朝5時41分。
金沢駅出発のしらさぎ2号で、名古屋へ向かう。
この時間は、まだ涼しい。
駅構内は、閑散としていると思っていたら・・・あにはからんや。
月曜日の朝一番、仕事に向かう方も多く、また行楽に向かう親子連れも。
中2階のコーヒーショップは、満員御礼。
出張とは言え、電車の旅は楽しい。
さっそく北國新聞を開いて、記事をチェック。
車窓を時折眺めながら、新聞記事をのんびりチェックする、このひと時がたまらなく好きだ。
電車は、新幹線白山車両基地あたり。
この工事も急ピッチで進んできている。
3年後の開業とともに、金沢以西の新規着工が待たれる。
沿線各県の連携が重要ポイント。
午前8時51分、名古屋駅到着。
あわただしく、近鉄線に乗り換え。
午前9時ちょうど発の特急で、三重県津駅へ。
ここで待っていてくださったのが、チャイルドライン支援議連の皆様。
河村建夫会長、大河原雅子事務局長、太田さん、中屋さん。
合流して、一身田駅前の「三重県子育て支援サポートNPO事務所」へ。
もともとは旅館だったところを、オーナーのご厚意でお借りしているとのこと。
年代物の?駅前旅館の風情そのもの。
2階に通していただき、田部眞樹子理事長はじめ、スタッフの皆様とさっそく意見交換させていただく。
三重県のチャイルドラインは、NPO団体と行政との協働作業が素晴らしくうまく進んでいる典型。
その歴史的経緯はなんだろう?という疑問に、答えはすぐに出た。
答えはすぐに出たけれど、これをまねて全国で同じような組織づくりをするのは、至難の業だろう。
リーダーシップを発揮する田部さんのカリスマ性と、実践力。
それを受け入れている行政側の度量の広さ。
その団体を支えるボランティアの質の高さ。
それに尽きる。
民生委員・児童委員・公民館というのではなくて、もともとは、「子ども劇場」から始まった組織づくり。
なるほど。
だからこそ、社会全体で支え合う子育てに、関心と責任感の強い仲間が団結したのだろう。
したがって、受け手ボランティアの研修レベルが、驚くほど高い。
ここだ。
400名ほどいるボランティアの質の高さ。
三重県で、9か所ある拠点ごとにフォーラムを開いて、ネットワークづくりをしているとか。
これが、地域の核となっており、活動の軸。
そのうち4か所は、県の地域庁舎を借りているので、家賃は無料とか。
そして、年間1000万円の資金を集めてファンドを組み、運営費を捻出していることも、素晴らしい。
「自分たちでやらないと、自立支援型にならない!」との田部理事長の問題意識。
「事業をすればそれでいい、というだけでは組織は堕落する。常に社会貢献のミッションを意識している!」と。
また、妊産婦の時代からのかかわりが重要なので、
「ハローベビープロジェクトで、周産期医療からのかかわりを持っています。妊産婦のネットワーク作りをしています!」と。
至れり尽くせり。
仲間が作ったお料理を、持ち寄ってのお昼御飯。
「いつもこんな感じ?」
「そう、お料理は、特別に用意するんじゃないんです。みんなで無理せず、一品ずつおかずを持ち寄るんです!」と。
みんなで無理せず、出来る協力から始める。
まさしく、NPO団体の理念そのもの。
そして、持ち寄ったおかずをいただきながら、わいわいがやがやと「同じ釜の飯を食いながら」議論を積み重ねるとか。
そりゃそうだ。
お腹が減っては、いいアイデアも出てこないだろうし。
組織作りの原点をうかがえた視察であった。
カリスマ性とリーダーシップと、おかずの持ち寄りね。
菅総理に聞かせてあげたい話?
午後1時25分、津駅発の近鉄特急列車で、名古屋駅に戻る。
ちなみに、事務所のあった旅館の、「一身田(いっしんでん)駅」・・・・この名前の由来はなんだろう?
気になるのであった。
名古屋駅で新幹線に乗り換え、午後4時13分、東京駅到着。
新幹線の中では、中国の高速鉄道事故のニュースにくぎ付け。
先頭車両を破壊して、すぐに埋めてしまった中国当局。
隠蔽工作?
中国当局の得意技?
臭いものにはふた?
安全神話はどこへ?
午後4時半過ぎ、議員会館に入り、執務。
午後5時より、法制局と、「放射性廃棄物対処法案(議員立法)」骨子案の下打ち合わせ。
午後6時、健康センター。
すでに、山谷えりこさん、佐田玄一郎さん、浜田靖一さん、高村正彦さんが汗を流していた。
ヨガ腹筋360回、背筋200回、首押し100回、ヒンズースクワット340回、腕立て伏せ90回、ジャンピングスクワット90回、アームカール30回、アップライト30回、ショルダープレス30回、ラットマシン30回。三点倒立3分。
まずまず。
体重は、100.7キロ。
体脂肪率は、23.7%。
夜、渋谷のソフトバンクにいたおりんさんとママをピックアップして自宅に帰り、晩御飯。