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はせ 日記
平成24年
5月7日(月)

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■5月7日(月)

 4時11分起床、ニュースチェック。
 ・ フランス大統領選挙 開票結果。
 なんと、オランド氏、勝利宣言。
 というか、サルコジ氏、敗北宣言。
 どうして再選できなかったのか?
 相次ぐ欧州債務危機が影響したか?
 それとも、フランス国内経済危機か?
 まさか愛人問題?(まさか)
 いずれにせよ、日本との接点がよく見えないオランド氏。
 フランスとの関係再構築が必要。

 ・ つくばで竜巻発生。
 こんな時期に、なぜ?
 死者1名、負傷者も多数。
 ご冥福をお祈り申し上げます。
 竜巻発生予測は不透明。
 まずは原因究明が必要。
 これから台風シーズンでもあり、竜巻の季節かも?
 怖い。

 ・ 大阪維新の会 大阪市議団が、市議会に提出予定の家庭教育支援条例で、「発達障害は親の愛情不足が要因」と、誤った認識の記述をしていることが判明。
 これは容認できない。
 明確な脳機能障害と、「発達障碍者支援法」でも明文化している。
 あまりにも事実誤認、認識不足。
 さっそく自閉症協会から抗議が出された模様。
 もっと勉強してほしい。
 ゴールデンウィークが終了したのだが、のっけから頭に血が上るニュースが多い、多すぎる!

 8時過ぎには国会到着。
 国会に向かう道路わきや、街中には、つつじが満開。
 桜とは違い、色鮮やかなつつじも見ごたえがある。
 新緑と、つつじ。
 初夏真っ盛り。
 国会議事堂の空も、青い。

 午前中は、連休中の資料整理。

 お昼に、国会対策正副委員会。
 岸田委員長から、10日、木曜日の本会議で、総理への代表質問に立つようにと指示をいただく。
 テーマは、子ども子育て新システム。
 具体的な法案名は、
 @ 子ども子育て支援法
 A 子ども子育て支援・総合こども園整備法
 B 総合こども園法
 さっそく、法案の条文をチェックに入る。
 特別委員会の伊吹文明筆頭理事(元文部科学大臣)からも、
 「馳君!政府案はとんでもない案だということを引き出すような質問をしてくれよ!」と、発破をかけられる。
 ははぁ!
 自民党は対案を作ると、今朝の役員会で決定したそうだ。
 「自民党の対案を作るのはいいのだが、スケジュール観を教えてほしい!」と岸田委員長に伺うと、
 「政府案のチェックをしながら、政調とも相談し、適時、国対としての対応を取る!」と、何やら禅問答。
 どうも、早めに出して政府に抱き着かれることを警戒している模様。
 対案といっても、そもそも政権交代前の自公案こそが、現実的な対案。

 ・ 認定こども園の、5年後検証と、その結果に基づく手続き簡素案や、幼稚園型の拡充支援策
 ・ 保育ママ制度や預かり保育や無認可保育園への公費投入
 ・ 幼児教育の無償化
 そして、細川議連で準備しているように、児童福祉法改正による、放課後児童クラブへの公的支援拡充(施設&資格)。
 そもそも、待機児童ゼロ作戦を追及してきたのは、自公政権でも同様。
 その方針は、できるだけ、子どもを預かることのできる場所と人の手当てが必要だ、ということ。
 大都会中心にその要望が強く、地域限定の要望でもある。
 政府案は、待機児童対策にはなっていない。
 なぜなら、待機児童の8割は0〜2歳児なのに、総合こども園は3歳児以上が対象。
 ちぐはぐではないか?
 どうして待機児童ゼロ対策として、保育園と幼稚園を合体させての全国的な総合こども園制度にしてしまうのか?
 ましてや規制緩和で、株式会社(適合法人と呼ぶらしい)の参入も認めており、これでは、株式会社に公費投入ということになる。
 今回の政府案では、総合こども園さえ作れば、すべて問題が解消になるような印象を与えるがそれは間違い。
 7000億円から1兆円もの財源を投入するならば、素直に0〜2歳児対象の預かり保育の拠点整備と保育士の処遇改善にすればいいものを。
 どうして制度を複雑化してしまうのか?
 ・・・ などなど、問いただしたい制度論は枚挙にいとまがない。
 しかし。
 子育てに、一層の公費投入をしないと、子どもを産み育てる環境がよくならないのは、それは事実。
 そうなると、政策の選択肢と公費投入の組み合わせ。
 けっして、消費税増税の理屈付けだけになってしまわないような、子育て環境支援競争のような、そういう論戦をしたい。
 その中に、ぜひとも、「家庭教育の充実と支援」という理念も加えていきたい。

 午後、法案の読み込み。
 何度読んでも、よくわからない霞が関用語がいっぱい出てくる。
 ・・・俺もいちおう、国語の教員だったんだけどな。
 霞が関用語だけは、さすがに理解に苦しむ。
 何度も何度も読み込む。

 17時より、福島復興委員会のシナリオ作り。

 18時過ぎより、健康センターにてトレーニング。
 あれ?
 岸田委員長に、浜田代理に、高木議運担当副委員長。
 ここは自民党国対の健康センターか?
 「おめぇ、やっぱ、国対は体力勝負だわな!」と、浜田代理。
 赤いTシャツ着て、元気はつらつ。
 本日は、渋谷のadidasで買った、五本指シューズを履いてトレーニング。
 しっかりと「つかみ」ができて、動きに幅ができる。
 こりゃいい!
 ご機嫌。

 20時過ぎ、自宅に帰り、晩御飯。
 肉団子鍋。
 美味! 


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