3時58分起床。
ぱっちりと目が覚める。
夜は弱いが、朝には強い。
さっそくパソコンを開いて、ニュースチェック。
日本柔道、昨日は3連覇のかかった上野が銀メダル。
格闘技の世界は難しい。
おいそれと3連覇させてはくれない。
研究されてるもんな。
でも、上野は攻め続けての決勝敗退。
地元フランス選手との決勝。
地元びいき?
そういうこともある。
反省し、来年ロンドン五輪向けて、ねじを巻き直してほしい。
柔道も男子より女子のほうが成績がよろしい。
レスリングもそう。
サッカーもそう。
世界で戦うなでしこの強さの秘密は何?と、いう研究がそろそろ出てきてもいいかな?
本日の文部科学委員会 質問資料精査。
今国会の最後になりそう。
数えてみると、今国会では、本会議、予算委員会、文部科学委員会、法務委員会、青少年特別委員会、科学技術イノベーション特別委員会などで、通算29回の質問をした。
今日は30回目。
有終の美を飾りたい。
午前7時半過ぎ、国対に入り執務。
午前9時20分より、文部科学委員会理事会。
午前9時30分より、科学技術イノベーション特別委員会理事会。
重なってしまった。
文部科学委員会で質問があるので、こちらに専念。
午前11時より、はせ浩質疑。
@ 私学災害復旧助成法の必要性と国会での処理について
・・・五十嵐財務副大臣は「財務省は何が何でも反対というのではない」と答弁。高木大臣も「必要性はわかる」と理解。
「だったら、与野党協議でそのギャップを埋めればいいんですよ。民間保育園や、医療法人などとの公平性を詰めればいいんです!」
と、指摘すると、うなずく高木大臣と五十嵐副大臣。
「今朝、自民党のベテラン代議士と、民主党の安住国対委員長が会談し、次期臨時国会の冒頭ででも処理できるようにとの方向性を安住さんが出しました!」
と、指摘すると、さらに参議院での反対姿勢を軟化させる高木大臣。
高木大臣は、国対委員長経験や議運筆頭理事経験が長いので、私が指摘したことの意味は良く理解していただけたよう。
私学への建物等復旧補助率を2分の1から3分の2へのかさ上げで必要となる予算措置は、218億円。
「たった218億円くらい、出しなさいよ!」
と、公明党の池坊保子先生が野次る。
その気持ちは高木大臣も共有しているようだ。
そこでたたみかける。
「私学でも教師や職員の雇用保険が切れる今年後半は、経営が立ち行かなくなる。来年度の児童生徒学生の募集がもうすぐ始まるが、募集の見通しが立っていない。ましてや現状ですら、避難で転校・退園・休園・転園の子どもたちがたくさんいて、私学経営者が困窮している。こういう状況で、どうして施設建物再建できると思うんですか!」と。
うなずく高木大臣と五十嵐副大臣。
もうひと押しだ。
次期臨時国会に向けて、環境整備をし、なんとか冒頭にでもこの法案を成立させて、私学経営を救いたい。
A 3党合意と高校無償化について
・・・・・プレス民主の高井美穂さんの発言は、3党合意の趣旨(政策効果を検証し、減額の方向で見直し)とは違う。3党合意は幹事長が替われば変更されるのか?それとも公党間の約束は守るのか?朝鮮学校への支援金はどうするのか?
と指摘。
3党合意の重みは重々知っている高木大臣は、「その方向性で見直すべきと考えている」と当たり障りなく答弁。はせ浩の挑発には乗らなくなってきたようだ。しかし、朝鮮高校への審査一時停止について、
「超法規的措置での一時停止がいつまで続くのか?自民党は教育的判断で反対だが、こういう理不尽なやり方は良くない。高木大臣のときの懸案は、辞める前に、大臣声明という形ででも、今後の方針を示すべきではないか?次の大臣への宿題を残すべきではない!」
と、挑発すると、
「しかるべく対処する!」
と、明確に答弁。
ん?
これは一歩も二歩も踏み込んだ発言。
朝日新聞の記者があとでトイレまで追いかけて取材に来て、連れションしながら、
「高木大臣、何とかすると言ってましたよね!」
と、確認に来たが、確かにそう答弁した。
朝鮮学校に対して、
「教育的に判断する!」
と、いっておきながら、不測の事態で、菅総理の指示で、超法規的措置を続けている文部科学省。
審査再開基準すら示せていない。
俺とすれば、9月2日、サッカーワールドカップ予選が開催される前に、再開基準を示すべきだと思う。
もちろん、自民党は、「教育的視点」に照らし合わせて絶対反対だが。
国民の税金を、「個人崇拝」「誤った歴史認識」「日本敵視政策「拉致問題不誠実」の北朝鮮の支配する学校に出すべきではない。
およそ30分の質問終了。
最後にしては、実り多い質疑となった。
そして一般質疑終了後、「私学災害復旧助成法」(参議院提出議員立法)の趣旨説明。
参議院から、「スケート飲みの王者」橋本聖子提案者(文教科学委員会自民党筆頭理事)がやってきて、趣旨説明。
これで次期臨時国会での冒頭処理の環境が整った。
継続案件として是非とも処理したい。
やった、終わった!
気分も新たに、お昼御飯は冷やし中華とプリン。
美味しい!
午後1時、文化庁の吉田次長がお見えになり、先般質問した「古九谷論争」での、中国による「なんちゃって九谷商標登録問題」についてレクをしていただく。
「ところで吉田さん、どうして俺がこの古九谷論争にこだわるかわかる?」
「・・・・は、さぁ、どうしてですか?」
「実は、狙いは、鍋島藩と大聖寺藩と米沢藩をめぐる人間ストーリーです!」
「は?それはどういう意味ですか?」
「地場産業とブランド化ですよ。どうして古九谷はいったん下火になって途絶え、逆に柿右衛門は世界に飛躍したか、ですよ!」
などと、「古九谷論争物語」のねらいどころをお伝えする。
「従って、寺前加賀市市長と連携して、この古九谷論争はさらに国会で追及します。事実関係を厳しく追及しますから、楽しみにしていてくださいね!」
と、宣戦布告?する。
「なんか、面白そうな展開になってきましたね!」
と、吉田次長。
午後2時より、「Gスピリッツ」の取材。
小佐野さんが、わざわざ国対までお目見え。
橋本眞也レスラー論をテーマに、カルガリーでの橋本眞也や、90年代前半の日本プロレス界や、四天王と三銃士の接点とを語り合う。
資料整理をして、国対の仕事を店じまい。
あとは、終盤国会は民主党の代表選が中心。
ネズミの運動会?
あまり関心はない。
誰がなっても、「三党合意」を誠実に真摯に実行できるかどうか。
そして、第三次補正予算の成立後は、速やかに解散総選挙すべき。
岡田幹事長が政権交代マニフェストの財源論で謝罪し、三党合意文書をまとめた以上は、民主党政権の正当性はない。
総選挙もせずに、二年で三人目の総理は、民意無視。
菅総理の思いつき暴走政治だけではなく、民主党政権であることこそが、被災地復興への妨げ。
午後5時、いったん自宅に戻り、シャワーを浴びて、着替える。
午後6時、渋谷の「巨門星」(こもんせい)へ。
国会馳事務所懇親会。
生ビールで、残暑暑気払い。
午後8時前には自宅に戻り、おりんさんに晩御飯を作り、食べさせる。
ママの作ったハンバーグと、パパの作ったいつもの「特製スープ」。
そしておりんさんは、ミュージックステーションの「2PM」を見ながら叫ぶのであった。
「ネクタイダンス、ちょ〜〜〜〜かっこいい!」
やっぱ時代は韓流!?