午前4時32分起床。
ニュースチェック。
昨日の講演で、野田総理、いよいよ小沢さんと決別宣言。
@ 法案撤回には応じない
A 修正にも応じない
B 分党・会派離脱にも応じない
C 衆議院採決で造反したものには厳正に対処
・・・
輿石さんが優柔不断なので、いよいよ業を煮やしたか。
これで、7月2日、明日の役員会での決断がみもの。
造反組へのけじめがなけりゃ、われわれ自公は、参議院での審議には、入れない。
あたりまえだ。
自公に修正協議をお願いしておいて、民主党の内部から大量に造反していては、3党合意は成り立たない。
さて、明日、小沢さんは先手を打ってくるか?
とすれば、役員会前に、離党届提出し、離党宣言。
そうなれば、役員会では、除名処分が出よう。
民主党分裂へ。
何人規模か?
内閣不信任決議案を提出できる規模か?
新党きづなと連携しての新党ならば、十分、51名以上を確保できようし、一定の影響力を持てる。
いずれにしても、政策を政局に絡める天才の小沢さん。
それでいいのでしょうか?
朝から篠突く雨。
8時、森本市民体育館へ。
千坂地区 町会対抗バレーボール大会 開会式出席。
小藤公民館長や、西田連合町会長にごあいさつ。
わが百坂町チームは、昨年、福久南町会チームに0−15で敗退していた。
したがって、何とか今年は雪辱戦に出たかったのだが、日程があり、来賓あいさつのみ。
残念。
にしても、17町会のチームが出席する大所帯。
数ある金沢市内の公民館主催の行事でも、
「バレーボール大会を企画して、17町会も出るなんて、すごい大所帯やね、うらやましい!」
と、小藤館長は言われるそうだ。
大所帯だけれども、団結力の強い千坂地区。
市議は、田中さん(自民党)、麦田さん(民主党)。
県議は、谷内さん(公明党)。
そして国会議員として不肖馳浩(自民党)。
3党合意そろい踏み?
政治的な意識も高い地域でもある。
そういう地域に住まいをしていることに、感謝。
9時には、西和泉にて月次祭。
お昼には、石川国際交流サロンへ。
永江輝代先生にごあいさつ。
ちょうど、金沢大学の留学生支援の深川准教授がお見えであり、しばし国際交流や日本語教育談義。
「わたくし、日本語教育の専門家です!」と、深川先生がおっしゃるので、
「じゃあ、日本語教育学会会長の尾崎さん、ご存知?」と、お伺いすると、ご存知どころか、恩師だとか。
ひょえ〜〜、世の中狭い。
「国立国語研究所の日本語教育再編とか、日本語教育推進法(仮称)とか、とてもお世話になっている先生なんですよ!」と、お伝えする。
留学生の書や、大樋年雄さんが指導した陶芸作品とか、ゆっくりと鑑賞させていただく。
今日から7月1日。
文月の小雨に鮮やかに輝く庭。
そして日本間・土間。
その空間を彩る留学生作品。
「金沢の日本庭園はいいなぁ・・・」と、しみじみとそう思う。
日常生活に根差す、こういう風景こそ、文化。
お昼ご飯は、21世紀美術館前のレストラン、「山徳」にて。
ちゃきちゃきとしたおかみさんと、よく働くイケメン二人の、素敵なレストラン。
地元食材をふんだんに使った、能登牛と豚カツカレーライス、800円。
抜群においしい。
絶えられずに、キリン・ノンアルコールビールを一杯。
こりゃ、幸せや。
13時、ホテル金沢へ。
りぶる・かなざわの集い。
自民党をささえていただく、女性局の年間一大イベント。
有村治子参議院議員をお迎えし、基調講演会と、トークショー。
金沢生まれの滋賀県育ち。
「どう、来年の参議院選挙は、全国区ではなく、石川選挙区から出たら、どう?」
と、全国区の過酷さに堪えている有村さんや、石川選挙区の候補者選定に奔走する岡田直樹県連会長に話をむちゃぶりすると、絶句するお二人。
想像もしてなかったようだ。
でも。
小学生と保育園児の二人の子育てをする、40代前半の聡明な女性政治家。
金沢市生まれ。
参議員初当選時は、弱冠30歳だった。
すでに参議院議員の経歴は11年。
十分、資格があると思うけどなぁ。
ましてや、私が副大臣のときに、文部科学政務官として、教科書問題正常化や、校舎への太陽光パネル設置で抜群のセンスを発揮した行動派。
十二分に、その能力は永田町や霞が関や教育界で知られている。
ないのは、県内での知名度だけかな?
でも、すばらしいお話を聞いていた女性たちからは、絶賛の声が上がったのは間違いない。
「有村さん、岡田さん、そして馳浩。いずれも得意技を持つ政治家です。それぞれの分野を補い合いながら、しっかりと団結し、国益のためにがんばります!」と、分裂気味の民主党を意識した締めのご挨拶を申し上げる。
それにしても、有村治子さん、パワフル。
このままいけば、来年は全国区での参議院改選。
だけど、滋賀県選挙区(育った場所)とか、石川県選挙区(生まれたのが金沢)とか、選挙区候補者としても、期待の声が集まる、有力な若手政治家。
日本の未来を明快に語れる女性政治家。
大いに期待は集まる。
りぶるの会終了後、横越徹市議の後援者から、陳情ごとを一ついただき、さっそく対応。
終了後、小松空港へ。
17時の飛行機で、上京。
福井一区の稲田朋美さん(福井県連会長)と、同乗。
世間話をしていて思うのだが、この稲田さんも、有村さんに負けず劣らずパワフルな自民党を代表する女性代議士。
見習わねば。
羽田空港に到着後、両国国技館へ。
新日本プロレス&全日本プロレス創立40周年記念大会。
PWF会長として、三冠戦の認定書拝読。
一言、お礼ごあいさつ。
「すばらしい両国大会になりました。新日本プロレスの木谷会長のおかげです。ありがとうございました。そして、ご来場のお客様のおかげです。ありがとうございます!」と。
超満員。
立錐の余地もないとはこのことで、立ち見も。
プロレス熱再燃か。
それもこれも、新日本プロレスが業界のリーダーとして、若いスター選手を排出し続けているから。
感謝。
でも、ダブルメインは、試合内容が明暗を分けた。
秋山対太陽ケアの三冠戦は、これぞプロレス、の醍醐味。
腰の入った重々しい打撃戦もいいし、試合展開もスリリング。
とくに、ケアのチョップはいい。
世界の現役プロレスラー、ナンバーワン。
説得力のある技の応酬。
秋山のフィニッシュは納得のエンディング。
大満足。
ただ、二人とも、もうちょっとおなかの肉を絞れよ、くらい。
それに比べて、棚橋対真壁のIWGP戦は、薄味。
ストンピングは軽いし、無理やり作る表情は痛々しいし、ちょっと、客受け狙いすぎ。
試合こそまぁまぁ成立しているけれど。
ストーリー性がない。
対戦する二人が背負っている人生の怒りも、悲しみも、苦しみも、喜びの爆発も、無い。
観客の思い入れをすかした試合。
確かにワーワーキャーキャーしているけれど、この試合を音声なしで見たら、どうなることやら。
誰だ、この棚橋と真壁にプロレス教えたのは?と、そう思う。
もうちょっと、プロレスの深みにどっぷりと嵌ってほしい。
もうちょっと、基本技を習得してほしい。
そして、プロレスのタクティクスやアングルやサイコロジーを理解してほしい。
「技を出しゃあ、いい」ってもんじゃないのに。
そう思った。
21時半過ぎに帰宅。
玄関に入らずに、そのまま近所のラーメン屋「嚆矢」へ直行。
ひとり、両国国技館の余韻に浸りながら、カウンター席。
いつものように、独身マスターをいじりながら、日本酒。
つまみは、ホタテ貝柱、きゅうり、ザーサイあさ漬け、出汁巻卵、ラーメン。
美味い!