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はせ 日記
平成24年
7月25日(水)

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■7月25日(水)

 4時33分起床、ニュースチェック。

 6時から7時まで、タンバリンを連れて散歩。
 お犬様、暑さには弱いのか、ときどき立ち止まっては、「抱っこしてよ〜^^;」と、パパを見上げる。
 ベロを出して、ヘロヘロの表情だ。
 しかし。
 パパは、ママみたいにそんなに甘くはない。
 知らんぷりして首輪を外して、すたすた歩いていくと、
 「チェッ」と、舌打ちしながらとことこと後をついてくるタンバリンなのであった。
 水シャワーをたっぷり浴びて、背広に着替え、国会へ。

 長袖・股引タイプの機能性下着を着用するようになってから、体調がすこぶるいい。
 やっぱし、51歳になったら、体を冷やさないほうがいい。
 51と言えば!
 イチローの電撃移籍の余波が日本列島を巻き込んでいる、ような報道ぶり。
 俺は、すばらしい決断だと思う。
 森喜朗先生の勇退決断と比べるのは森先生に失礼だが、身の処し方としては、匹敵するほどの鮮やかさ。
 ドラマ。

 8時20分、質疑者打ち合わせ。
 本日は、山谷えり子さんと高階恵美子さんの質問に答弁することが決定。
 朝食のサンドイッチをいただきながら、公明党の池坊代議士や民主党の江端代議士と世間話。
 江端さんのご長男も、高校3年生で受験生とか。
 「うちも中3の女の子で受験生でして、大変ですよねぇ・・・」と、受験生の親談義。
 そしたら、委員会開会前に、蓮舫さんと朝のごあいさつで、
 「蓮舫さんとこの息子さんと、うちの娘と同じ学習塾なんですってね。」
 「うちはラグビーばっかりやってるから、どうなんでしょうかね。」と、ここでも受験生の親談義。
 一応、国会では文教族議員ではあるが、自分の娘のことになると、からっきしへなちょこになる馳浩。
 親は無くとも子は育つ とはいうけれど、ほとんど家にいない父親としては、妻にも娘にも頭が上がらない。
 昨夜、通知表を見せてもらったら、2年生の時より、ずいぶんと成績はよくなっていたような気もする、親バカなのであった。

 さて、9時からの、テレビ入りの集中審議。
 山谷えり子さんからは、
 「施設型給付制度の具体的な制度設計はどうなるのか?小規模の幼稚園が心配している!機関補助型の制度設計が不可欠ではないか?」との質問。
 以下のように答弁する。
 「おっしゃる通り。社会保障制度国民会議で制度設計について協議すべき問題。規模や地域別によって、幼稚園の経営が成り立たないような給付の在り方では、幼児教育の質を担保できない。機関補助的な制度を議論すべき!」と明言。

 午後、高階恵美子さんからは、
 「自民党女性局のハッピーオレンジ運動のように、実証的な調査に基づく政策立案が必要ではないか?」と、質問をいただく。
 「おっしゃる通り。立法府にとってショックだったのは、大阪の子ども置き去り死亡事件。市町村の現場で法律通りに行政が執行されているかどうかのチェックが必要。そのためにも、ハッピーオレンジ運動のような、ネットや対面調査のような情報収集に基づく政策立案もあってしかるべき。」と、答弁。
 17時終了。
 国対に戻り執務。

 18時半より、森喜朗先生にご招待をいただき、懇親会。
 永田町最大の話題の人。
 懇親会の会場前には、テレビカメラや新聞記者も数名。
 しかし、外の喧騒とは裏腹に、森先生事態は泰然自若。
 「次の衆議院選挙には出ないっておっしゃいましたけど、参議院選挙には出ないって言ってないですよね!」と、高木毅代議士が酔っぱらって話を振ると、
 「そういえば、石川県の候補者はまだ決まってないなぁ!」と、まぜっかえす、赤ら顔の森先生。
 そしたら、野上浩太郎議員が、
 「富山もまだですよ!富山から出てくださいよ!」と、合いの手を挟むと、
 「そっか、じゃあ、参議院議長を目指すのもいいな!」と、話はさらに暴走する。
 「総理経験者が存在感を発揮するには、やっぱりアッパーハウスでしょう!」と、盛り上がるが、そういう盛り上がり方しかできない寂しさは隠しようがない。
 「政界での師匠と弟子」そう呼び合える人間関係は、もしかしたら森派までかもしれない。
 古いと言われれば、古い。
 しかし、政治家がどうやって育っていくのかを考えると、なんとか塾だけでは、絶対に無理。
 ポッと出て選挙に受かったって、わずか数年で消えてしまえば、なんとかチルドレン。
 それもまた、時代の流れ星。
 継続的に人材を輩出する機関として、派閥の果たしてきた役割は、計り知れない重さを持つ。
 親分子分と呼べば、違う世界の話のように受け止められるが、まさに、徒弟制度あってこその、信頼関係がここにはある。
 それがなくなってしまえばどうなるか?
 薄っぺらな人間関係や、保身と立身出世ばかりに知恵を働かす小賢しい政治家が増えるのではないか?
 国家を動かす政党政治の凄味と深みと人情を、瞬時に体現できる最後の政治家ではなかろうか。
 そう思いながら、珍しく、二次会は渋谷の新倉先輩のお店「巨門星」へ。
 小川さん、相川さんと合流し、情報交換。
 オレンジジュースを2杯だけだけど、家に帰る前のお口直し。

 22時半、帰宅。
 おりんは、2PMニックンさんの飲酒事故のニュースに心を痛めていた。
 ママは、夏バテで、うつぶせになってリビングで寝ていた。


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