衆議院議員
はせ 浩 ホームページ

はせ 日記
平成23年
3月27日(日)

3月26日
3月28日


■3月27日(日)

 3時27分起床、ニュースチェック。
 そして、一昨日の文部科学委員会の議事録精査。
 ふむふむ。
 論点は、やっぱり、「基礎定数か、加配定数か」だ!
 とすると、次は、総額裁量制の実態をもとに、「十分加配定数を活用してやっていける」というシナリオに持って行くべきか?

 平成16年度から開始した総額裁量制は、小泉構造改革の副産物。
 義務教国庫補助負担金を全額一般財源化するという財務省や総務省の議論と、「憲法の趣旨からして国が責任を持って死守すべきで、おかしい!」という文部科学省のやり取りの中から、3分の1に縮減となった。
 その際に、現場の裁量を拡大すべき、という論点から、総額裁量性が採択された。
 都道府県にとっては、やりやすいような・・・。
 それでいて教職員にとっては有難迷惑な制度。
 数を確保するために、非常勤や任期制限教職員を多く採用することになれば、生活不安が出てくるからだ。
 その後どうなったかの実態数字がほしいところ。 
 基礎定数と加配定数を合わせた総定数分を、都道府県が独自の「総額裁量制」で総定数を条例で決めて配分することになっている。

 体よくいえば、
「非常勤講師や任期付き常勤講師や臨時任用を増やして数を確保する。でも、教職員の給与水準や身分保障は二の次!」
 だ。

 だから、現在のように15%も非常勤や臨時任用の教員が増えているわけだ。
 そこにいかに歯止めをかけるか!
 それは、「義務定数」の確保だけで十分か?
 それとも「義務定数+加配定数」のマッチングでの確保か!
 そんなわけで、もうちょっと総額裁量制の実態に迫りたいところだ。
 それと、財務省の方針を見ていると、教職員給与に対する疑心暗鬼を感じたりもするのだが・・・
 そんなに教職員給与ってブラックボックスなのか?
 やっぱり実態数字がほしい。

 午前7時過ぎにはホテルを出て、大阪駅へ。
 170円でJRチケットを買い、まずは桜島駅へ。
 そこでコミュニティバスに乗り換えて、200円、運賃を払う。
 無事に午前8時過ぎには舞洲アリーナ到着。
 昨日は第1回女子小学生全国大会。
 本日は、第20回小学生大会(男女混合)。
 ともに、東日本大地震被災者支援チャリティ大会。
 開会式で、被災者に対するお見舞い、犠牲者への黙祷、行方不明者の安否確認のお祈りを捧げる。
 また、時節柄、災害発生時の避難経路を開会式で確認する。
 非常口はどこか?どういう指示で避難するか? どこに集まるか?の確認。

 開会式後、2階のロビーで、ミズノ社の公認公式ユニホームやシューズを拝見。
 お値段は3000円前後とお手頃?
 シューズもしゃがみやすく工夫がされていて、これなら学校の内履きにも使える?
 記念Tシャツは、600着を準備されたようだが、昨日で売り切れてしまったと。
 「 ミズノさんにはスポンサーとしてもお世話になっておりましてありがとうございます。これからもお願いいたします。」
と、協会会長としてご挨拶。

 そのあと、2階来賓席で試合観戦していると、午前9時50分過ぎ、いとこの馳良一さんから留守番電話。
 「父(良平)の容態が急変して、先程亡くなりました・・・・」

 ええええええええええええええええええええええええええええええ!
 まさか!
 でも、事実。
 どうしよう・・・

 おじさん4兄弟姉妹は仲が良かった。
 4人とも長らくいまだにみんな半径200メートル以内に住んでいる。
 13年前に俺の親父が亡きあとは、父親代わりのように、ファミリー後援会の会長として応援してくださった。

 俺が馳家に養子に来たのが小学校3年生の時。
 以来、親族の一員として、とても可愛がっていただいた。
 親父亡きあとは、身体が続く限りと、しばらく裏山のリンゴ園を面倒見てくださってもいた。
 言葉に言い尽くせないほどのお世話になりっぱなしで、何の恩返しもできなかった。
 まさか今朝、息を引き取ったとは、想像だにできなかった。
 容態がおもわしくないとは数日前から聞いていたので、今度の週末にお見舞いに行こうと思っていたのに・・・・
 こんな、あっという間に逝ってしまうなんて。
 ショックだ。

 すぐにドッジボール協会の皆様に事情を申し上げて、会場を辞する。
 急きょ金沢に戻ることに。
 バスと電車を乗り継いで大阪駅に向かい、午前11時42分発のサンダーバードに飛び乗って、金沢駅へ。
 午後2時23分に金沢駅到着。
 迎えの町岡秘書の車に乗り込み、午後3時には、良平おじさんのご自宅に到着。
 ちょうど、読経の始まったところ。
 間にあった。
 2階の座敷に親戚一同が集まっている。
 遅れて畳の上に正座し、手を合わせる。
 20分ほどお寺さんにお経をあげていただき、焼香。
 あっという間のことなので、悲しむ暇もない、といったところ。
 え、なんで?
 と、実感がわかない。
 でも、白い布をまくりあげて合掌すると、やっぱりおじさんは、冷たくなっていた。
 ちょっとやせたかな?
 まだ眠っているようだ。
 心をこめて、合掌。
 なんまんだぶつ、なんまんだぶつ、なんまんだぶつ・・・・・・・・
 お参りをして、そのまま小松空港へ。
 午後5時過ぎの飛行機で東京へ。

 モノレールと山手線とバスを乗り継いで、自宅に戻る。
 晩御飯は、ミートソーススパゲッティ。  


3月26日
3月28日
戻る
先頭メニューへ