衆議院議員
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はせ 日記
平成23年
12月 4日(日)

12月 3日
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■12月 4日(日)

 窓打つ雨の音で、目覚める。
 午前3時57分。
 パソコンにしてやられて?昨夜は寝る時間を削られた。
 便利なんだけどなぁ、フリーズすると、アウトだからなぁ。
 というわけで、そわそわしながら、昨日外した電池を入れ直してスイッチオン。
 あれ?
 元通り。
 なんだとぉ。
 昨夜の俺の悪戦苦闘の3時間は何だったんだ!
 隣に住んでるいとこの良ちゃんに、よっぽどパソコン修理してもらおうかと思ってせっぱつまっていた、あの3時間は何だったんだ。
 電池外して一晩経てば(というか3時間だけど)直っちゃうのか?俺のVAIOは?
 解せない。
 でもいいや、直ったんだから。

 午前5時、朝起き会、大徳支部へ。
 今週の一句。
 11・28(月) ブリ起こし カニも美味しい 季節かな(冬到来を告げる雷)
 11・29(火) 原子力 協定結ぶ 外交術(事故を横目に原子力技術輸出)
 11・30(水) 思い切り 遊べる体育館 作ってね(大甕小学校)
 12・ 1(木) 流行語 「承知しました」 家政婦は(家政婦のミタ)
          流行語 なでしこJAPAN 想定外
 12・ 2(金) ロックオン 山岡一川 問責へ(来週は参議院で問責)
 12・ 3(土) 長野県 終着駅に 執着し(JC長野の危機感)
 12・ 4(日) 消費税 胴上げよりも 肩車(超少子高齢化の社会保障財源)

 午前9時半、松任運動公園体育館へ。
 湊谷杯 全国学生柔道選手権大会 男子の部 開会式ご挨拶。
 あれ?
 日本学生柔道連盟の佐藤会長が!
 ロス五輪で同じ日本チームであり、それ以来、ご指導をいただいており、昔懐かしい仲間に会ったような気持ち。
 「佐藤先生どうしたんですか、わざわざ湊谷杯に来ていただいてありがとうございます!」
 「おれ、世界選手権で湊谷と一緒に金メダルとったんだよ!」と、佐藤先生。
 そっか、二人は同期生だったんだ。
 道理で話がはずむはずだ。
 体育会の関係は生涯不滅。
 湊谷先生も嬉しそうだ。

 午前10時半、桜華幼稚園。
 材木地区社会福祉協議会主催の講演会。
 会長は、黒梅さん。
 ゲリラ洪水の時、浅野川堤防角落とし問題の、キーパーソン。
 角落とし水門のまん前に住んでおり、苦しい胸の内を吐露されていた。
 ずいぶんと、県と住民側の話し合いの間に入っていただいた。
 その黒梅さんが会長であり、二つ返事で引き受けた講演会。
 テーマは、「学童保育と、働く世代の子育て支援」
 どうしてこの放課後児童クラブ(学童保育)問題に取り組むことになったかについてや、児童福祉法改正による公的支援拡充の意図についてお話しする。
 「材木地区の子育て支援については、スケールメリットについて現実を観るとこから始めましょうよ!」と、お伝えする。
 スケールメリットとは、具体的に言うと、今後5年間で、何人の新入学生が材木小学校に入学するのかという現実を観ること。
 山出前市長により、材木小学校とお隣の味噌蔵小学校は、統合対象となったが、それ以来2年経過、議論は進んでいない。
 「まずは、学校関係者と、地域の代表者が集まっての協議会設置が急務。問題点を共有したうえで、味噌蔵小学校との統合問題を具体化して行けばいいんじゃないかな!」
 と、あくまでも決めるのは住民の皆さんの合意の上ですよ、と申し上げる。
 問題点とは、子どもが成長する小学生時代の教育環境を最優先すべきと言うこと。
 「6年間、もしかしたら義務教育の9年間、この街中に住んでいて、クラス替えのない環境をよしとしますか!!」
 と、申し上げると、参加者もごくりと生唾を飲み込む。
 30分の講演後、1時間の意見交換会。

 終了後、善隣館事務室にて、材木地区特有の「買い物難民対策バス」について説明をいただく。
 民生委員の西田さんは、
 「高齢者の引きこもり対策で始めたんですよ!」
 と、福祉施設の送迎バスを使った無料買い物バスの運行を、この材木地区だけで始めた経緯を説明してくださる。
 材木地区には、ふらっとバスも走っているので、
 「スーパーから遠く、家族も金沢市内におらず、車のない高齢者」が対象。
 週に1回、午前10時からおよそ90分、ジャスコとの送迎を担当する買い物難民バス。
 なるほど。
 高齢者にもひきこもりはいるんだ!
 「もちろん。だから高齢者を地域で孤立化させないのが最大の目標なんです。今じゃ、みんなで仲間ができて、お互いの家を行き来しりしてるほどですよ!」と、買い物難民バスの成功実例を教えていただく。 

 午後は、雨。
 街頭演説できず。
 気持ちを切り替え、12月ゆえ、自宅に戻り、断捨離。
 大掃除。
 見た目?ごみため状態の自室を大掃除。
 というか、どう見ても、汚れている。
 これじゃ、おりんさんを叱れない。
 一念発起、断捨離。
 夏物をしまい、古い衣類を捨て、残った衣類を仕分けし、掃除機をかける。
 要らない段ボールも、靴も、びしばし捨てる!
 母に、
 「この古い掛け軸捨てるよ!」
 と、宣言すると、
 「何ですてるがいね! お母さんとお父さんで一緒に買った思い出の品やぞ! 高かってんぞ!」
 と、いつもの想い出論が繰り出される。
 「だって、お母さんが死んだら、俺が片づけるんだから、今のうちに処分したっていいじゃない!」
 「お母さんが死んだら捨ててちょうだい!」
 ・・・・・
 これ、どう返事したらいいんだろう。
 言葉に詰まりつつも、
 「この部屋には俺が住んでるんだから、いるものがあったらお母さんの部屋に持ってけば!」
 「お母さんの部屋も一杯やがいね。ここに置いといてもいいがいね、平日は国会でおらんげんさけ!」
 と、食い下がる母。
 「わかった、ほんなら地下の駐車場に置いとくわ!捨てんさけ!」
 と、足して2で割る解決法提示し、合意を得る。
 母に黙って捨てると、一生恨まれるからな、気をつけなきゃ!
 そうこうする3時間。
 ゴミが出てくる出てくる、ゴミ袋に8袋。
 粗大ごみや不燃物は置いておけないので、中野秘書と荒井秘書が、ゴミを運ぶための車で助っ人に参上。
 そしたら、さっきまで50歳の息子に説教たれていた来年80歳の母は、なんと、俺の秘書にちくるのであった!
 「秘書さん、聞いてちょうだい、うちの浩ったらね、お母さんの想い出の額縁を勝手に捨てようとするげんぞ!」
 (って、馳浩代議士の権威はどこへ行く〜〜〜)
 苦笑いする秘書二人なのであった。
 外は氷雨。
 家の中は、埃と、誇りを失った50男の汗まみれ。
 まぁね、年老いた母が、家の中のモノを捨てられない気持ちはわかるんだけどね、それにも限度があるっしょ。
 およそ3時間、ひとまず、6畳半の俺の和室は、きれいさっぱり片付く。
 めでたし、めでたし。
 お昼ご飯を食べていなかったので、秘書二人と母と4人で、自宅前・百坂にある、8番ラーメン森本店へ。
 味噌ラーメンライスと餃子定食。 

 午後4時、中村県議・高市議を囲む夕日寺地区の会 ご挨拶。
 午後5時過ぎ、伏見台地区・岡田直樹、黒沢かずき、馳浩合同地区後援会 忘年会ご挨拶。
 午後6時過ぎ、石川県・金沢市健康マージャン協会 設立総会 懇親会ご挨拶。
 そして、強い雨の中、小松空港に向かい、最終便であわただしく東京へ。
 羽田空港で「米沢牛すき焼き弁当」を買い、帰りのセブンイレブンで缶ビールとカップラーメンと漬物購入。

 自宅に戻ったのは、午後10時半。
 おりんさんは、漫画読んでいた。
 妻は、ベッドでテレビを見ていた。
 パパは、一人、リビングで、お弁当をいただきながら、缶ビール。
 この孤独な時間がたまらない、ご機嫌な、日曜日の夜。
 テレビからは、久保田利伸のミニライブ「YOU WERE MINE♪」
 ますますご機嫌♪ 


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