3時46分起床。
世界レスリング選手権、4日目。
女子55・59・63キロ級。
インターネットで、結果チェック。
吉田さほり9連覇、伊調かおり7連覇。
空前絶後、前代未聞の連覇。
59キロ級の斉藤は3位。
吉田・伊調の階級は、いずれもロンドン五輪出場権獲得。
男子グレコが全滅だっただけに、女子の活躍は際立つ。
ここまでで女子は金メダル3個と銅メダル1個。
五輪出場権も3階級でゲット。
日本は、やっぱりなでしこの時代?!
臨時国会スケジュール。
急転直下。
会期延長を、民主党も飲まざるを得なくなった模様。
14日間、つまり、9月いっぱいは延長決定とか。
午前9時からの与野党幹事長会談で、輿石東民主党幹事長が14日間延長を申し入れてくる模様。
やった。
本会議場で、反対討論をした甲斐があった?!
よっぽど野田総理も危機感を感じたのだろう。
アノ、本会議場の騒然とした野次の空気に。
「職場放棄」 「国会逃亡」 「言行不一致」 「うそつき!」 「論戦から逃げるな!」 「3党合意守れ!」 「答弁を恐れるな!」
とまぁ、あらん限りの罵声を浴びせられていた野田総理。
「論戦もできないへなちょこ内閣ならばとっとと千葉に帰り、駅前街頭演説でもしていなさい!」
「逃げるな民主党、閣僚は答弁を、論戦を恐れるな!」
と、いう馳浩の反対討論も少しは効いたみたいだ。
それが口汚い野次ではなく、国民の本音だとようやく気付いたのだろう。
午前8時過ぎ、衆議院玄関到着。
入り口のエレベーターで、民主党の松本剛明国対委員長代理と呉越同舟。
戸惑い気味の松本さんが、記者諸氏に語っている。
「敵を欺くときは、まず味方から!」
って、あれ?もしかして、松本さん、国会会期延長の話を知らされていないのかな、輿石さんから。
こちとらは、逢沢委員長と始終一緒にいるから、昨日の夜あたりから、雲行きが怪しくなってきていて、延長になることはほぼ確実とわかっていた。
にもかかわらず、与党の国対委員長代理が知らなかったでは、そりゃ、どうなのよ?
で、衆議院3階の自民党国対に入り、執務、情報収集。
会期延長は、ほぼどころか、確定。
松本剛明、大丈夫か?
午前9時からの与野党幹事長会談で、輿石東さんが、14日間の会期延長を提案。
・・・おいおい、提案する前に、採決で会期幅4日間を決定してしまった反省と、謝罪の言葉が必要でしょうに。
言っときますけど、14日間の延長をしても、予算委員会はできても、各委員会での大臣所信質疑までは日程が足りなくてできませんよ!
それに、約束していた3つの議員立法(原発事故調査委員会設置法・二重ローン対策法・私学災害助成法)の処理はできません。
臨時国会は、2度まで延長できる。
9月30日になったら、再延長の攻防が出てくるのは必定。
「通年国会しかない!」と思う。
午前10時、国対にてレク。
経済産業省製造産業局の間庭車両課長と意見交換。
この課長さんは、競輪の場外車券売り場建設許認可のキーパーソン。
大徳地区での場外車券売り場建設問題について、改めて法令チェック。
法令や省令や通知などにもとづき、全国のサテライト建設経緯を丁寧にチェック。
2007年に、大徳地区でこの問題がわき上がった際にもチェックしたが、改めて、再チェック。
間庭課長さんに、昨今の大徳地区賛成派や反対派の動き、金沢市議会の動き、山野市長発言などの金沢市の事情を、説明。
関係法令や省令や局長通知によると、
「設置者が、地元住民等への説明会を開催し、同意書の取得が必要」とある。
4年前にいったん、市議会で反対請願が全会一致で採択されている。
従って一度はこの建設計画は否定された。
再度、建設計画を陳情として提出する以上、この住民説明会は、改めて、丁寧にやる必要があると思われる。
そして、「地元」の定義とは具体的に何か?
平成19年10月1日に発出された、経済産業省製造産業局長通達等によると、
「(半径1km以内の)設置場所の所在する町内会等の同意(しかるべき手続きを経た同意書)」
または、
「地方自治体の長の同意」とある。
そういうことだ。
半径1キロ以内の町会長の反対署名と捺印が市長や市議会各会派に提出されており、そのコピーを間庭課長にお見せすると、
「これでは、(許認可のハンコを押すのは)無理ですよね。一人一人説得して、町内会等の同意書をもらわないと・・・・・」と。
この1週間の金沢市議会における情勢をお伝えすると、
「それは、地元町内会等の同意を得ているとは、とても言えませんね」
と、間庭課長ははっきりとおっしゃった。
町内会の同意とは、「しかるべき手続き」なのだそうだ。
昨日は、反対派の町会長や団体代表が、市長室や議長室、そして、市議会各会派の部屋を、反対署名を提出して回ったそうである。
間庭課長も、関心が深い様子。
ギャンブル施設建設推進派の皆さんも、もう少し、丁寧に住民説明会を開いて、時間をかけて同意書を求める作業=しかるべき手続きが必要ではなかろうか?!!
いきなり陳情書を提出するのは、地元反対派住民からすれば、抜け駆けされたような裏切られた気持ちになるのは当然だろう。
4年前に市議会で全会一致で否決されてから、今日にいたるまで、どれほどの住民説明会を開いてきたのか?
午前11時、前川北陸地方整備局長と、森本金沢河川国道事務所長が表敬訪問にお見えになる。
せっかくなので、
@ 3.11以降に凍結された公共事業−5%の解除はまだか?
A 来年度から、公共事業の一括交付金は市町村にも拡大されるそうだが、その基準は決まったか?
B 304号線の清水谷地域の工事は順調に進んでいるのか?
C 金沢東部環状道路の今後の整備計画は?
などなど、情報をお聞きする。
−5%の解除はまだだそうで、
「まずはそこから始めないと、防災工事も景気対策も進まないんだけどねぇ、民主党政権は、もう・・・」
とため息。
一括交付金についても全く情報がないそうで、これでは地方整備局長もお手上げだろうに。
ふんとにもう、民主党政権。
わからんことだらけだ。
お昼に、第24控室にて、各委員会の理事を集めて、会期延長の経緯説明。
私から一言、逢沢委員長に申し上げる。
「まさか、輿石さんとうちの石原幹事長は、会期延長するから政策協議に参加してくれとの交換条件に合意していないでしょうね。まずは、4日間で閉会にしようとした無茶苦茶な手法に抗議し、謝罪させるべきです。そして、野党共闘して国会運営に臨む体制を作るべきです。その上で政策協議に参加するかどうかのはずです。じゃないと、政策協議の土俵だけを勝手に作って、自分たちのペースに引き込んで、延長14日間だけで終わらせてお茶を濁しますよ、民主党は!」
と指摘。
明快な答弁はなかった。
ということは、策士・輿石東幹事長と、なにがしかの交換条件を交わしている可能性がある。
おかしい。
こちらが譲る話でもないはずだ。
国会運営の王道を正々堂々と、民主党に提示して行くべきだ。
ここは26日からの予算委員会で、釘をさしておかねばなるまい。
本会議前の代議士会で、一言吠える。
「被災地に休みはありません。国会議員は休んでいる暇はありません!臨時国会は、2度まで延長できます。我々自民党は、通年国会を提案すべきです!」と。
午後1時、本会議。
会期延長議決。
14日間。
あれ、討論しないの?
一昨日は採決で強引に会期を決めたのに、今日は黙って延長手続きだけかよ。
延長に至った経緯を考えれば、民主党は本会議で討論をして説明をすべき。
午後3時、日体大深澤キャンパスへ。
理事会。
学事、教学それぞれの報告をいただき承認。
人事案件や、規則改正や、関連学校の将来ビジョンの確認。
こうやって、学校法人 日本体育会の系列校の運営が前に進んで行く。
いろんな困難もあるが、中心校である「日本体育大学」を軸に、より一層の発展を期して行きたい。
午後6時、羽田空港発のANA機で、小松空港へ。
台風の影響で、悪天候。