衆議院議員
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はせ 日記
平成24年
6月4日(月)

6月3日
6月5日


■6月4日(月)

 5時13分起床。
 内閣改造、5閣僚交代。
 ようやく。
 問責2閣僚(田中、前田)に加え、どうしてプラス3閣僚?
 その理由づけやいかに?
 機密漏えい・スパイ疑獄の農水相。
 弁護士報酬疑惑の法相。
 国民新党玉突き人事の金融担当&郵政改革相。
 不適格閣僚が5人も?と言いたくなる。
 野田総理は、どう言いつくろうか?

 我が家の猫ちゃん。
 危篤状態のピッコロ。
 動けなくなってもう一週間。
 台所の冷蔵庫の前で横たわったまま。
 ママが面倒を見ている。
 名前を呼ぶと、「うぐぅ・・・」と、喉を鳴らす。
 耳の後ろをなでなでする。
 喜んで、何度も何度も、「うぐぅ・・・」と答えている。

 外は太陽。
 着替えてジョギングへ。
 本日は、250歩ダッシュ16本。
 山の手通りから富ヶ谷あたりへ。
 およそ50分。
 汗びっしょり。
 東大グラウンドダッシュは、そのうち3本。
 250歩だと、およそ300メートル。
 ひざに負担をかけないように、さりとて、重心が後ろに残らないように、走る。
 もう朝から暑いので、Tシャツにジョギングスパッツで十分。
 先月までは、ウィンドブレーカーを着ていたのがウソのよう。
 玉の汗。
 そろそろ上半身強化もメニューに入れようかな。

 6時半には帰宅し、水シャワー。
 着替えて、ピッコロをなぜなぜして、おりんさんに声をかけて、出勤。
 ピッコロは、「うぐぅ・・・」と答え、おりんさんは、「んあぁぁ!」と生返事。
 初夏の陽射しを浴びて、気持ちよくドライブ。

 7時21分登院。
 すでに国会議事堂は、太陽に照りつけられている。
 暑そう。
 でも、中庭の鯉は、涼しげ。
 登院ボタンを押し、3階の国対に入り、読書。
 「医者になる人に知っておいてほしいこと」
 渡邊剛教授、PHP新書、定価720円、読了。
 良い医師になるための17か条、身に染みる!
 @  一流外科医をめざし修練を忘れず道を極める
 A  循環器、呼吸器、脈管、消化器病学の神髄を会得すべし
 B  専門医で終わるのではなく、広い他疾患領域をあまねく勉強すべし
 C  基礎研究を含めた他領域の一流人と交流すべし
 D  人に患者に真摯であれ、常に患者の横にいることから、よい臨床医は作られる
 E  新たなるモノに挑むとき Lion heart、 Eagles eye、Angels handを持って行うべし
 F  流行を追わずに流行を作れ
 G  医学者として研究に勤しみ、英論文を書くべし。論文は医学者としての顔である
 H  人に投資せよ、人は医局の礎である
 I  後進にけじめを示せる先輩であれ、怠惰・狡猾・稚拙の輩は去るべし
 J  第一外科スタッフは、Best&Brightestをもって常とせよ
 K  良い仕事をすれば、良いpositionを得ることができる
 L  金沢大学第一外科同門であることを誇りとし、何をしてくれるかではなく、第一外科のために何ができるかを考える
 M  苦しい時も艱難を愛し、喜びてこの道を進め
 N  時計は逆に回せない、Goal directに後悔しない人生を生きるべし
 O  身分の高い人は、より大きな義務を負う
 P  夢を持ち信じて事に当たるべし。信あらば何事も成功する
 ・・・・
 才能ある人が、さらにこれだけの自己規律で努力するからこそ、ダントツのプロになれる証左。
 読了後、新聞とパソコンを開いて情報収集。
 秘書が、すでに8時前には資料をそろえてくれる。
 感謝。

 9時、国会議事堂前駅を出発し、地下鉄銀座線で東京駅へ。
 パスモ。
 本日は、出張。
 税と社会保障特別委員会 地方公聴会。
 俺は、福島チーム。もう一方は、兵庫県へ。

 9時20分には、東京駅23番線ホーム9号車付近 集合。
 9時40分、東京駅を、やまびこ55号にて出発。
 福島駅着は、11時11分。
 駅前のホテル辰巳屋へ移動。
 徒歩で移動中、信号待ちの歩道で、地元の共産党支援者の皆さんが、「消費税増税反対!」の街宣活動中。
 地方公聴会があると、共産党の地方支部がよくやる手段。
 中野寛成委員長や伊吹文明筆頭理事が通過すると、スピーカーの声はさらに大きくなる。
 ・・・・
 意に介さず、笑顔の高橋千鶴子さん(共産党)が、その輪の中心。
 全党出席の地方公聴会の移動中に、こういう示威活動はいかがなものか?!
 臆面もなくビラを配るその姿は、たくましいと言えば確かにたくましいが。

 到着後、お昼ご飯。
 伊吹先生を中心に、昼食の丸テーブルでは、平清盛と平将門論が展開される。
 と、いってもあんまり高尚な話ではなく、「歴史はいつも、二股愛で動いた?!」・・・・・

 12時30分〜15時50分まで、8階、瑞雲宝生の間にて、地方公聴会開会。
 意見陳述者は、
 ・ 鈴木和夫(白河市長) =  「消費税に特化しすぎた議論ではないか?」「地方配分が低い!」
 ・ 今泉祐(連合福島事務局長) = 「年金制度改革が必要!」「財源確保!」「基礎年金国庫負担2分の1!」「被用者年金一元化!」
 ・ 古渡一秀(NPO認定こども園協会副代表理事) = 「被災地の子供たちという実情に対応すべし!」
 ・ 瀬谷俊雄(福島県商工会議所連合会会長) = 「規律あってこそ経済成長戦略あり!」「日本はこの程度の増税でも担税力あり!」
 ・ 轡田倉治(福島県商工会連合会会長) = 「なぜ今なのか?」「まずは景気回復!」「価格転嫁で苦しむ!」「まずは復旧復興!」
 ・ 金田宗(税理士) = 「消費税(預かり金)の事業資金への使い込み多い!」「租特整理で財源はかなり出てくる!」「増税使途不明確!」
 ・ 斉藤和衛(福島県民主医療機関連合会事務局長) = 「教育・福祉に営利企業をなぜ参入させるのか!」「認可保育所で十分!」
 ・ 金澤幸夫(南相馬市立総合病院院長) = 「市民が帰ってきても生活できるような医療体制(医師・看護師・スタッフ)回復を!」

 意見陳述後、質疑応答。
 すべて終了したのが、15時50分。
 各党代表が記者会見中、喫茶店で、鴨下さん、田村さん、そして民主党の田中美絵子さんと、しばし談笑。
 呉越同舟?
 いやいや、先輩後輩の情報交換会。
 民主党文化では、こういう、先輩後輩の体育会的な情報交換会は、ないようだ。
 元環境大臣であり、厚労族の鴨下さん、田村さんの裏話に、興味津々の田中さん。
 どうやって官僚とおつきあいすればいいのか、などの裏話に深くうなずく田中代議士。
 地方公聴会の、思わぬ交流。

 16時半、歩いて福島駅へ。
 先ほどの「共産党消費税反対街頭演説チーム」は、もういなかった。
 どうせなら、来た時と、帰るときと、両方街頭演説してればいいのに・・・
 駅構内で、お土産に「佐藤錦」を奮発して購入。
 福島駅発16時54分、やまびこ62号にて、上京。
 18時28分、東京駅到着。

 改造五閣僚、皇居にて認証式のニュース。
 鹿野道彦農水相→郡司彰(参議院)
 小川敏夫法相→滝実(玉突き人事)
 田中直紀防衛相→森本敏(民間人=拓殖大学大学院教授)
 前田武志国交相→羽田雄一郎(参議院)
 自見庄三郎郵政・金融相→松下忠洋(国民新党枠)
 以上の5名。
 適材適所、と総理は記者会見されたが、この言葉を何度聞いたことか・・・・
 むなしく響く。
 「消費税修正自公民協議促進」のためだけの、改造人事。
 問責2閣僚だけでは前任者の不適格性が浮き彫りとなるので、世間の防波堤とすべく、5名の中規模改造となった?
 にしても。
 防衛大臣が民間人とは、民主党にはよっぽど人材がいないのか?
 防衛機密に民間人がふれることになるのも、問題。
 シビリアンコントロールのトップが民間人とは、政治的な判断ができるのか?
 ・・・いろいろと批判は出ようが、森本さんは、もともと防衛省と外務省出身。
 機密性も、シビリアンコントロールも、自分が政治家でないことの負い目も、よくわかっておられよう。
 派手さはなく、どちらかというと実務的な人事。

 20時、キャピトル東急ホテル オールデイダイニング「ORIGAMI」へ。
 額賀ふくしろう先生を囲み、10名で、懇談会。
 お土産の佐藤錦をふるまい、パーコー麺とサラダで晩御飯。
 21時半終了。
 歩いて帰る。
 自宅に戻ると、おりんさんがまだ起きていて、英語のドリル勉強をしていた。
 がんばってるね! 


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