5時03分起床。
今日から6月。
水無月。
空は曇り。
むしむし。
午後から雨だとか。
そろそろ梅雨の季節。
テレビをつけて早朝のワイドショーをみていたら、2PMの武道館6日間ライブ。
野獣アイドル。
おりんさんのアイドル。
テギョン、左腕骨折だけど、痛みを押して出演。
ぐっすり寝ていたはずのおりんさんに、ママが「おり〜〜ん、2PM出てるよ!」と叫ぶと、2秒で起きてテレビの前にやってきた。
目もパッチリ開いてるぞ(^−^;)
・・・・・
7時過ぎに国会へ。
衆議院中庭池のニシキゴイ見学。
昨日、新潟県小千谷市にある全日本錦鯉振興会から贈呈されたばかり。
総計1000万円だそうな。
1000万円ねぇ・・・
気持ちよさそうに泳いでいる。
悠々と。
鯉を眺めていると、ほっとする。
でも、1000万円ねぇ、この鯉全部で・・・
で、野田総理は、まな板の上の鯉?
8時、党本部707号室へ。
文部科学部会。
私立幼稚園協会幹部と意見交換会。
テーマは、子ども子育て新システム。
内閣府や文部科学省も同席。
香川会長や北條専務理事から、この1年半の、ワーキングチームの理不尽な運営実態をうかがう。
「制度論ばかりで、幼児教育議論はどこへ行ったのか?」と。
さっそく政府に質問。
「どうして小渕報告(平成21年3月31日、政権交代前)の改善点を検証しないのか?認定こども園法に基づいての5年目の見直しをしないのか?とくに、煩雑な手続きや会計処理や申請書類の一元化については、小渕報告を受けて、都道府県の条例に委任するとされていた。それが、いまだにされていないではないか?」と指摘。
文部科学省の関さんが、
「確かに、条例で現場に委任するとされていましたが・・・47都道府県、ひとつも条例ができておりません。でも、小渕報告も参考にして新システムを構築しました・・・」と、話の論点をずらし、新システムの正当性を主張するばかり。
・・・ただでさえ白髪の多い関さん、最近めっきりと白髪が増えた理由は、ここにあるのではないか?
幼児教育の重要性を、新システムに取り入れてもらえなかった文部科学省の苦悩が垣間見れる。
我々自民党から見れば、というよりも、法律施行状況をチェックする国会議員の立場からみれば、本来、なされなければならないこと(認定こども園制度の見直しと改善実行)が、なされていない、ということを指摘せざるを得ない。
政権交代の後、小宮山さんの政治主導というリーダーシップの下、現行の認定こども園は、「自公政権の盲腸」として葬り去られてしまった。
そして、一気に、幼保一体化論→新システム=「総合こども園」に、制度論として入ってしまった。
その政治主導に引きずられた確信犯が、村木厚子内閣府政策統括官なのか?
村木さんは、せめてもの良心?から、自公政権時代の残滓、小渕報告を参考にしたのか?
それとも、一足飛びに新システムにしたほうが、前に進むと判断したのか?
われわれからすれば、ワーキングチームの異常な進め方を見る限り、「チルドレンファースト」の名のもとに、民主党マニフェストありき。
ここを、指摘しているのだ。
そこに行政の継続性を感じない。
だから、我々は、原点に立ち返って議論しようと主張している。
小渕報告に立ち返り、認定こども園の改善点をチェックしようじゃないか。
法施行後、5年目の見直し検証を実施しようじゃないか。
その延長線上に、「幼保連携型の認定こども園」 「幼稚園型の認定こども園」が、増えることが望ましいだろう。
そのための財政支援拡充や、手続きの簡素化こそ必要ではなかろうか。
一気に新システムに移行することは、あまりにもリスクが大きい。
指定性、直接公的契約、個人給付=機関代理受領、株式会社参入・・・・
どうみても、保育の量的拡大しか、目的が見えない。
幼保の質的向上とか、幼児教育の重視という理念が見えない。
新システムは、どちらかというと、厚生労働省主導じゃないか?!
文部科学省は、「幼児教育の重要性」を、どうしてもっと主導しないのか?
憤りが渦巻く。
9時、社会保障と税の一体改革特別委員会 開会。
自民党の平井卓也代議士が、
「マイナンバー制度と公務員制度改正法案を審議するのは、ともに内閣委員会。ところが、今、こうして消費税法案を審議しているときに、本日午後からは、公務員制度改革法案が本会議で審議される、それも民主党の強行採決で。おかしいんじゃないか?消費税関連であるならば、マイナンバー制度法案が優先ではないか?もしかして、民主党は、野田総理の政治生命の足を引っ張っているのではないか?」と、民主党のちぐはぐ強権国会運営を指摘。
俺も図に乗って、
「民主党は、党内から野田総理の足ばっかり引っ張ってるじゃないか!」
「日本の財政健全化と機能回復を心配して、消費税法案の審議促進を支えているのは、伊吹さんじゃないか!」
「もしかして、(輿石幹事長が足を引っ張っている)野田総理を支えているのは、伊吹さんじゃないのか!」と、不規則発言をすると、なぜか、与野党から納得のどよめきが起こる。
しかし、筆頭理事席に座っている伊吹先生からは、
「馳君は、そういうことを言うのかね!」と、睨まれるのであった・・・・
ははぁぁぁぁ・・・・
お昼に、国対でいっぷく。
そこに、村木厚子さんが意見交換にお見えになる。
「せっかくだからお昼ご飯いっしょにどう?」と、議員食堂でメロンクリームソーダをいただきながら、情報交換。
落としどころを探る。
13時、本会議。
なんと、公務員制度改革法案。
議運委員長職権での、強引な本会議開会に抗議し、自民党は欠席。
残念だ。
どうして、昨日、消費税法案の修正協議を自公に申し込んできておきながら、舌の根も乾かないうちに、こういう強引な国会運営をするのか?
どっちの法案が重要なのだね?
野田総理は、消費税増税に政治生命をかけているじゃないか!
どう考えても、社会保障と税の一体改革法の採決を遅らせようとする輿石マジック。
公務員制度改革法案なんて、連合=自治労が渇望する法案だからだ。
労働協約権を組合に与えるという劇薬が含まれており、自民党はすんなりと容認はできない。
そういう法案を、どうして、総務大臣や厚生労働大臣が消費税特別委員会に張り付きの時に審議しようというのか?
おかしい。
だって、「公務員制度改革法案」が審議されるのは、内閣委員会。
消費税増税に絡み、「マイナンバー制度法案」(これがないと低所得者への還付給付はできない)が審議されるのも、内閣委員会。
どっちを優先するの?
どう考えても、消費税関連のマイナンバー制度法案が優先するにきまってるじゃないか!
政権にとっての最優先は、野田総理が「不退転」「政治生命」「今国会中に採決」という消費税法案ではないのか?
順番をあえて取り違えようとしている民主党の法案審議戦略は、どう考えても、輿石幹事長の、「消費税法案採決先送り」という本音が透けて見える。
小沢一郎さんが反対しているし、民主党内分裂しての解散は回避したいという本音だからだ。
ばかばかしい。
怒りを禁じえない。
自民党欠席のままの本会議散会。
ここでまた、石井えいこ文部科学委員長の職権で、理事会〜委員会が強行される。
昨日、あれだけ抗議したのに、カエルの面に何とかだった。
著作権法の改正案のお経読み。
18時過ぎの飛行機で小松空港へ。
小松空港から、金沢に直行。
仲間と情報交換会。
22時半過ぎ、百坂町の自宅へ。
末っ子で、仲間とイッパイ。
山田ひろし、出むちん、永っちゃん、平木屋クリーニング社長、星くん、大場さん、大平さん、川村くん、氷見さん、そして、向社長に、もっちゃん。
いつものベストメンバー。
世間話に花が咲く。
自宅に戻ったら、午前様。