、五輪を観る。
柔道66キロ級、海老沼の準決勝の誤審は、そりゃなんでも、こりゃひどい、と思ってみていたら、ジュリー(本部審判)がひっくり返す。
・・・そりゃあたりまえ、ビデオ判定してるジュリーが正しい、と思ったけれど、でも、じゃあ、主審と副審の3名はなんだよ、ってならないかな?と心配になる。
どうでしょ?