衆議院議員
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はせ 日記
平成24年
4月24日(火)

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■4月24日(火)

 4月24日。
 昨年のこの日は、統一地方選挙の、市議選の投開票日だった。
 悲喜こもごも。
 見事当選を果たされた方も、残念ながら議席を得られなかった方も、1年が経過したこの日に、心に期すモノがあろう。
 市議の役割とは何か。
 @ 山野執行部や行財政改革のチェック。そのための議会内過半数多数派工作。
 A 条例や政策の立案、提案。
 B 市の職員の仕事を激励し、応援し、チェック。
 C 予算・財政の執行状況の確認と、検証。
 D 陳情処理。
 E 教育や福祉やごみ処理や防犯や生活保護や保育所や市営住宅入所のお世話などなど、地域にお住まいの市民生活を守る相談、提案。
 F 県政や国政とのつなぎ役。当然、県政や国政に、憲法改正や年金制度や介護サービスについてや国防や外交などの、厳しい批判や提案を届ける。
 G 市独自の姉妹都市外交や、近隣自治体同士の交流。
 H 今、市議会や市議各自が何をしているかの広報。
 I 新幹線時代へのビジョン作成や、文化都市・歴史都市・国際都市・環境都市としての中期長期計画策定・提案。
 J 企業誘致の情報交換。
 ・・・・どうだろう。
 あげればきりがないほど、市議の役割は多岐にわたり、責任は重い。
 だからこそ、市議自身の内省、同僚の目、職員の目、後援会の期待、地域の目、親戚の目、産業界の目を意識しながら、政治家としてのやりがいを実感するのだろう。
 私などは、金沢の実家と、東京の家と、行ったり来たりで、多忙ではあるが、飛行機の中で気持ちの切り替えや気分転換ができる。
 しかし、地元にお住いの市議は、家族も含めて、常に有権者に囲まれている緊張感が襲う。
 たいへんなお仕事。
 みなさん、本当に頑張っている。
 そのエネルギッシュさを、見習いたい。

 7時半、自分で運転して国会へ。
 富ヶ谷〜代々木〜表参道〜神宮外苑〜青山〜乃木坂〜六本木〜永田町と、朝の道路を快適に走る。
 ジョギングをする方や、サラリーマンの通勤や、ホームレスの移動や、小学生の登校時間帯。
 昨日の、京都府亀岡市の事故が脳裏によみがえる。
 未成年の無免許運転の車が、小学生の集団登校の列に突っ込み、妊娠中の保護者を含めて死傷者を出した。
 悲劇。
 我慢ならない。
 この純真無垢ないたいけな子供たちの人生を、いや、子どもを育てているすべての人の善意を踏みにじる蛮行。
 許せないというか、犠牲者を思うとやるせない。
 通学路の交通安全、もっとなんとかできないものか。
 とりわけ、裏道や抜け道が危ない。
 せっかく小学校周辺の横断歩道近辺ではスクールサポーターが旗を持って安全確認をしているのに、裏道でこんな事故があってはやりきれない。
 全国の小学生の通学路安全を、再点検すべきだ!

 8時過ぎには国対に入り、執務。

 9時10分、国対正副会議。
 26日、27日と、本会議開会の準備が整う。
 与野党合意。
 衆議院では、税と社会保障の特別委員会を設置し、議論をスタートさせることに決定。
 27日には、谷垣総裁も登場して、政府方針をただすことになろう。
 しかし、野田総理は、問責2大臣をどう処遇するのか。
 参議院で、圧倒的多数で問責が可決した意味は大きい。
 「国会の意思」を、内閣は無視するのか?
 なし崩しはいけない。
 漏れ聞こえてくるところでは、ゴールデンウィーク中に外遊(卒業旅行)をさせて、連休明けに内閣小幅改造とか。
 甘すぎるよ、野田さん。

 10時、国対控室にて、文化庁の石野文化財部長と、情報交換。
 テーマは、被災地の埋蔵文化財処理迅速化。
 高台移転のハードルとならないように、民間業者も使いながらの迅速化を求める。
 「連休に、南相馬市から石巻市、そして気仙沼あたりへと視察に行きます。被災地の修復文化財や埋蔵文化財の作業現場で、視察できるところがあったら教えてください!」と、お願いする。
 現場を見ておかねば。

 10時半、久しぶりに参議院の国対正副会議に顔をだし、情報交換。
 脇国対委員長、世耕代理と、連休前後の国会の動かし方について意見交換。
 こちらは問責の最前線であり、
 「問責大臣交代させないほうがおかしい!国会の議決を無視するのか!」と鼻息荒い。

 11時より、輝く若葉につられて、ジョギング1時間。
 ここ最近、メタボ気味。
 皇居一周。
 体重は、99キロ→97キロ。
 おお、2キロ減量成功。
 体脂肪は、24.3%。
 まずまず。
 山桜か八重桜か、皇居の周りの、大手濠あたりの桜が満開。
 お昼休みに、近隣企業の社員のみなさんが、お弁当を広げて花見がてらの小休憩。
 日本人らしいお昼休み。

 14時過ぎ、院内幹事長室にて、不適格閣僚追及チームの会合。

 16時、第2議員会館地下1階第7会議室にて、「尊厳死法案」の自民党内勉強会。
 現状でも、医師の責任で医療行為の中止はなされているが、法的に免責条項はない。
 そこで。
 「患者の意思に基づき」
 「終末期に」
 「延命治療を不開始しても」
 「医師の責任を問わない」
 という内容。
 法案説明後、意見交換。

 ・ 難病患者や、障碍者団体のご意見も聞こう。
 ・ 個人の自己決定権最優先。
 ・ 本人の意思が不明確な場合に、患者の家族の意思を尊重すべきでは?
 ・ 延命措置の不開始ばかりではなく、延命措置の中止こそが、ポイントではないのか?
 ・ 終末期の定義をどうとらえるか?!
 などなど、勉強会参加者の議論は沸騰。
 「一案だけだと、賛成か反対になってしまう。そういう2択の賛否を問う法案ではないはずだ。いろんな声を掬いあげて、町村信孝案とか、B案とか、C案とか、複数検討すべきではないか?」と。
 脳死臓器移植法の取り扱いに準ずるべきだと。
 そりゃそうだ。
 死を定義するのだから、おそろしく、重い法案。
 おそらく、党議拘束を外すことになる。
 よって、いろんな考えを検証することとする。

 18時半、森先生と、食事会。
 勉強会を兼ねての食事会。
 21時終了。
 西麻布から歩いて帰る。
 途中、渋谷のTSUTAYAでみちくさ。

 22時20分、自宅到着。
 おりんさんは、英語の宿題ドリルをしていた。
 しかし、テレビはつけたまま。
 KBS World。
 「ドリームハイ」
 あくまでも、2PMなわけね・・・・ 


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