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はせ 日記
平成24年
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■5月28日(月)

 昨夜来、ベッドにうつぶせになってパソコンとにらめっこ。
 質問が出来上がったのは、午前6時17分。
 ふぅ。
 とりあえず、秘書さんにメールして、プリントアウトしてもらうことに。
 シャワーを浴びて、徹夜の頭を冷やす。
 ぼわんとしている。
 ニュースチェック。
 ダルビッシュ、暑さの中で7勝目。
 凄いぞ。
 ダルビッシュにゃ、負けられん!(って、向こうは勝負してないけど)

 8時前には、国対に入り執務。
 資料整理していると、塩崎恭久代議士が、ぶらりと部屋にやってくる。
 「馳さんいつもいるね、ここに。で、どう?原子力規制庁法案は、どうなるの?」と、おっしゃるので、
 「公明党は明日の本会議に出るみたいですよ、新聞報道によると。」と、申し上げる。
 気が気ではない塩崎さん。
 公明党の対案、というよりも、自公案(議員立法)は塩崎恭久案。
 対案の答弁は、塩崎さん以外には誰もできないはずだ。
  その内容は、政府案より独立性を持たせた、3条委員会としての「原子力規制委員会」。
 当事者の塩崎先生が本会議にいないのに、趣旨説明質疑がされようとしていることに、気が気ではない塩崎さん。
 その気持ちはよくわかる。
 でも、岸田国対委員長は泰然自若。
 原則は、問責2大臣が辞めない限り、いっさい、他の委員会審議には応じない。
 総理は問責の意味、国会の圧倒的多数による問責可決の意味を、わかっているのか?
 野党の審議拒否?
 違う。
 問責閣僚を交代させない任命責任者・野田総理の怠慢。
 とまぁ、4月20日からこんなやりとりがもう1か月。
 政府与党のアクションがなければ動かない。
 俺が総理だったら速やかに交代させるのだがなぁ・・・

 お昼に、箱弁当をいただきながら、国対正副会議。

 13時より、社会保障と税の一体改革特別委員会。
 池坊保子さん、高木美智代さん(公明党)。
 宮本岳志さん(共産党)。
 政府案の矛盾、とくに、株式会社参入については、厳しく政府案をチェック。
 これ以上、保育を金儲けにさせてはいけない。
 教育に株式会社参入は、認められない。
 17時過ぎ、委員会終了。
 明日はやっぱり、本会議が入った。
 案件は、原子力規制庁設置法案。
 原発再稼働に向けて、早期設置はさけられず、痺れを切らした民主党が、強硬に出てきた構図。
 公明党も本会議には出席の意向。
 自民党はどうする。
 出席せざるをえまい。
 こういうなし崩し的な審議をすべきではないが、衆議院では圧倒的に民主党の数が多いわけであり、数の力には勝てない。

 18時半より、北朝鮮問題について、関係者と意見交換。
 「北朝鮮にとって最も重要なことは何か、を腹蔵なく交渉できる人物が北朝鮮にはいるのか?」
 外交は恋愛に似ている。
 独りよがりの先軍政治をすすめれば、成るものもならない。
 時にはスパイを使ってでも国益を優先する外交。
 それは国際社会の常識。
 とすれば、やはり、交渉役。

 20時半過ぎには自宅に戻る。
 修学旅行から帰ってきたおりんさんと、カレーライスで晩御飯。
 お土産は、京都の「しば漬け」だった。
 いいぞ、おりんさん、パパの好物をしっかりと押さえているところは!
 奈良公園の鹿に襲われそうになった話など、楽しそうに話すおりんなのであった。
 めでたしめでたし。 


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