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はせ 日記
平成24年
5月15日(火)

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■5月15日(火)

 午前4時16分起床、ニュースチェック。

 8時、真宗大谷派関係国会議員同朋の会(キャピタル東急ホテル)
 「互いに敬いあう心」
 「互いに対話を続ける気持ち」
 「一切の違いを超えてすべての人々を受け入れていく」
 講話の一言一言がしみる。
 こういう教えを受け入れていれば、世の中に訴訟もなくなるのに。
 そう思う。
 親鸞聖人の教えは「acceptance」=受け取ること、と。

 9時10分、国対正副会議(衆議院三階24控室)
 消費税特別委員会の運営が、まだ軌道に乗らず。
 いまだに問責2大臣交代しない問題が尾を引いている。
 野党は、総括質疑を4日間求めている。
 総理の日程もあり、スタート地点が描けていない。
 与党の行く道は、一つしかない。
 それがわかっているのか?
 本日中に何とかなるか?

 10時15分、政策会議(党本部603号室)
 福島特命委員会の報告をし、了承をいただく。

 11時、総務会(党本部601号室)
 同じく、福島特命委員会の報告をし、了解をいただく。
 二階総務より、
 「海外からの旅行者を受け入れるためにも、政府が、福島は大丈夫なんだとしっかりと説明責任を果たしてほしい。」
 と、風評被害対策の、政府広報強化を求められる。
 おっしゃる通り。

 正午、社会保障制度特命委員会(党本部702号室)
 マスコミ多数。
 政府案への自民党の対案の考え方が示される。
 党綱領にあるように、「自助〜共助〜公助」の理念を軸に、自民党案を発表。

 13時、警察庁からのレク(院内国対24控室オウム問題について)
 先般、ゴールデンウィークに金沢市のオウム施設を視察された報告をいただく。
 団体規制法と警察と、直截な権限行使の関係はないものの、住民にとっては警察力こそ治安を守る砦。
 そういう観点から、今後とも関与をいただけるように、意見交換。
 オウム対策新法についても情報交換。

 14時、官邸(福島特命委員会報告)
 この2か月間、地元視察とヒアリングを繰り返してきた。
 福島復興特措法の「政府基本方針」に盛り込むメニューを具体的に提示。
 ・ 放射能除染(正しい除染技術採用のための審査体制強化など)
 ・ 仮のまち(法的整備も含めて)
 ・ 賠償(賠償金にかかる税の減免など)
 ・ 復興加速化(復興交付金の使途拡大や、税制減免特区など)
 ・ 病院スタッフ確保(民間病院の機能強化)
 ・ 他地域、他県で生活を希望する人への支援(土地の取り扱いを含め)
 ・ 産業振興や、シンボリックな施設建設(障碍者スポーツNTCなど)
 藤村官房長官は、自民党のこの委員会の活動については、既に報告を受けていたようで、
 「小学校の統合について、馳さんからもご提言があるようで。市町村合併の時の覚書があるようで・・・・」
 と、話を振ってくださるので、現場の切実な声をお伝えする。
 「政府のモデル事業でやらないと、現場は身動きできません」と。

 ここで、学生レスリングリーグ戦情報が入る。
 初戦は法政大学に7−0で完勝と。
 出だし好調。
 監督なんだから、会場に応援に行きたいなぁ・・・・と切歯扼腕。

 15時、尊厳死法制化を考える会 役員会(衆議院第1議員会館第1会議室)
 ABCの3案を検討。
 障碍者団体からのご意見も参考に。
 また、延命措置の中止も、論点として採択。
 今までは「延命措置の不開始」のみだったが、中止も入ることで、法案の選択肢が増えた。
 現状は、厚労省と医師会のガイドラインに基づいて、個別対応。
 この法案があることによって、法的安定性の素で判定が行われ、医師の免責が明かとなる。
 その方向性に取り組みたい。
 中山太郎先生のもとで勉強会を始めてからもう10年。
 法制化は少しずつ形になりつつある。
 この案を世に問い、「死生観」をも世に問いたい。

 16時、スポーツ議連総会(衆議院第1議員会館第5会議室)
 案件は以下の通り。
 @ サッカーくじ法の改正論点整理(文部科学省の久保局長&NAASHの河野理事長より報告)
 A 議連にPT設置し、サッカーくじ法改正についての作業を進める(遠藤利明さん主導)
 B ドーピング検査忌避者への罰則付与(鈴木寛。NAASHと法改正調整)
 C フィギュアスケートのトラン選手大帰化問題(橋本聖子スケート連盟会長より報告あり。支援対応決定)
 D ライフル射撃の空気銃許可問題(協会の要望と警察庁対応報告。協会の提案を待つことに)
 E サッカーJリーグでの審判インカム使用問題(総務省の報告あり。モデル事業推進中)
 以上、わずか1時間で盛りだくさんだったが、なんとか5分オーバーで終了。

 会議中、リーグ戦情報がメールで送られてくる。
 日体大戦は、0−7で完敗。
 半田(4)、荻原(4)、中村(4)、木村(2)、澤田(4)、武田(1)、大平(4)。
 4年生主体のチームで完敗。
 悔しいだろうがこれが実力。
 でも、4年生でこれだけのチームを組めたことは、4年間の成長のあかし。
 勝敗を超えた成果。
 あきらめないで頑張ってきたことを評価したい。
 今年は、絶対的エースは半田しかいないが、その半田だって負けることもある。
 負けるけど、でも、くじけず、あきらめないチーム。
 それが持ち味。
 俺も日体大理事としては、日体大戦だけは、なんとしても応援したかった。
 残念・・・・
 明日も体調を整えて、今日の悔しさと技術的な課題を修正して、気持ち新たに臨んでほしい。

 夜は、幼児教育団体幹部と意見交換会。
 民主党政府の、これまでの作業実態の資料を精査する。
 本来ならば、法定化された「中央教育審議会」「社会保障審議会」で丁寧な審議をしてただきたかったのだが、そうはなっていないことが明らかになった。

 23時前には自宅に帰る。
 事務所でちょっと課題が浮き彫りとなったが、とりあえず、表面上は、一件落着。
 この課題の核心はどこにありや。
 表面上の取り繕いだけでは、同じことは繰り返される、間違いなく。
 それを理解できるかどうか、だ。
 課題があれば、核心をさがし、修正あるのみ。
 あれこれと、考えているうちに、資料整理しているうちに、午前1時過ぎ・・・ 


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