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はせ 日記
平成24年
1月25日(水)

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■1月25日(水)

 夜中に何度も起きてマーブルチェック。
 ぐるぐると、力なく喉を鳴らしている。
 だいぶん弱ってきたけど、ちゃんとマットの上にいつものように丸くなっている。
 もうちょっと感情表現がわがままな猫ちゃんならよかったのに、こういう事態になっても、礼儀正しい猫ちゃん。
 そこがまたいじらしい。
 呼ぶと必ず顔を上げるところも。

 ニュースチェック。
 石川県の生活保護受給者の統計分析が、県から出される。
 「現役」の働く世代の受給者増。
 働ける能力があるのに、失業であったり、十分な収入を得られずに生活保護。
 受給世帯の若年化が進み、その固定化が進むことが、一番の心配点。
 国力が衰える。
 その世代の就業支援が最大の課題。
 「労働、納税、教育」は、国民の3大義務。
 本人の意欲や努力にも限界がある、とすれば、そこが行政支援の課題。
 若年化が固定すると、貧困の連鎖にもつながる。
 生活相談、就業相談、学習支援が必要。

 各社社説で、昨日の野田総理所信表明の解説あれこれ。
 総理の言いたかったことは、以下。
 ・ 事前協議入り要請
 ・ 増税分は社会保障財源として国民に還元
 ・ 独法、特別会計改革法案には不退転
 ・ 国家公務員給与や衆議院定数削減
 ・ 東日本大震災復興と、原発事故対応
 しかし、国会運営を円滑にするために、引用したのが、福田・麻生 元総理のねじれ国会対策所信表明演説。
 これでは、身も蓋もない。
 だって、あのとき反対した民主党の国対委員長は野田さん、あなた。
 誠意がない。
 あのときの謝罪と反省が必要でしょう。
 こういうのを、空回りという。 

 午前8時過ぎ、学校に遅れそうなおりんさんを乗せて国会へ。
 でも、車の中から友達を見つけて、そのまま途中下車しちゃったよ。
 現金なやつめ。

 午前8時過ぎ、国会へ。
 資料整理。

 午前9時10分より、国対正副会議。
 参議院は、代表質問が27日(金)〜30日(月)と、週末挟んで股裂きになるので、TPP集中審議を開催することを前提条件として約束したとか。
 参議院で集中審議(もちろんテレビ入り)をやって、衆議院でやらない理屈はない。
 ここは、代表質問後の31日、2月1日の二日間で、衆参でTPP&外交安保等集中審議をすべきだ。
 自民党はすでに、石破茂予算委員会筆頭理事(前政調会長)が、腕を憮して待っている。
 また、岸田委員長から、信じられない事態が報告される。
 「こないだの日曜日に民主党の城島国対委員長から連絡があって以降、今後の国会日程について、一言も俺に連絡がないんだよな。いよいよ国会が始まったのに、考えられないよ。よっぽどわかっていないのか、高等戦術なのか・・・・」
 と、呆れを通り越して、苦笑い。
 本当にもう、民主党の国会対策委員会は、わかっていない。
 数の力で何でも通用するとでも思っているのか?
 衆議院はいいけど、参議院はねじれ国会。
 だったら、どんな小さなことでも、与野党の国会対策委員会の意思疎通が必要。
 そんなこと、この俺でもすぐにわかること。
 特に予算委員会の日程協議が攻防の現場であるのに、何んら連絡がないとは・・・・
 予算成立が遅れてもいいのかね?

 午前10時、東京理科大学の丸山さんがお見えになる。
 2月12日の、日本ソフトボール協会の、指導者講習について、打ち合わせ。
 講師をお願いされたのだが、テーマは、「スポーツ基本法と組織の課題について」。
 「議員立法の背景や、今後の組織運営の在り方について話してください!」と。
 指導者講習会の講演であり、事前準備をしっかりして臨みたい。
 障害者スポーツ、アンチドーピング、スポーツ調停と仲裁、組織のガバナンス。
 いずれも、今までにはない理念。
 ご理解いただき、基本法の精神が現場で実行されるようにお願いしたい。

 午後3時、ようやく、民主党の城島光力国対委員長が岸田委員長のところにお見えになる。
 1月31日からの日程をどうするかがポイント。
 それは、予算委員会の運営にかかっている。
 塩崎恭久代議士より、連絡あり。
 「政府が環境省のもとに創る原子力規制庁は、羊頭狗肉。第3条機関であって、第3条委員会ではない。官僚にだまされちゃいけない。予算も組織編成も人事も、結局は環境大臣の承認のもとに決まるシステム。それでは、政府から独立しているとは言えない!」と。
 原子力ムラとの攻防。
 ここは、自民党も性根を入れて組織改編に対応すべき。 

 午後4時、専修大学レスリング部へ。
 年度末試験の学生。
 でも、練習は練習。
 ここを乗り越えることこそが、学生の本分。
 まずは、新関体育部長にご挨拶し、生田周辺を、ジョギング1時間。
 練習は、午後5時より、7時半まで。
 しばらく見ない間に、また身体が出来上がってきた。
 佐藤コーチと久木留コーチの指導の賜物。
 技術練習では、久木留コーチが、グレコでのガッツレンチの守り方をドリル練習。
 蹴り足と肩のポジションが大切なわけね。

 終了後、おりんさんを迎えに行く。
 元気いっぱいだ。
 「晩御飯は何がいい?」
 「また野菜スープ?」
 「・・・そうしようと思ったけど、他に何がいい?」
 「他に何ができるの?」
 「何でもできるよ、鍋とか、焼き飯とか・・・・」
 「そうだ、焼き飯がいい! パパの焼き飯美味しい!」
 と、いうわけで、焼き飯を作り、大好評。
 あっという間に平らげちゃったよ。
 嬉しいね、作ったものを美味しい美味しいといって全部食べてくれると。
 マーブルも、少しずつ元気を回復してきて、今晩なんて、帰ってきたら起き上がって歩いてくれたよ。
 よろよろしてたけど。
 嬉しいね、こういうちょっとしたことでも、家族で喜びを分かち合うと、倍、嬉しい。


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