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はせ 日記
平成23年
12月10日(土)

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■12月10日(土)

 午前7時半起床。
 あれ?
 おりんさんがいない。
 ん?
 思い出した。
 午前5時過ぎに、おりんさんの部屋の目覚まし時計が、けたたましくなっていた。
 珍しくしゃきっと起きてシャワーを浴びて着替え、ドライヤーを丁寧に欠けて、「パパ行って来ま〜〜す!」と出かけて行った。
 それは、6時半頃のことだった。
 今日は、幕張メッセで、「2PM」のハイタッチ会なのだそうだ。
 指折り数えて待っていたこの日。
 ママに了解を得て、友達と二人きりでの小旅行。
 おりんさんなりに精いっぱいおめかしして、お友達と一緒に、浮き浮きと出かけていった。
 青春だね。
 でも、中学2年生の女子二人きりで、大丈夫かなぁ、と思いながら、二度寝して目が覚めた7時半。

 さっそくニュースチェック。
 浅田真央さんのお母さん、娘の帰国に間に合わず、息を引き取ったと。
 娘と二人三脚でのスケート人生。
 さぞ、無念もあっただろうが、これもまた、人生の縮図。
 合掌。
 妻の作ったホットドッグを二つ食べて、コーヒーを飲んで、パソコンチェックしたり、おりんさんのお部屋を片付けたり。
 天気がいいので、昨日に引き続き、午前11時より、ジョギング。
 ラスト2キロで、200歩ダッシュ5本を入れるインタバルトレーニング。
 靭帯の切れたままの右ひざの痛みも、随分と収まってきた。
 無理せずに、少しずつ、ジョギングの回数を増やしていきたい。
 今年中に、めざせ、体重100キロ、体脂肪21%!。

 午後1時半、平河町の都道府県会館へ。
 県政懇談会。
 谷本知事はじめ、石川県庁の幹部と、県政課題についての意見交換会。
 「野党自民党ですが、ねじれ国会での役割も踏まえて、地方側と問題意識を共有するというつもりで質問します。」
 と、申し上げて、国会議員一発目に質問。
 @ 「消費税増税時の、地方の取り分についての見解をうかがいます!」
 これは、現金支給は国、地方は現物給付の役割分担が持論の谷本知事らしく、
 「地方単独事業に必要な財源を求めたい!」と模範解答。

 A 子ども手当ては、結局、3党合意の上、児童手当拡充策になりました。しかし、地方負担分は倍増となりました。知事会としても意見を出すべきではありませんか?
 ・・・これには言いたいことが山ほどある様子。
 「先ほど申し上げた通り、現金は国、現物サービスは地方というのが筋だと思っています! 民主党はマニフェストで全額国庫負担と言っておきながら、結局地方負担を押し付けている。今後の、国と地方の協議の場で我々の意見を申し上げたい。いまのところは、並行線です!」と。
 特定年少扶養控除がなくなったので、地方税は増税で、税収が増えたのだが、「それは、地方の独自財源!」と、ちゃっかりしっかり者の谷本知事。

 B 小学校2年生の35人学級実現法案は、我々自民党も賛成します。でも、石川県はこれまで独自に小学校4年生までの35人学級を加配方式で実現してきたにもかかわらず、2年生まで35人学級にすることで、その分は、財務省が地方から召しあげようとしています。竹中教育長の見解を!
 ・・・これには、竹中教育長もわが意を得たりと、
 「加配の分は減らさないでほしい!専科教員や特別支援教育に使いたい!」と、地方独自の施策に使いたいとの本音を主張していただく。
 おっしゃる通り。

 C 石川県にも、教科書採択地区協議会の問題があります。小松・能美地区や、加賀地区の現場で起きた事実を教えてください。報道では、採択地区協議会の議論に、に県教委の職員が横やり・恫喝を入れてひっくり返したそうじゃないですか!
 この指摘に、竹中教育長は、
 「明日の日曜日午前10時から、この問題で加賀市臨時議会が開催されます。教委側から説明することになっているので、まだ詳しいことはわかりません!」と苦しい答弁。
 本当はもうわかってるんじゃないの?
 知事や教育長の預かり知らぬところで、「県教委の権威」をかさにきて、教科書選定委員の判断に横やりを入れているという報道が事実とすれば由々しきことだ。
 これは、注目しておく必要がある。

 自説を申し上げる。
 「僕は、地区採択協議会の教科書決定ルールを、住民の身近な市町村ごとの単位で決めるルールにしようと思っています。でも、今の法律は、複数の市町村が集まった地区採択協議会で決めることになってます。小が大を振り回すという、ごり押しはおかしいと思いませんか?」
 この教科書採択問題は教育問題の根幹。
 永田町文教族の大親分、森喜朗先生も黙っていられなくて口をはさむ。
 「私の地元で、だからいうわけではないが、県教委の誰がどういう恫喝をしたか知っとるぞ。その県教委職員の名前まで言わんけど、あまりにもおかしいぞ!」
 と、知事に釘を刺すのであった。

 D 「小松基地F15戦闘機のタンク落下事故について、申し上げます。落下通報後、県警が最初に到着した後、すぐに現場を自衛隊に引き継ぎしたのは現行のルール通りなんです。でも知事、よく考えたらおかしいと思いませんか?一歩間違えたら重大事故だったんですよ。県民の安全を守る県警の視線で、現場の検証や自衛隊への事情聴取・捜査が必要だったとは思いませんか?」
 これには森先生も、自分の支度すぐそばで起こった事案であり、防衛省の「落下事故矮小化事実」の全てを挙げて、憤懣やるかたない心情を吐露。
 「訓練再開するにも、納得のいく地元説明が必要じゃないんですか?それは今朝、防衛省の事務次官と話をしましたが、部品点検・整備を、一年に一回じゃなく、半年とか3カ月に一回にすればいいんじゃないですか?そういうきめ細かい配慮があってこそ、基地を受け入れている地元の皆さんが安心するんじゃないですか?」と、指摘。
 ごもっとも。
 知事も、地元への防衛省の説明が欠かせないとの同趣旨の見解。

 午後3時には終了し、急いで、羽田空港へ。

 午後4時20分の飛行機に飛び乗り、小松空港へ。
 小松着後、地元ごあいさつ回り。

 午後7時、自民党粟崎校下部会 総会懇親会ご挨拶。
 おりからの落雷と霰で、会場となった小さなスナックも、割れんばかりの屋根を叩く音。
 でも、これが、金沢の冬!

 午後7時半、ホテル金沢。
 石川県乾式グルービング協会 総会懇親会。

 午後8時、駅前の「海ん中」。
 教え子、寺田明一くんのお店。
 美味しい海の幸に舌鼓。
 覇世会恒例の忘年会。
 気の合う仲間と、今年一年を振り返りながら、一献傾ける。

 午後9時半、末っ子。
 大島理森代議士に、心からお願いして手に入れていただいた幻の銘酒「田酒」をいただく。
 百坂町壮年会有志のメンバーも、びっくり仰天(死語)の美味しさ。
 日本人の冬は、やっぱり日本酒に限る!
 おかずは、かぶら寿し。
 最高や!
 ご機嫌気分で、午前様!


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