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はせ 日記
平成23年
10月13日(木)

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■10月13日(木)

 3時24分起床。
 テレビをつけると、「おねだりマスカット」放映中。
 どうして夜中もテレビ番組やってるのかね?
 こんなバラエティ番組、必要あるのかね?
 ・・・と思いつつ、しばし、番組を見ているのであった。

 午前8時過ぎには国対に入り、執務。
 臨時国会の論戦準備。

 午前10時半、国際交流基金の安藤新理事長が、ご挨拶にお見えになる。
 前イタリア大使。
 スポーツ交流でもお世話になる国際交流基金。
 よろしくお願いします。

 午前10時45分、有田芳生参議院議員と懇談。
 先日書いた「サポーター外交」の記事について意見交換。
 私はサポーター外交は必要だと思うが、それは政治側の都合や思惑や強制であってはいけない。
 まさしく、サポーターが主体的に意思表示し、日本サッカー協会が派遣を判断し、申請をするところから始まる話だろう。

 午前11時過ぎ、法制局の奥課長と、「オウム真理教新法」(議員立法)についての勉強会。
 「団体規制法の、被観察団体の、周辺住民の生活の平穏を確保するために必要なことは何か!」をテーマに、新法を検討する。
 要綱まで出来上がる。
 来年1月は、観察処分延長の期限。
 したがって、そのあとにでも国会提出できれば、と思う。
 スケジュール観も踏まえて、検討することにする。 

 午後1時、東京ビッグサイト西展示棟4階へ。
 「プレミアム テキスタイル ジャパン」に、石川県から出店する展示物視察。
 森喜朗元総理、岡田直樹県連会長もいっしょ。
 石川県の繊維産業の最先端技術が、世界に紹介される展示会だ。
 石川繊維リソースの伊藤会長が、ご案内をしてくださる。
 「天女の羽衣」という商品は、まさしく、世界一薄くて、ファッショナブルな生地。
 これは、石川県でしか作れない製品。
 「円高対策だなんだと言ってますが、われわれ石川県の繊維業界に言わせれば、ちゃんちゃらおかしいですよ。圧倒的な商品力、ものづくりの技術力があれば、世界で競争を勝ち抜けるんです!」
 と、ゆるぎない理念をお示しになる。
 「だから、TPPなんて、参加しなきゃいけないですよ。競争あってこそ、日本の技術力は磨かれるんですから!」
 「あとは、技術開発の研究費や設備投資費や、販路拡大について、政府や県が後押しの助成をしてくださればいいんです。技術開発や他産業分野進出(異業種交流)は、我々が頑張りますから!」
 「炭素繊維分野ばかりでなく、ファッション分野にも、もっと支援してくださいよ!」
 などと、ご意見をいただく。
 森先生は、「糸へん」産業がまさしく加賀地域の地場産業だったこともあり、展示会には毎年ご参加とのこと。
 「事業所の数も雇用数も、これからも石川県のメイン産業は繊維なんだよ!しっかりと支援してもらわなきゃ困る。だから君と岡田くんにいっしょに見ないかと声をかけたんだよ!」
 と、ご指導いただく。
 「若手県議も含め、君たち若い政治家が、石川県の繊維産業を発展させていく責任があるんだよ!」
 ともお示しいただく。
 感謝。

 午後3時より、国対にて、あたらしい予算委員会次席理事である、小池百合子さんと情報交換。
 予算委員会の「野党理事連携」こそが、今後の国会運営の枢軸。
 民主党は、そこから公明党を分断し、「民公政権」を構築し、衆参での過半数を制し、安定政権を築こうとしている。
 政策合意もなく、そういう「数合わせ」だけの合従連衡には、公明党は慎重である。
 従って、我々自民党は、民主党政権の「マニフェスト矛盾」を突きながら、財政と税制と社会保障と外交・国防の王道を歩まねばならない。
 それこそが、国益に貢献する道であり、国際社会の信頼を勝ち取る道のりだ、と。

 新しく国対委員長代理になった浜田靖一先輩(専修大学出身)と、臨時国会のシナリオを話し合う。
 「でも、よく考えたら、政府提出法案をどう処理するかとか、補正予算をどう仕上げるかとか、こんなの与党の仕事なんだよな。俺たちが心配してやる必要ないんだよ。でも、議運は超党派で海外視察に行ってるし、平野国対委員長は府知事選で大阪に行ったきりだし、輿石さんはあてにならないし、いったい民主党の司令塔はどうなってるのかね?」
 と、素人でもわかりそうなことまでもが、準備できていない民主党の国会運営。
 政党として機能していない。

 午後7時には自宅に帰り、資料整理。

 午後8時45分、おりんさんを迎えに行く。
 タンバリンが一緒についていくといって聞かないので、助手席に乗せるが、すぐに運転席にやってきて、パパを踏み台にして、外を見ているのであった。
 外の風景が楽しいンかね? 


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