衆議院議員
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はせ 日記
平成24年
5月13日(日)

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■5月13日(日)

 午前1時半過ぎ、なぜか急に目覚める。
 気になってテレビをつけると、NHK。
 NHKスペシャル。
 東日本大震災・被災地・大槌町の小学校6年生。
 一人の少女の、この1年間を追い求めたドキュメンタリー。
 原田美枝子さんの静かなナレーションがすばらしく、こちらはぐいぐいと引き込まれる。
 NHKはやっぱりすごい。
 大震災から復興に向かう大槌町の苛立ちや実情〜
 〜これから前向きに生きていこうとする少女の気持ち〜
 それらを重ね合わせながら、静かな映像の中にも、深い共感と感銘を与える番組に仕上がっていた。
 母を津波で亡くしたことを知った時の少女の気持ちは、いかがだったか。
 妻を失い、登校する娘の髪の毛をブラッシングするお父さんの気持ちは、いかがか。
  ことばではなく、少女の目の動きがすべてを物語っていて、最近の饒舌すぎる報道番組に、ぜひとも参考にしていただきたいような気がした。
 少女の「家族のみんなへ」という、パパにあてた手紙が、もうたまらなかった。
 涙が止まらず、しばし沈思黙考。
 「これからをささえてくれる家族のパパへ。
 これまでも、これからも心の中に生き続ける家族のママへ。」
 二つの気持ちが伝えられていた。
 被災地には、こういうドラマがまだつづいている。
 国会こそが、被災地を忘れてはならない。
 そう思わされる。

 ニュースチェック。
 @ 日中韓FTA交渉開始。
 韓国側は、自動車やハイテク製品で競合する日本との連携に慎重。
 でも、日韓とも、中国という巨大市場は魅力。
 TPP交渉を横目ににらむ日本。
 そういう構図。
 駆け引きの世界。

 A 同性婚、アメリカ大統領選挙の争点に。
 俺は、反対。
 結婚は男女の仲だ。
 性同一性障害者特措法という議員立法に取り組んだ自分としても、やっぱり結婚は男女だ。
 同性愛を否定はしない。
 しかし、結婚となると、違うのではないか。

 B 生活保護費5.2兆円?
 2015年度の資産。
 昨年は3.7兆円。
 今から10年前の2002年は2兆2千億円だった。
 あまりにも、巨額。
 どうしてか?
 自立支援や、不正受給対策が急務。
 政権交代で、審査が甘くなったという点もある。
 第2のばら撒き。
 とりわけ、医療扶助費。
 医療費が無料、診療自由。
 そこに落とし穴はないか。

 9時45分、米泉の石川中修研道場にてお参り。
 月例祭。

 10時50分、金沢西病院 第40回創立記念祭へ。
 五月晴れの暑さを感じるお天気の中、西病院前の広場には、ご近所の皆様の人出で大賑わい。
 創立記念のお祝いに、献血車が来ており、さっそく献血させていただく。
 400ml、たっぷりと献血。
 菊池理事長にもごあいさつ。
 下沢佳充(よしたか)県議が、金沢西ソフトボール連盟会長として、献血に協力されていた。
 ソフトボール連盟からは、100名近い献血者。
 すばらしい!
 広場の即席舞台では、太鼓演奏やよさこいソーランの演舞。
 屋台も出ていて大賑わい。
 焼きそばの行列なんて、50メートル以上。
 西病院がこれほど地域の皆様に愛されているのも、菊池理事長をはじめスタッフの皆様のお人柄。

 金沢駅前で街頭演説。
 本日のテーマは、
 @ 消費税関連特別委員会の審議いよいよ開始
 A デフレ脱却こそ最優先の政策
 B 消費税増税は賛成だが、政府民主党の具体案は反対。
 C 民主党内をまとめること、ばら撒きマニフェスト撤回、国民に信を問う姿勢が必要。
 D 被災地支援の具体案
 などなど。

 正午、ホテル金沢へ。
 専修大学校友会 石川県支部役員会。
 「県内1160名のメンバーへの連絡手段をどうするかね?」
 「メール送信も選択肢」
 「3回連続で出欠のハガキもよこさない人には、連絡しなくてもいいんじゃない?通信費もかかるし」
 「校友会北信越大会の次回開催地は石川県。いつ、やりますか?北陸新幹線開通後がいいと思うのですが?」
 「会費納入促進を!」
 などなど、校友会(=同窓会)の運営も大変だけど、岡田直樹事務所の丹後秘書が丁寧にやってくださっており、感謝。
 昼食のカレーライスを食べながら、あ〜でもないこ〜でもないと、役員同士、意見交換。

 13時からは総会。
 支部長ごあいさつ後、今般、石川県副知事に就任された竹中博康先輩から、ごあいさつあり。
 七尾高校から、体育会バスケットボール部&経営学部卒業。
 昔話が、笑いをさそう。
 「私の学生時代は昭和44年から。核マルや民青の華やかなりしころで、よく大学がロックアウトされて授業がなかったり、神田校舎に(対核マルの応援に)行った!」と。
 平成23年度の事業報告と会計報告をし、承認を得る。
 平成24年度の事業報告と会計報告もし、承認を得る。
 そのあとは、本時の参加者全員による、自己紹介リレー。
 一人1分。
 県内の出身高校や、学部や、近況をお話しいただく。
 これがまた、先輩後輩の壁を取っ払ってしまうようで、笑顔満開。
 最後に、最高顧問の安地和行さんの音頭で、校歌斉唱。
 「宮城の北 枢地に立ちて 礎固し われらが大学・・・・・・・・」
 みんな、卒業して数10年が過ぎているのに、ちゃんと歌詞を覚えているのね。
 「われ〜らが、ゆ・く・てぇはぁ〜〜♪ひか〜〜りに、み〜てりぃぃぃぃ♪」と歌い上げて終了。
 でも、あれだな、やっぱり酒が入ってないと、キーが違う。
 年末には、大忘年会をやって、思う存分校歌を咆哮したいものだ。

 終了後、前誠一先輩(金沢市議)とロビーで、市議団分裂について、お話をうかがう。

 終わり次第、急いで、金沢市農協、額支店へ。
 3階で、額地区 国政報告会 開催。
 この地区の後援会も創設していただく。
 感謝。
 宮保前市議、小林さん、宮川さん、西川さんを軸に、お世話になりありがとうございました。
 途中からは、米田義三前県議も顔を出して激励をしてくださる。
 本当にありがたいこと。
 消費税や年金問題で国政報告後、意見交換会。
 「自民党は、審議拒否したり、問責閣僚を辞めさせろと言ったり、小沢の証人喚問をいきまいたり、そんな昔の野党みたいなみっともないことするな。王道を歩め!経済対策は自民党しかできないんだから!」
 「通学路の小学生交通死傷事故で、被害者の情報を学校側が公開してしまったり、それをマスコミが激しく抗議したり、ちょっとヘンじゃないか?政府の原発再稼働をどう思う?このままで地球温暖化対策できるのか?」
 「小中学校の教科書採択で、県内で不正があったのでは?」
 との質疑応答あり。
 襟を正してお答えする。
 こういうダイレクトなやりとりこそ、国政報告会の醍醐味。
 自民党支持者ばかりではないが、やはり、保守的な政治スタンスの方が多い、地域だ。

 17時、ホテル日航金沢。
 石川県女性スポーツ協会 懇親会。
 尾山会長はじめ、みなさんのテーブルをまわり、ごあいさつ。

 17時30分より、市議懇談会。
 終了後、歩いて駅前へ。
 駅前フォーラス6階のラーメン屋さんで、夜食。
 7階でしばし休憩。

 22時50分、金沢駅東口を出発する夜行バス。
 前回の反省を踏まえ、前から3列目の真ん中の席を予約。
 北鉄バスなら安心。
 バスに乗り込み、すぐにバタンキュー(死語)。
 今朝は1時半から起きてたからか、それとも体を動かしすぎたからか?あっという間に寝てしまう。 


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