4時32分起床、ニュースチェック。
島田紳助さんがアウトなら、同じく暴力団関連企業から献金をもらっていた、前原さんもアウト。
加えて、外国人違法献金の説明責任も果たしていないし、みそぎは済んでいない。
民主党代表選も、島田さん引退のニュースでかき消されてしまった。
「行列のできる法律相談所 どうなるのかな?」
「ヘキサゴン どうなるのかな?」
「鑑定団 どうなるのかな?」
「ポスト紳助はロンブー淳かな? 線が細いか?」
そんな感じ。
午前8時前には国対に入り執務。
午前10時、本日午後の参議院環境委員会の答弁打ち合わせ。
「公明党の江田さんは、公明党の加藤修一さんの答弁ね!」
「自民党のはせは、みんなの党の水野賢一さんと、共産党の市田さんの答弁ね!」
「民主党の田島さんは、国民新党の亀井さんの答弁ね!」
と、いうわけで、割り振り決定。
この答弁を済ませれば、明日の採決が待っているのみ。
緊張感とともに、心が躍る。
ここが議員立法の醍醐味。
立法趣旨を、議員を代表して述べることができる至福のひと時。
午前11時、第2回「学童保育に公的支援を充実する勉強会」開催。
この勉強会は、阿部俊子さんと二人で始め、超党派ということで全国会議員に呼びかけて始めた。
準備会合も含めて5回目になろうか。
最初は二人だったのに、今日はたくさん来てくださった。
自民党は、逢沢一郎、小坂憲次、永岡桂子、田村憲久、吉野正芳。
民主党は、山井和則、瑞慶覧長敏(ずけらん
ちょうびん)、田中美絵子。
今後、皆さんにも呼びかけ人となっていただくことに。
本日の議題は、
・ 被災地の学童保育現状(いわき市より指導員の報告)
・ 来年度概算要求(10%シーリング+1.5倍要求の基準)
・ 全国学童保育協議会からの報告(真田事務局長)
この会の趣旨は、あくまでも「公的支援の拡充」。
ターゲットは、二つ。
@ 小学校での施設設置
A 指導員の資格化
である。
その目的完遂のための最大目標は、立法強化。
児童福祉法改正か、「学童保育推進法」立法化だ。
次期臨時国会においても、その方向で、法制局をこのメンバーに加えることを決定。
また、厚生労働省と文部科学省との「放課後の児童の居場所づくり」の観点からの予算化を見守ることとする。
さらにさらに、被災地の学童保育については継続してフォローして行くことを決定。
お昼に清和会昼食会。
民主党代表選の話題は、さすがに盛り上がらない。
どの代表であっても、大連立はあり得ないし、被災地支援や原発事故対応は協力することになっている。
政権交代後の民主党の失政に、免罪符を与えるわけにはいかない。
党の綱領もない浮草政党、政権維持だけの世論調査政党、アンチ自民党だけが大黒柱の政党に、延命策を与えるわけにはいかない。
それよりも、「3党合意」を守る代表かどうか、国家観を語れる代表かどうか、約束を守れる人かどうかが、問題。
民主党内のコップの争いではいけない。
マニフェスト見直しをしたんだから、次期代表は、第3次補正後に、解散総選挙すべし。
その方針で臨む。
午後1時半、参議院環境委員会。
江田五月環境大臣が握手を求めてくる。
「馳さん、奥様はお元気ですか?」
そう、大臣とうちの女房とは、テレビ出演を通じて旧知の間柄らしい。
それに、民法改正論議(親権・児童虐待・離婚後の親子面談・ハーグ条約等)で、4時間近くも論議したので、少しははせ浩の認知度が上がったみたいだ。
和やかな空気で論戦スタート。
「どうして政府提出法案ではなく、議員立法なのか?」
「国と東電との責任はどう違うのか?」
「費用負担はどうするのか?」
「国がいったん全額支払い、東電に求償するという、原子力賠償法のスキームを使うのか?」
「特別地域は、どういう基準で選ぶのか?」
「ホットスポットの選定基準は?」
「高濃度の土地の買い上げや、借り上げの選択肢は?」
「環境基準の数値は、8000ベクレルを参考にするのか?」
などの鋭い質問に、丁寧に答えて行く。
およそ1時間半。
あっという間に質疑終了。
やった!
これで明日の採決を待つのみ。
大仕事を終えた安堵安堵感もそこそこに、衆議院国対に戻り、与野党協議大詰めの調整に入る。
案件は、「被災地私学補助率かさ上げ法案」の取り扱い。
参議院先議。
参議院の野党一致して賛成し、可決され、衆議院に回ってきた法案。
ところが、なぜか民主党は反対。
「そりゃおかしい。直近の民意は賛成だ!参議院の意思を尊重すべきだ!」
と、こちらも譲らず、合意文書を交わすことに。
「被災地私学補助率かさ上げ法案については、今国会中に委員会に付託して継続案件とし、与野党協議を継続し、次期臨時国会で速やかに成案をを得るものとする!」
と、いう文言で折り合うこととする。
あとは、明日の文部科学委員会の一般質疑で、内容確認の質疑をすることで一件落着。
加えて、明日の文部科学委員会の最中につるしを下ろし(本会議趣旨説明を省略して委員会付託し)、趣旨説明をすることも決定。
やった。
あとは、明日の質問で、高木大臣と財務省に確認答弁を求めるのみ。
パソコンに向かい、すったもんだで質問事項が出来上がったのは、午後7時過ぎ。
「遅れてすみません。」
と、文部科学省の国会担当者に質問事項と明日の資料を渡す。
午後8時過ぎに自宅に帰る。
妻が、晩御飯の準備をしている。
「おりんさんは?」
「近所の商店街!」
「どして?」
「お祭り!」
「じゃあ、タンバリン連れて散歩に行こう!」
「怒るわよ、パパとママに見られたくないお年頃なんだから!」
「見て見ぬ振りすりゃいいじゃん!」
「そうね!」
と、いうわけで、タンバリンの散歩がてら、商店街の盆踊りへ。
雑踏ではしゃぐと困るので、タンバリンを抱っこすると、なんと、じっとしている。
「なんでこんなにおとなしいの?」
「暑いから歩くのかったるいのよ!」と妻。
そんな犬いるか?
商店街の混雑で、ひときわ可愛い(親バカ)おりんさんを発見。
見て見ぬふりをしながら、同じ中学のお母さん方と談笑。
帰りも、おりんさんと別々に帰るのであった。
晩御飯は、お魚干物焼きと、枝豆と、肉豆腐。
缶ビールが進むのであった。
そのうちおりんさんも帰ってきて、明日からのテストの準備。
え、明日からもうテスト?
中学生も大変だ・・・・・・
パパも負けずに、明日の質問準備しよう・・・・と思いながら、缶ビールで酔っ払って爆睡。
情けない親だ。