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はせ 日記
平成24年
2月17日(金)

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■2月17日(金)

 4時2分起床、ニュースチェック。
 オセロの中島さん、世間を騒がせているけれど、大丈夫か?
 報道では霊能者がそばにいて、中島さんの資産を食いつぶし、マインドコントロールしてるとか。
 事実関係が分からないので報道をうのみにはできないが、俳優の本木さんに家賃滞納している経緯は事実のよう。
 滞納支払訴訟まで起きているとすれば、それは、本人救出が目的と考えられる。
 心配だ。
 訴訟といえば、小沢一郎さんの裁判に絡み、証拠として採用されるべき資料の採否が本日決定する。
 有罪を裏付ける証拠や供述が否定されれば、無罪の公算が高まる。
 政治資金収支報告に絡む形式犯としての扱いになり、それならば無罪が有力。
 とすれば。
 永田町的に言えば、小沢さんが復権を目指してうごめき始めるというシナリオが出てくる。
 消費税増税反対で一旗揚げるか?
 万が一、有罪という結論となるようならば、これまた違った意味で存在感を表して来よう。
 いずれにしても、政治資金規正法に絡む騒動であり、政治の王道の話ではない。
 政局に絡めて国政を揺さぶらないでいただきたいというのが本音。

 シャワーを浴びて着替えていると、いつの間にかタンバリンが俺の枕で寝ている。
 きみ、何様?
 で、背広に着替えて出かけようとすると、今度はおりんさんの頭に乗っかって、あったまっている。
 きみ、王様?

 午前7時過ぎ、衆議院正面玄関到着。
 いつものように国会議事堂を見上げると、曇り空。
 北陸地方は、今日から本格的な寒波との天気予報。
 おそらく、小松空港に降り立つ頃には、吹雪か?
 豪雪地帯の除雪費は限りがある。
 野田総理も約束しているが、特別交付金や予備費を有効活用し、地方財政に不安が生じないようにすべき。

 朝の野党理事懇談会で、来週以降の予算委員会のスケジュールが確定。
 2月20日(月) 一般質疑7時間。
 2月21日(火) 午前中一般質疑3時間。
 2月22日(水) 集中質疑テレビ入り7時間(年金と社会保障と税の一体改革等)
 2月23日(木) 集中審議テレビ入り7時間(円高デフレ対策と雇用等)
 2月24日(金) 地方公聴会(千葉県と滋賀県)
 2月27日(月) 参考人質疑(午前と午後で、テーマを変えて)
 ここまで丁寧につみあがってきたのも、与野党の信頼関係あればこそ。
 総理は税と社会保障の一体改革で「与野党事前協議を!」と繰り返しているが、事実上、テレビ入りの集中審議こそが事前協議。
 特に、年金問題での迷走は、民主党マニフェストの温存が論点となっている。
 いったん、あの最低保障年金7万円という案は、取り下げたほうがいい。
 そのうえで、被用者年金一元化の現行修正案を軸に、将来設計を積み重ねていくのがベスト。
 そういう合意ができつつあるのも、国民注視のテレビ中継で、年金問題を掘り下げて議論しているから。
 低所得者対策や、消費税増税時の使い道や、国と地方の役割分担や、この後には子ども子育て新システムの政府具体案の追及もある。
 後期高齢者医療制度の見直しもある。
 民主党マニフェストでは廃止論が出ていたが、どうも、修正論で出てきそうだし。
 障碍者自立支援法にしたって、マニフェストから大きく後退して、修正案となって出てきそう。
 こういう結論が導き出されるのも、テレビ中継入りのガチンコ勝負があるから。
 それでいいのではないか。
 野田総理は誠実そうに答弁しているが、したたかでもある。
 国民に共感を得ようと努力してる姿は真摯だ。
 あとは、マニフェストを撤回見直しすればいいだけなのだ。

 午前10時、3党合意に基づく「高校無償化政策効果検証実務者協議」スタート。
 衆議院3階、常任委員長室にて開会。
 第1回目は顔合わせ、の予定だったが、さっそく本題へ入る。
 メンバーは、民主党より、田島一成、笠ひろふみ、松本大輔。
 自民党より、馳浩、下村博文。
 公明党より、池坊保子。
 「そもそも昨年8月9日に合意した検証手続きを無視したのは民主党。大いに反省し、今後は誠実に対処されたい。誠実とは、この実務者協議で起こった出来事を正確に幹事長室に伝え、回答を持ち帰ることだ。なしのつぶては許さない。」と、自民党の馳浩より、きつく申し入れる。
 決定したことは、二つ。
 @ 来週は、月曜日より、毎日1時間ずつ、資料精査の上で協議をする。
 A 予算委員会の審議に、実務者協議の結果を反映させる。
 再来週には、教育問題で予算委員会の集中審議が予定されている。
 それまでに、詰めるべき論点は、お互いに持ち寄って詰めていこう、しかしここで結論が出ない場合には、お互いに党に持ち帰ろう、というルールを決める。
 さっそく自民党より、資料請求。
 @ 義務教育ではない高校無償化の目指す教育効果の検証
 A 朝鮮高校への無償化適用基準とその資料
 B 海外在住日本人への支援の是非
 C 留年者などに地方自治体が独自に無償化措置をする場合の交付税算定基準とその額
 D 授業料平均基準支給額118000円よりも高い東京や大阪への激変緩和措置
 E 特定扶養控除廃止後に負担増になった世帯への支援策
 F 所得制限をした場合の基準額
 G 公私間格差解消策
 H 低所得者対策の給付型奨学金制度創設の資料
 などなど。
 今後は、この資料などを基に、「あるべき高校教育」について、その条件整備とともに、教育内容についても議論を深めたい。

 お昼に、党本部704号室。
 スポーツ立国調査会。
 遅れて会議に参加したのだが、さっそく挙手のうえ、質問。
 「国立霞ヶ丘競技場の改修調査費の1億円は、どう使うのか? 持ち主はNAASHであり、河野一郎理事長の見解を伺いたい!」
 と、同席している日本スポーツ振興センターの河野一郎理事長に答弁を求める。
 「東京五輪、2019ワールドカップラグビー、ワールドカップサッカーなどの招致にふさわしい国立競技場に建て替えたい!」
 と、関係者の懇談会で構想を煮詰めていることをご報告いただく。
 「昨年成立したスポーツ基本法では、障碍者スポーツ、アンチドーピング、スポーツ仲裁、国際大会招致支援などの理念が明文化された。その趣旨を尊重し、国立にふさわしい競技場にすべきだ!」と、指摘。
 現在の競技場では、陸上レーンが8レーンしかなく、9レーンが必要な国際規格にあっていない。
 「国立競技場で国際陸上競技大会が開けないのはおかしい。規模拡大や、全天候型ドーム方式にしたら、いったいいくらくらいかかるのか?」と、いう指摘には、
 「1000億円を超えます・・・・」と、遠慮がちな河野理事長。
 ここは、国のスポーツ予算ばかりではなく、TOTOの収益金や、東京都にもいくばくかの負担を求めることになるのではなかろうか。
 財源論は、さらに詰める必要がありそうだ。
 いずれにせよ、
 「世界一の国立競技場を作りたい!」と、いう河野理事長の構想を支えていきたい。

 午後も、「米軍再編と安全保障等」の集中審議は続く。
 2006年時に2+2の協議で辺野古移設と海兵隊分散のセット論を決めた額賀福志郎(ぬかが ふくしろう)元防衛庁長官に諭されて、防衛知識の浅はかさを露呈した田中防衛大臣。
 正直言って、本当にこの人に防衛大臣をまかせた野田総理の人事の下手さには恐れ入る。
 国防は国家国民の生命財産と、国体護持の重要な責務を負っているということを、わかっているのか?!

 午後5時、予算委員会終了。
 羽田空港に直行。
 午後6時5分発のANA機で、小松空港へ。
 やはり豪雪、大寒波。
 到着は、30分遅れ。
 空港出口ロビーで、小松精練の中山会長や、人間国宝の中川衛先生とばったり。
 ごあいさつ。
 秘書の迎えの車で、金沢へ直行。
 しかし、北陸自動車道は、猛吹雪。
 さくら会新年会に到着したのは、予定より40分遅れ。
 全テーブルに、お詫びと、日ごろのご支援に感謝のご挨拶。
 そして、遅れること50分、鳴和中学校30期生同級生有志の会へ合流。
 懐かしいみなさんと、思い出話や、近況交換会で乾杯。
 孫が生まれる同級生もちらほらいるとの情報が入り、うらやましい限り。
 「もう50歳やし、今年は夏にもう一回集まろうや!」と、話がまとまる。

 午後10時過ぎ、散会し、和おんの湯へ。
 まだ雪は降り続いている。
 汗を流した後、自宅へ。
 百坂町壮年会有志とスナックON AIRで合流し、ポカリスエットで乾杯。
 そしたら、瞬く間に雪が積もり始め、帰宅。
 自宅玄関への道のりさえ見えないほどの積雪。
 ここはスコップを持ち出して、雪かき。
 せっかくお風呂やサウナに入ったのに、当然、湯冷め。
 およそ30分、雪かき。
 雪まみれで自宅に帰ったら、すでに午前0時30分。
 ・・・・布団を敷いて、寝るのであった! 


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