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はせ 日記
平成23年
6月26日(日)

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■6月26日(日)

 4時起床、朝起き会、内灘支部へ。
 広間座談で、「脱原発どう思いますか?」という心配の声をいただく。
 「脱原発イエスかノーかでいえば、イエスです。しかし、それは全原発をいきなり廃炉にする意味ではありません。安全性の確保最優先という趣旨です。その道のりを議論して示すことが政治です。」
 と、率直に、お伝えし、そのプロセスをお話しする。
 ・ 原発を全部やめた場合の日本のエネルギー供給力
 ・ その場合の製造業など経済界・金融界への影響
 ・ エネルギーシフトの目標設定
 ・ 自然エネルギー全量買い取りした場合の電気料金コスト高
 ・ 安定的な電力供給の必要性
 ・ 節電、省エネ計画

 従って、「エネルギー供給のベストミックスの議論なしに、脱原発の言葉だけが躍る菅総理の政治プロセスは、国際社会の理解も得られない。いたずらに国益を損なう。」と。
 「あたしら国民はよくわからんさけ、そういうところを国会議員の皆さんにわかりやすく説明してもらわんと!」と、ご理解をいただく。 

 午前7時、河北潟干拓地へ。
 UCHINADAサイクルロードレース開会式。
 石川県自転車競技連盟主催の大会。
 緩詰潔会長も大会会長として、元気にご挨拶。
 雨模様。
 肌寒い。
 でも、こういうローカルレースにも、期待を抱く全国からのサイクリストは、笑顔満開。
 競輪界のスーパースター、小嶋敬二選手も親子で参加。
 「どこのプロレスラーかと思ったら、小嶋じゃないか!」
 「本職に言われたくありませ〜〜ん!」
 と、軽口をたたき合いながら、お互いに激励。
 それにしても、競輪界の怪物小嶋の足は、本当にすごい。
 これぞプロ!
 開会式の後、スターターを務め、しばし茶店で一服。
 紅谷秘書と一緒に、ホットドッグとバナナシェイクの朝ごはん。

 午前9時、石川総合スポーツセンターへ。
 金沢市民レスリング大会。
 一般や高校生に加えてジュニアの大会もあり、福井・富山・長野・新潟からもご参加いただく。
 感謝。
 久しぶりにお会いした富山県の苅部コーチ・角地山コーチに、
 「富山県からもいい選手を専修大学によこしてください!」
 と、お願いする。
 金沢ジュニアクラブのレスラーは、がぶりからのゴービハインドや、がぶられた時の腕の処理がまだもたついているなぁ・・・・などと技術チェック。
 時間ぎりぎり、午前11時まで試合観戦。

 急いで小松空港へ。
 午前11時50分、小松発のJAL機で羽田空港へ。
 駐車場に停めてあった車を自分で運転して、一路、一橋大学国立キャンパスへ。
 午後2時半には到着。

 日本語教育学会主催の、「活気ある社会づくりと、日本語教育」というテーマでのシンポジウムに参加。
 会場には500名近い参加者。
 日本語教師や、ボランティアの皆さんなどの関係者が多い。
 民主党の中川正春代議士(元・文部科学副大臣)とともに、政策としてのアプローチを披露。
 「主務官庁は、文部科学省がすべきでしょう!」
 「定住外国人の生活支援は、内閣府が総合的に対応すべきです。でも、日本語教育については、文部科学省がガイドラインを作るべきでしょう!」
 「国立日本語教育研究所(仮称)が必要でしょう!」
 「国内での定住外国人との共生を想定し、日本語教育を国策として推進すべきです!」
 「日本語教育推進法(仮称)が必要です」
 「生活言語と学習言語の2段階でのレベル認定・検定制度が必要です!」
 「やはり、小学校や中学校での日本語教育が、まずは集住都市において定着されるべきでしょう!そのための人材育成・研修充実ですね!」
 「教員免許法の改正で、日本語教師の免許が必要です!」
 「名古屋大学法学部がやっているように、途上国で日本語を教え、マスターした日本語で日本の法律を解説できるようにまですべきでしょう!それも日本の国際貢献です!」
 「中国の孔子学院は 国家的な戦略。日本は、例えばODA予算で寺子屋を途上国に建設し、教育システム支援を継続するというのが現実的な海外教育文化支援です!」
 などなど、これまで自民党内で議論してきたあれこれについてもお伝えする。
 「国会も70日間延長されました。2年前に修正成立した独法改革の国語研廃止法でも、日本語教育については2年後の見直し条項が附帯決議で入っています。延長国会で、その後の経緯をチェックすべきでしょう!」
 と、シンポジウムを締めくくる。
 主催していただいた日本語教育学会のみなさんに感謝申し上げるとともに、今後のロビー活動や政策提言活動の継続をお願いしたい。
 そして、現場の声には、われわれ政治家も、与野党協力して、熱烈に答えていきたい。

 この後、車を運転して羽田空港に向かうも、大渋滞。
 本来ならば午後6時5分の飛行機で金沢に戻る予定だったが、かなわずに断念。
 いたしかたなく、首都高速を途中で降りて自宅に戻り、晩御飯。
 久しぶりに親子3人の晩御飯。
 妻が特製「トウフ豚しゃぶしゃぶ」を作ってくれた。
 味付けはポン酢。
 ザーサイとねぎをたっぷり入れて隠し味。
 「あなた、ご飯は松ちゃんごはんよ!」
 って、ええええええ???
 こんなに美味しいのかい?
 どうりで森先生が絶賛するはずだ。
 でも、森先生、いまだに一人でレンジでチンしてるのかな? 


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