昨夜来、ベッドにうつぶせになってパソコンとにらめっこ。
質問が出来上がったのは、午前6時17分。
ふぅ。
とりあえず、秘書さんにメールして、プリントアウトしてもらうことに。
シャワーを浴びて、徹夜の頭を冷やす。
ぼわんとしている。
ニュースチェック。
ダルビッシュ、暑さの中で7勝目。
凄いぞ。
ダルビッシュにゃ、負けられん!(って、向こうは勝負してないけど)
8時前には、国対に入り執務。
資料整理していると、塩崎恭久代議士が、ぶらりと部屋にやってくる。
「馳さんいつもいるね、ここに。で、どう?原子力規制庁法案は、どうなるの?」と、おっしゃるので、
「公明党は明日の本会議に出るみたいですよ、新聞報道によると。」と、申し上げる。
気が気ではない塩崎さん。
公明党の対案、というよりも、自公案(議員立法)は塩崎恭久案。
対案の答弁は、塩崎さん以外には誰もできないはずだ。
その内容は、政府案より独立性を持たせた、3条委員会としての「原子力規制委員会」。
当事者の塩崎先生が本会議にいないのに、趣旨説明質疑がされようとしていることに、気が気ではない塩崎さん。
その気持ちはよくわかる。
でも、岸田国対委員長は泰然自若。
原則は、問責2大臣が辞めない限り、いっさい、他の委員会審議には応じない。
総理は問責の意味、国会の圧倒的多数による問責可決の意味を、わかっているのか?
野党の審議拒否?
違う。
問責閣僚を交代させない任命責任者・野田総理の怠慢。
とまぁ、4月20日からこんなやりとりがもう1か月。
政府与党のアクションがなければ動かない。
俺が総理だったら速やかに交代させるのだがなぁ・・・
お昼に、箱弁当をいただきながら、国対正副会議。
13時より、社会保障と税の一体改革特別委員会。
池坊保子さん、高木美智代さん(公明党)。
宮本岳志さん(共産党)。
政府案の矛盾、とくに、株式会社参入については、厳しく政府案をチェック。
これ以上、保育を金儲けにさせてはいけない。
教育に株式会社参入は、認められない。
17時過ぎ、委員会終了。
明日はやっぱり、本会議が入った。
案件は、原子力規制庁設置法案。
原発再稼働に向けて、早期設置はさけられず、痺れを切らした民主党が、強硬に出てきた構図。
公明党も本会議には出席の意向。
自民党はどうする。
出席せざるをえまい。
こういうなし崩し的な審議をすべきではないが、衆議院では圧倒的に民主党の数が多いわけであり、数の力には勝てない。
18時半より、北朝鮮問題について、関係者と意見交換。
「北朝鮮にとって最も重要なことは何か、を腹蔵なく交渉できる人物が北朝鮮にはいるのか?」
外交は恋愛に似ている。
独りよがりの先軍政治をすすめれば、成るものもならない。
時にはスパイを使ってでも国益を優先する外交。
それは国際社会の常識。
とすれば、やはり、交渉役。
20時半過ぎには自宅に戻る。
修学旅行から帰ってきたおりんさんと、カレーライスで晩御飯。
お土産は、京都の「しば漬け」だった。
いいぞ、おりんさん、パパの好物をしっかりと押さえているところは!
奈良公園の鹿に襲われそうになった話など、楽しそうに話すおりんなのであった。
めでたしめでたし。