4時28分起床、まだいいや、と思って二度寝。
そしたら、二回目に目が覚めたのは、6時28分。
やばい、寝坊した。
隣でタンバリンがぼけっと寝ていた・・・起こしてくれよ!
がばっと飛び起きて、シャワーを浴びて、7時18分には自宅出発。
・・・綱渡りの朝。
近所の公園の桜は、散り始めた。
道路には桜絨毯。
これもまた趣。
来週あたりには、葉桜を楽しめそう。
咲いて楽しみ、散っても心をつかむ。
それが日本人の精神性だろうか。
7時半すぎには国対に入り、執務。
ニュースチェック。
8時には党本部704号室へ。
文部科学部会。
著作権法修正案(私的違法ダウンロード防止)について、実務者協議の結果を報告し、了承をいただく。
昨年来の実務者協議によって、本来ならば議員立法として提出する予定だったものを、政府提出法案の修正案とすることに至った経緯を説明。
自公民の実務者協議の経緯を報告。
私的違法ダウンロードは、「著作権・著作隣接権の侵害行為」であることは明確。
ゆえに、啓発・教育・配慮・1年後見直し・事業者の防止措置という修正の修正を加えたうえで、了承。
あとは、来週の手続き。
ひと山越えた。
9時10分、国対正副。
@ 北朝鮮の「飛翔体」発射を確認。
1分間ほど飛行後、分裂して海に落下した模様。
失敗?
打ち上げ花火?
この結果、国会運営も一時非常事態。
当然、政府の対応を、応援することに。
A 来週火曜日の17日、本会議の予定。
ウクライナ決議。
国対の後にお手洗いに行くと、とある新聞記者より話しかけられる。
「馳さん、どうして今の政権はこんなにミサイル対応が遅いんですか?私は前回のミサイル発射の時に韓国にいたからわからないんですけど、あまりにも遅いのでびっくりしているんですが、解説してください!」と。
正直な記者さんだ。
そこで、しばし廊下で立ち話し。
「ミサイル発射をする、と、北朝鮮は事前通告してるわけでしょ?金正恩の手柄にするためのパフォーマンスじゃないですか。それは、起こりうる想定外を想定できるじゃないですか。官邸が中心になって安保会議開いたり、事前に外務省が関係国と連携したり、自衛隊と連携して装備を配備したり、国民に発すべきメッセージを幾通りか準備しておいたり、国会決議のお願いをしておいたり、国連との連携をしておいたり。そのあらゆることは、総理が指示すれば、事前に事務方の官房副長官がおぜん立てするんですよ。それが足りなければ、総理や官房長官がまた指示を出し直します。そういう意味での政治主導ができていないのが民主党政権なんですよ。官僚を排除してましたからね!」
と、簡潔に説明。
「やっぱりそうなんですかぁぁ。どう見てもおかしいなぁと、最近官邸に出入りしていて思ってたんですけど、その説明でよくわかりました!」
・・・・
官邸に出入りしている若手新聞記者諸氏がおかしいと思うくらい、この政権の鈍感さは目に余る。
お昼に、看護問題対策議員連盟。
看護連盟の被災地支援の報告をいただいたり、伊吹会長のご挨拶をいただいたり。
13時、本会議。
北朝鮮のミサイル発射の批難決議。
終了後、車を運転して岐阜県へ直行。
各務原インターで高速を降り、政治経済事情の視察。
18時半、視察終了後、金沢へ。
東海北陸自動車道。
ずっと、休みなく、一人でドライブ。
信頼できる秘書がいれば、運転してもらうのだが。
残念ながら、任せられない。
一人でドライブも、好きといえば好きなのだがね。
海外でのプロレスラー時代を思い出す。
いつも一人で、運転していた。
短い時で、カルガリーからレッド・ディアやレスブリッジまでの片道3時間。
長い時で、バッファローやサスカチュワン州までの片道20時間。
今から25年も前の話。
カナダのハイウェイが懐かしい。
雪道が一番たいへんだった。
のろのろのろのろ時速80キロくらいで、延々と続くハイウェイを、暗い夜道を、猛吹雪の中を走ったっけ。
たまに見られるオーロラ(英語圏ではノーザンライツと呼ぶ)を仰ぎながら、運転してたっけ。
夜遅く、金沢に到着。
計7時間のドライブ。
終わってしまえば、こんなもんかな。