4時23分起床、ニュースチェック。
・ 国民新党、連立離脱?
それとも分裂?
「消費税増税には賛同できない」という亀井静香代表の説明はその通り。
しかし、自見金融担当大臣や、松下復興担当副大臣や、森田総務政務官は、閣内にいる。
閣議決定には大臣はサインせざるを得ないはず。
また裂き状態。
本来ならば、政府方針に反対を明言する以上、連立解消が筋。
しかし、与党病の政務3役は、なかなか辞めない。
というか、郵政改革法案が成立していない以上は、亀井さんも、自見さんをやめさせないだろう。
わかりづらいが、これが与党病。
結局、政党政治の崩壊。
7時30分、国対に入り、執務。
曇り空。
8時30分、予算委員会野党理事懇談会。
日程協議後は、雑談。
「参議院は、田中防衛大臣の問責出すのかな?」
「タイミング次第でしょう。北朝鮮がミサイル発射目前ですから、今出すと、国民の理解を得られないでしょうね。」
「あの大臣であっても、交代の混乱よりは、まし?」
「北朝鮮って国は、そういう足元を見てきますからね、付け込ませないほうがいいでしょう・・・・」
「それにしても、自見さんはしぶといね。」
「今朝の閣議で署名するんでしょう?石破さんは、まずはその矛盾を聞くしかないですね!」
「俺が聞くのかな、やっぱり。」
「そらそうでしょう、野党トップバッターですから!」
「またあの、中身のない答弁聞くのか?」
と、石破さんが懸念のとおりだった。
「消費税増税法案」の閣議決定で署名をした自見さんは、国民新党の内部分裂を突っ込まれても、
「長い政治家人生のですね、その中でですね、亀井代表も大変な思いで決断をされようとしてましてですね・・・っすね、・・・っすね、・・・・っすね・・・」と、いつもながら要領を得ない答弁。
連立政権を解消するのかしないのか?
消費税増税問題をどうするかの話なのに、「連立解消に賛成が2人、反対が6人でした!」との自見大臣の答弁。
おかしい。
消費税増税法案は、野田政権が進退をかけている大問題。
連立与党なのに、その国民新党の代表が「政策に賛同できない」ならば、離脱が筋。
それを、連立解消の反対が二人だけだったから、署名したと答弁する自見大臣の鉄面皮。
過半数の多数決で決めていい問題ではないはず。
亀井代表が明確に反対しているのに。
それは、党としての存在意義ではないのか?
本当に、わかりづらい。
さはさりながら、暫定予算質疑3時間。
お昼の12時過ぎには、質疑終局。
採決。
賛成多数で、可決。
この暫定予算を編成したことの申し訳なさも中くらいな民主党。
本来ならば、年度内に予算を成立させられない責任は与党にあるのに、まるで意に介さない無責任態度に、こちらもあきれ返る。
年度内に成立させられず申し訳ない、といった謙虚さのかけらもない。
12時半から本会議。
最初に、民主党から、郵政改革法案の撤回の提案があり、採決。
賛成多数で可決。
その時、民主党席から拍手が起こる。
「あほ!自分たちが提出した法案を撤回したんだぞ、恥ずかしく思いなさい。どうしてここで拍手するんだ。拍手する場面じゃないだろう!なんでも拍手すればいいってもんじゃないぞ!」と、野党席から野次られる始末。
ちょっと、民主党は緊張感がないですね。
暫定予算は、賛成多数で可決。
15時05分のANA機で小松空港へ。
金沢到着後、街頭演説4か所。
示野中町交差点〜大豆田橋交差点〜元車交差点〜金沢駅南口交差点。
本日のテーマは、
@ 暫定予算成立
A 来週は参議院で予算成立
B 放射性廃棄物処理
C 被災地復興支援
D 税と社会保障の一体改革
など。
18時半、私学関係者と、政策勉強会。
外国人留学生問題、私学助成などについて、現場のご意見をいただく。
夜、ニュース。
連立の枠組みがゆらぎ、民主党内が分裂。
連立政権では、国民新党の亀井政調会長と、亀井静香代表が、消費税増税反対。
政権内でも、小沢一郎さんに近い、政務3役のうち、森ゆうこ文部科学副大臣など、数名が辞表提出。
どうもみなさん、性急に過ぎる。
話し合う努力をすべき。
消費税増税反対か賛成か。
実は、みなさん、増税はやむを得ないと実感している。
でも、その前にやることがあるでしょう、という手続き論で分裂。
話し合い、増税の前にやることがあれば、やればいいのだ。
「役職を、辞める!」と、賭けに出るのは、ためにする話。
そんなに役職を駆け引きに使うべきではない。
消費税増税は、手段。
社会保障の具体案を詰めればいい。
経済成長戦略を実行すればいい。
行政改革や、公務員人件費削減や、何よりも、国会議員定数削減を増税の前に断行すればいいだけのこと。
ハードルを越える努力を、皆がすべき。
じゃないと、被災地に申し訳が立たない。
そんなことで、もめている間に、北朝鮮が着々とミサイル発射に向けて圧力を強めている。
足元を見すかされないようにすべき。