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はせ 日記
平成23年
8月25日(木)

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■8月25日(木)

 4時32分起床、ニュースチェック。
 島田紳助さんがアウトなら、同じく暴力団関連企業から献金をもらっていた、前原さんもアウト。
 加えて、外国人違法献金の説明責任も果たしていないし、みそぎは済んでいない。
 民主党代表選も、島田さん引退のニュースでかき消されてしまった。
 「行列のできる法律相談所 どうなるのかな?」
 「ヘキサゴン どうなるのかな?」
 「鑑定団 どうなるのかな?」
 「ポスト紳助はロンブー淳かな? 線が細いか?」
 そんな感じ。

 午前8時前には国対に入り執務。

 午前10時、本日午後の参議院環境委員会の答弁打ち合わせ。
 「公明党の江田さんは、公明党の加藤修一さんの答弁ね!」
 「自民党のはせは、みんなの党の水野賢一さんと、共産党の市田さんの答弁ね!」
 「民主党の田島さんは、国民新党の亀井さんの答弁ね!」
 と、いうわけで、割り振り決定。
 この答弁を済ませれば、明日の採決が待っているのみ。
 緊張感とともに、心が躍る。
 ここが議員立法の醍醐味。
 立法趣旨を、議員を代表して述べることができる至福のひと時。

 午前11時、第2回「学童保育に公的支援を充実する勉強会」開催。
 この勉強会は、阿部俊子さんと二人で始め、超党派ということで全国会議員に呼びかけて始めた。
 準備会合も含めて5回目になろうか。
 最初は二人だったのに、今日はたくさん来てくださった。
 自民党は、逢沢一郎、小坂憲次、永岡桂子、田村憲久、吉野正芳。
 民主党は、山井和則、瑞慶覧長敏(ずけらん ちょうびん)、田中美絵子。
 今後、皆さんにも呼びかけ人となっていただくことに。
 本日の議題は、
 ・ 被災地の学童保育現状(いわき市より指導員の報告)
 ・ 来年度概算要求(10%シーリング+1.5倍要求の基準)
 ・ 全国学童保育協議会からの報告(真田事務局長)
 この会の趣旨は、あくまでも「公的支援の拡充」。
 ターゲットは、二つ。
 @ 小学校での施設設置
 A 指導員の資格化
 である。
 その目的完遂のための最大目標は、立法強化。
 児童福祉法改正か、「学童保育推進法」立法化だ。
 次期臨時国会においても、その方向で、法制局をこのメンバーに加えることを決定。
 また、厚生労働省と文部科学省との「放課後の児童の居場所づくり」の観点からの予算化を見守ることとする。
 さらにさらに、被災地の学童保育については継続してフォローして行くことを決定。

 お昼に清和会昼食会。
 民主党代表選の話題は、さすがに盛り上がらない。
 どの代表であっても、大連立はあり得ないし、被災地支援や原発事故対応は協力することになっている。
 政権交代後の民主党の失政に、免罪符を与えるわけにはいかない。
 党の綱領もない浮草政党、政権維持だけの世論調査政党、アンチ自民党だけが大黒柱の政党に、延命策を与えるわけにはいかない。
 それよりも、「3党合意」を守る代表かどうか、国家観を語れる代表かどうか、約束を守れる人かどうかが、問題。
 民主党内のコップの争いではいけない。
 マニフェスト見直しをしたんだから、次期代表は、第3次補正後に、解散総選挙すべし。
 その方針で臨む。 

 午後1時半、参議院環境委員会。
 江田五月環境大臣が握手を求めてくる。
 「馳さん、奥様はお元気ですか?」
 そう、大臣とうちの女房とは、テレビ出演を通じて旧知の間柄らしい。
 それに、民法改正論議(親権・児童虐待・離婚後の親子面談・ハーグ条約等)で、4時間近くも論議したので、少しははせ浩の認知度が上がったみたいだ。
 和やかな空気で論戦スタート。
 「どうして政府提出法案ではなく、議員立法なのか?」
 「国と東電との責任はどう違うのか?」
 「費用負担はどうするのか?」
 「国がいったん全額支払い、東電に求償するという、原子力賠償法のスキームを使うのか?」
 「特別地域は、どういう基準で選ぶのか?」
 「ホットスポットの選定基準は?」
 「高濃度の土地の買い上げや、借り上げの選択肢は?」
 「環境基準の数値は、8000ベクレルを参考にするのか?」
 などの鋭い質問に、丁寧に答えて行く。
 およそ1時間半。
 あっという間に質疑終了。
 やった!
 これで明日の採決を待つのみ。

 大仕事を終えた安堵安堵感もそこそこに、衆議院国対に戻り、与野党協議大詰めの調整に入る。
 案件は、「被災地私学補助率かさ上げ法案」の取り扱い。
 参議院先議。
 参議院の野党一致して賛成し、可決され、衆議院に回ってきた法案。
 ところが、なぜか民主党は反対。
 「そりゃおかしい。直近の民意は賛成だ!参議院の意思を尊重すべきだ!」
 と、こちらも譲らず、合意文書を交わすことに。
 「被災地私学補助率かさ上げ法案については、今国会中に委員会に付託して継続案件とし、与野党協議を継続し、次期臨時国会で速やかに成案をを得るものとする!」
 と、いう文言で折り合うこととする。
 あとは、明日の文部科学委員会の一般質疑で、内容確認の質疑をすることで一件落着。
 加えて、明日の文部科学委員会の最中につるしを下ろし(本会議趣旨説明を省略して委員会付託し)、趣旨説明をすることも決定。
 やった。
 あとは、明日の質問で、高木大臣と財務省に確認答弁を求めるのみ。

 パソコンに向かい、すったもんだで質問事項が出来上がったのは、午後7時過ぎ。
 「遅れてすみません。」
 と、文部科学省の国会担当者に質問事項と明日の資料を渡す。 

 午後8時過ぎに自宅に帰る。
 妻が、晩御飯の準備をしている。
 「おりんさんは?」
 「近所の商店街!」
 「どして?」
 「お祭り!」
 「じゃあ、タンバリン連れて散歩に行こう!」
 「怒るわよ、パパとママに見られたくないお年頃なんだから!」
 「見て見ぬ振りすりゃいいじゃん!」
 「そうね!」
 と、いうわけで、タンバリンの散歩がてら、商店街の盆踊りへ。
 雑踏ではしゃぐと困るので、タンバリンを抱っこすると、なんと、じっとしている。
 「なんでこんなにおとなしいの?」
 「暑いから歩くのかったるいのよ!」と妻。
 そんな犬いるか?
 商店街の混雑で、ひときわ可愛い(親バカ)おりんさんを発見。
 見て見ぬふりをしながら、同じ中学のお母さん方と談笑。
 帰りも、おりんさんと別々に帰るのであった。

 晩御飯は、お魚干物焼きと、枝豆と、肉豆腐。
 缶ビールが進むのであった。
 そのうちおりんさんも帰ってきて、明日からのテストの準備。
 え、明日からもうテスト?
 中学生も大変だ・・・・・・
 パパも負けずに、明日の質問準備しよう・・・・と思いながら、缶ビールで酔っ払って爆睡。
 情けない親だ。 


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