道州制基本法(骨子案)了承。
自民党は、総裁直属の機関として、道州制推進本部及び基本法小委員会が合同で5年間、検討を重ねてきた成果。
しかし・・・
今日の取りまとめに及んでも、異論続出。
「基礎自治体の役割を考えると、30万人くらいの再編が必要ではありませんか?」
「昨年の大震災を考えると、防災分野では、むしろ、中央集権の強化が必要では?」
「素案には基礎自治体の立法権とありますが、そもそも、立法権は国会にしかありません」
「東京都の扱いはどうなりますか?」
「要は、東京都からいかに財源を地方に分配するかじゃありませんか?」
「国家の権限が弱体化しませんか?」
「通貨発行権限は国家にしかありません。国家財政と金融の責任は、地方経済活性化にも直結します!」
「東京と沖縄をどうするか、じゃないですか?」
と、異論百出。
そうはいっても、この合同会議が、素案を取りまとめ、このあと、政調全体会議で審議を尽くすということで、幹部一任。
「やはり、自民党の姿勢を表明することに意味がある。今後も議論を継続する!」
と、佐田玄一郎委員長が異論を引き取る。
道州制に反対かどうか、という、2択の問題ではない。
国の権限を、財源とともに、どこまで地方にゆだねるかの問題。
それによって、国家が、地方が、よりよくなる、というビジョンが明確に見えなければならない。
「福祉や、治安や、教育や、環境や」、住民の身近で決定されるべき政策もあれば、「外交や、金融や、財政や、税制や」、中央集権で迅速に、そして国際社会の一員として整合性のある政策を実行すべき分野もある。
環境なども、地域と世界と結びついてもいるし。
午前、朗報。
整備新幹線3区間着工認可、決定。
でも、北陸新幹線のフリーゲージトレインは、暫定措置である、という政府与党の申し合わせ文書は交わされなかった。
これは、政府与党の落ち度。
13時、杉良太郎さま、会館にお見えになる。
違法ダウンロード罰則化問題について、意見交換をさせていただく。
14時40分、羽田発のANA機で、能登空港へ。
搭乗率を引き上げるために、微力ながら、協力。
能登空港から、海浜道路を通って、金沢市役所へ直行。
印鑑証明カードと、住民基本台帳カードを申請し、いただく。
そしたら、たまたま、窓口にいたのが、教え子の白尾さん(旧姓)。
「せんせぇ、どうしたん、な〜んも変わらんねぇ!」
「そういう白尾さんも、お元気そうで!」と、久しぶり、というか、高校生時代以来だから27年ぶりの会話。
「あたし、授業中に寝とって、はせ先生にげんこつされたん覚えとるわ!」って、おいおい、そういうことを市役所の窓口で大きな声で言わないでよ。
教え子とのこういう出会いというのも、教師冥利に尽きる。
帰り際、出口で、自民清風会派の喜多さんとばったり。
「いつもありがとうございます!どうしてそんなに日焼けしとるが?」と聞けば、
「街頭演説です!」ときっぱり。
頑張ってるなぁ。
負けられない、と思う。
夜は、辻ジムにて久しぶりにトレーニング。
来るべき時に備えて、体力強化。
感謝。
晩ごはんは、内灘の「はなき」。