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「アテネ出張リポート 8月24日(火)」

 

 昨日の余韻さめやらぬままに、レスリング・グレコローマンスタイル応援。しかし、55キロ級豊田雅俊(とよた・まさとし)、84キロ級 松本慎吾(まつもと・しんご) ともに予選1回戦敗退。二人とも、確かに強豪との対戦であり、厳しいせめぎ合いであったが、勝ち目がなかったわけではない。豊田はリードしながらも終盤スタミナ切れ?で自滅。減量がうまくいかなかったのだろうか、いつもの強気な攻めがなかった。

 松本も、延長で反られて敗退。松本は反り技を覚えれば、得意の怪力を生かした技のレパートリーが増えて、もっと欧米の選手にも通用する。俵返しだけでは技を見切られてしまい、試合展開が単調になってしまうのだ。胸を合わせた状態からのかん抜き投げでもいいから、捕まえてすぐに勝負する気持ちが大事だ。予選敗退濃厚となり、二人とも力があるだけに惜しい限り。

 レスリング会場を10時半に出て、いったんホテルに戻って背広に着替え、日本大使館へ。
 常陸宮殿下妃殿下がオリンピックの応援にいらしているので、望月大使夫妻主催の歓迎昼食会。小野大臣やJOCの竹田会長、IOCの猪谷理事とともにこの馳浩も招待をいただき、参席。

 常陸宮両殿下との食事会は、5月の金沢での電子顕微鏡学会での歓迎晩餐会以来。ついこのあいだのことでもあり、両殿下とも覚えていてくださる。殿下とはやはりプロレスの話で盛り上がり、そして妃殿下とは、お飼いになっていらっしゃるロン毛のダックスフンドの話題で盛り上がる。

 望月大使のヒゲは、奥様には不評であるということもわかり、お酒も少々入ってにぎやかな昼食会。しかし、食事会終了後、野球の準決勝の結果が入り、しょんぼり。オーストラリアに0−1で惜敗とのこと。投げては松坂が力投したらしいが、いかんせん、打てなくては。このあたり、ソフトボールの結果と同様、オーストラリアに打線の差で負けたような気がする。オーストラリアは、シドニー五輪以来の強化策が、まだまだ継続しているということか。

 わが国も、今回は個人競技でメダルを多く獲得しているが、団体競技は体操のみ(体操も個人競技の積み重ねみたいなもの)。とすると、ナショナルトレセンを早く整備して、団体競技の強化拠点としなければ、北京五輪には間に合わない。平成19年(2007年)中には、総合体育館と宿泊棟の一部でも完成させねばなるまい!

 

 夕方、アクロポリス宮殿登山。ゴールデンエイジホテルから、西秘書官などと歩いて1時間ほどかけて登る。途中、マラソンゴールのアスタナシオ競技場を眺めたり、なんとTBS「筋肉番付」のおそらく特番であろう、「モンスターボックス」の収録風景を眺めたりしながら、アクロポリスへと向かう。
 ただもう、歴史の1ページに圧倒されるばかり。心なしか、奈良盆地の風景に似ているような気がする。今にもこの神殿に神様が光臨するような、そんな迫力と神秘さを漂わせている。

 

 夜、シンクロデュエット競技予選観戦。日本チームはロシアに続いて2位。素人目に見ても、ロシアのパワフルさと繊細な表現力は圧倒的。日本チームの技の切れと演技構成は抜群だが、パワーと表現力の奥深さではロシア。

 

 終了後、シンタグマ公園近くの韓国料理店で、専修大学OB会。鈴木啓三総監督を囲み、沢内和興先輩、馳浩、佐藤満、久木留毅に、アメリカチームの八田コーチをゲストに迎えて、レスリング談義。 

 
アクロポリスよりアテネの街

アクロポリスよりアテネの街

アクロポリスよりアテネの街

アクロポリスパルテノン神殿

アクロポリス音楽堂とアテネの街

パナシナイコ競技場
 


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