衆議院議員
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はせ 日記
平成23年
9月3日(土)

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■9月3日(土)

 昨日の朝からずっと寝ていない。
 極度の緊張でハンドルを握る。
 この台風の強風にあおられ、となりのトラックにあおられ、水しぶきに視界を妨げられ。
 東北道のトラックの多さよ。
 蔵王サービスエリアで、しばし休憩。
 さすがにバケツをひっくり返したような雨であり、俺の運転技術では、これ以上のドライブは自殺行為。
 駐車場に車を停め、エンジンを切り、シートを倒してうつらうつらと目をつぶる。
 ぱっ、と目を覚ましたら、ありゃりゃ、寝過ごした。
 50歳のおっさんは、疲れが取れるのも遅いのか、寝過ごした。
 やばい、急がなきゃ。
 ハンドルにしがみつき、北上再開。
 仙台〜北上〜そして西仙北。
 秋田県に入り、ようやく青空が見えてきた。
 西仙北サービスエリアで一休みし、腰を伸ばす。
 あと一息。

 午前10時45分、何事もなく、秋田市立城東中学校到着。
 玄関で茂木先輩が待っていてくださった。
 感謝。
 さっそく午前11時から12時半まで、講演。
 テーマは、「君は何と闘っているのか?」と題して、キャリアアップ教育の講演。
 お金の話や、自己評価の話や、海外遠征の話や、ボランティア活動の話。
 終了後、そのままハンドルを握り直し、金沢へ。

 なんか、こういう生活、昔のカルガリープロレスラー時代そのものだ。
 5〜10時間運転し、ガソリンスタンドでコーヒーを飲み、ピザハットでご飯を食べて、会場ついたら練習し、試合が終わったらシャワーを浴びて次の試合地へまた10時間のドライブ。
 モーテルからモーテルへの旅がらす。
 青春時代だった。
 そんなことを思い起こしながら、秋田道の河辺ジャンクションから南下開始。
 仁賀保インターで降りて、国道7号線を酒田まで。
 下道は、遅い。
 ちんたらちんたら。
 酒田南インターで、「日本海側東北道」に乗り、また鶴岡で降りる。
 でもって、また国道7号線に入り、日本海を右手に見ながら新潟県に入る。
 小さな港町をいくつも抜ける。
 ようやく道の駅朝日に到着。
 初めての休憩。
 お手洗いを済ませ、マンゴーサイダーとあんパンとこしひかりアイスもなかで、めちゃくちゃなお昼ご飯。
 でも、この、米粒の入ったこしひかりアイスもなかが、抜群に美味しい。
 お土産に、ピリ辛茄子漬と、食べるわかめちゃんを購入。
 末っ子のお土産だ。
 これをつまみに皆で焼酎だな。

 気を取り直して、日本海側東北道の「朝日まほろばインター」に乗り、新潟中央ジャンクションで北陸道に合流。
 それにしても、日本海側東北道はミッシングリンク。
 こりゃ、つながなきゃ意味がない。
 太平洋側の震災時の代替道路でもあり、物流の重要インフラ。
 それがまだこの体たらくでは、やはり日本の道路行政や政治の怠慢と言わざるを得ない。
 すべて東京や大阪を中心に、大都市中心に社会基盤整備してきたつけが、ここにきて地方にしわ寄せとなっている。
 国土全体のダブルラダー構想が必要だ。
 その最たるものが、東北道に対峙する、この日本海側東北道の全線開通だ。

 さて、そんなことを考えながら日本海に沈む夕日を味わい、車は長岡ジャンクションへ。
 ここで上越方面に方向を変え、金沢へ向かう。
 秋田から走り始めて、ようやくガソリン給油したのは有磯海サービスエリア。
 ハイオク満タン。
 そして金沢に到着。
 昨日の夜からみちのく一人ドライブ。
 事故もなく、つつがなく全行程を走り終えて、安堵。

 さっそく金沢の自宅に迎えに来ていた秘書の車に乗り込み、片町へ。
 「英霊を守る米沢会」の総会懇親会へ。
 遅れたお詫びと、先般の8・15護国神社式典開催御礼のご挨拶。
 一川さんの「素人シビリアンコントロール」はこの会でも話題になっており、金沢弁でいう、「だらんねぇか!」というお叱りの声多し。
 およそ15分で全テーブルご挨拶し、もう一件の会合へ。

 こちらは、駅前アパホテル。
 実務スタッフのビアパーティー。
 ここでも遅れたことのお詫びをし、あとは生ビール片手に国政報告。 


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